転職サイト・転職エージェントのおすすめの選び方
転職サイトも、転職エージェントも、利用者は無料。違うメリットがあるからこそ、両方上手に使いこなす!
- 転職エージェントは職務経歴書や履歴書、面接対策、年収アップ対策、企業分析をサポートしてくれる
- 転職サイトの方が企業から見た採用コストが安いので人事は同じ人材なら転職サイト経由の人を採用する
転職エージェントを駆使しながら転職ノウハウを蓄積して、最終的には転職サイトから自分で応募すると採用確率や年収アップ率が高くなるのです。何サイト登録しても費用は0円なので複数のサービスを併用しながら、いいとこどりをするのが賢い転職サイト・転職エージェントの活用方法なのです。
転職サイト人気ランキング
人気ランキング | サービス名 | 専門分野 | 登録ユーザー数 | 診断ツール | 検討リスト | 検索条件保存 | 企業スカウト | 提携先スカウト | 応募前質問機能 | レコメンド機能 | 求人更新頻度 | 公開求人数 |
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1位 | リクナビNEXT | 総合 | 約910万人 | ○グッドポイント診断、転職後年収レポート | ○気になるリスト | ○ | ○オファー、応募歓迎 | ○転職エージェントオファー | ○ | ○転職仲間 | 週2回 | 40,209件 |
2位 | type | 総合 | 約300万人 | ○転職力診断テスト | ○検討中リスト | ○ | ○スカウト、応募歓迎 | ○転職エージェントスカウト | - | - | - | 2,323件 |
3位 | ビズリーチ | 総合 | 約96万人 | - | ○気になるリスト | ○ | ○スカウト、プラチナスカウト | - | - | - | - | 56,717件 |
4位 | エン転職 | 総合 | 約800万人 | - | ○気になる求人リスト | ○ | ○スカウト、オファー、応募歓迎 | ○転職エージェントスカウト | - | ○ | 週2回(月・木) | 5,562件 |
5位 | マイナビ転職 | 総合 | 約575万 | ○パーソナリティ診断、バリュー診断 | ○気になるリスト | ○ | ○スカウト、マッチング | ○転職エージェントスカウト | ○ | - | 週2回(火・金) | 13,422件 |
6位 | CAREER CARVER | ハイクラス転職 | - | - | ○気になるリスト | - | ○スカウト | ○ | - | - | - | 66,399件 |
7位 | キャリトレ | 総合 | 約50万人 | - | ○興味がある求人リスト、興味がない求人リスト | ○ | ○スカウト、プラチナスカウト | ○ | - | ○ | - | - |
8位 | はたらいく | 総合 | - | - | ○検討リスト | - | ○「らいく」サービス | - | - | - | 週2回(月・木) | 3,195件 |
9位 | イーキャリア | 総合 | 約138万 | - | ○気になるリスト | - | ○スカウト | ○ | - | ○ | 毎日 | 9,310件 |
10位 | 転職ナビ | 総合 | 約206万人 | - | ○気になるリスト | - | ○スペシャルスカウト、マッチスカウト | - | - | - | 毎日更新 | 6,952件 |
転職エージェント人気ランキング
人気ランキング | サービス名 | 専門分野 | 相談拠点 | 実績データ | 公開求人数 | 非公開求人数 | 非公開求人割合 |
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1位 | リクルートエージェント | 総合 ITエンジニア ものづくりエンジニア ハイクラス・高年収 | 東京、西東京、宇都宮、さいたま、千葉、横浜、京都、大阪、神戸、名古屋、静岡、北海道、東北、中四国岡山オフィス、中四国広島オフィス、福岡 | 転職支援実績No.1。累計49万名以上 (2019年3月期) 親しい人に最もおすすめしたいエージェントサービス (NPSベンチマーク調査2018年) 取引社数 :約1万9000社 (2019年3月末時点) 登録者数 :約87万9000名 (2018年度実績) 転職決定者数 :約4万7000名 (2018年度実績) | 172,316件 | 164,129件 | 48.8% |
2位 | パソナキャリア | 総合 エグゼクティブ求人専門チームあり 女性の転職 | 東京、大阪、名古屋、静岡、広島、福岡 | オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」2年連続No.1(2019年・2020年) 転職者の年収UP率67.1%(2018年9月自社調べ) 転職支援実績25万人(2018年9月自社調べ) 求人件数50,000件以上 取引実績企業16,000社以上 非公開求人80% | 40,685件 | - | 80.0% |
3位 | DODA(デューダ) | 総合 IT系エンジニア モノづくり計設計・開発職 メディカル業界 グローバル人材 エグゼクティブ | 東京、北海道、東北、神奈川、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、岡山、広島、福岡 | 業界最大規模会員数534万人(2020年1月末時点) 転職者満足度No.1サービス(電通バズサーチ調べ) | 80,295件 | 55,019件 | 40.7% |
4位 | マイナビエージェント | 総合 | 東京、新宿、横浜、静岡、札幌、名古屋、京都、大阪、兵庫、福岡 | 20代に信頼されている転職エージェントNo.1(楽天リサーチ2019年1月調べ) 非公開求人約80% 取引社数15,000社以上 | 20,609件 | - | 80.0% |
5位 | type転職エージェント | 総合 ITエンジニア 営業職 企画職 ものづくり(メーカー) | 東京 | リクナビNEXTエージェントランキング総合満足度2位 利用者の満足度87%(自社調べ) 非公開求人約80% | 10,553件 | 9,402件 | 80.0% |
6位 | JACリクルートメント | 総合 管理職・技術職 専門職 ハイクラス・高年収 | 東京、横浜、名古屋、静岡、大阪、京都、北関東、神戸、広島、シンガポール、マレーシア、タイ、中国、香港、韓国、ベトナム、インド、英国、ドイツ | 転職活動の支援実績:約43万人(1988年からの累計実績) コンサルタント総数:約1,200名(2018年8月末) 知人・友人に勧めたい方94.5%(2017年利用者アンケート結果) 取引企業数:約25,000社 非公開求人数60% 国内9拠点、海外10か国に拠点を持つ 年間8万人の方が転職サポート登録(2018年実績) | 3,005件 | - | 60.0% |
7位 | Spring転職エージェント | 総合 | 東京、大阪、愛知 | 世界最大級の総合人材サービス企業Adecco Groupが運営 | 47,938件 | - | 63.9% |
8位 | MS-Japan | 管理部門 (経理・財務・人事・総務・法務・経営企画等) スペシャリスト (公認会計士・税理士・弁護士・金融専門職等) | 東京、横浜、名古屋、大阪 | 管理部門・士業の転職決定率No.1 管理部門・士業の登録率No.1 管理部門・士業の転職相談率No.1 (外部委託調査会社調べ「人材紹介企業のブランドに関する調査」2019年3月) 総求人数:45,000件以上 90%以上が非公開求人 総登録者数10万人以上 | 4,867件 | - | - |
9位 | クイック | 総合 製薬業界専門サイトあり 建設j業界専門サイトあり メディカル業界専門サイトあり メーカー・技術士専門サイトあり | 大阪、東京、名古屋、横浜、神戸 | - | - | - | - |
10位 | エンエージェント | 総合 | 東京、名古屋、大阪、福岡 | 2020年オリコン顧客満足度(R)調査「転職エージェント」紹介案件満足度No.1 非公開求人:1万5,000件以上 | - | - | - |
1.転職サイトと転職エージェントの違いを把握する
サービス | 転職サイト | 転職エージェント |
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利用料 | 無料 | 無料 |
応募 | 自分で検索して応募 | コンサルタントが提示したものから自分で選んで応募 |
情報量 | 多い | 普通(希望にマッチしたものだけ) |
サポート | ほぼなし。自力 | 面接対策、履歴書添削、コンサルタントによる推薦、年収アップ対策、適正年収の判断、キャリアアップの相談・・・など多数 |
企業情報の質 | 低い | 高い |
転職成功率 | 高い | ミスマッチは低いが審査ハードルが上がる |
年収アップ成功率 | 高い | ミスマッチは低いが審査ハードルが上がる |
転職サイトのメリット
ミスマッチが少ない
数万件という膨大な情報から自分で条件を決めて検索して選ぶことができるため、検索時点では自分の希望に対するミスマッチが少ないメリットがあります。
転職エージェントの場合は、自分で探すこともできますが、基本的に転職エージェントから提案された中で気になる転職先を決めるのです。
掲載企業の採用コストが安いので転職しやすい
企業側からすると転職エージェントは年収の30%~35%ほどのコストが発生するのですが、転職サイトは掲載あたりの金額(月額30万円~150万円)なので一人当たりの採用コストが安くなるのです。
例えば
年収400万円の人を5人採用する場合
- 転職エージェントにかかる採用コスト: 年収400万円 × 35% × 5名 = 700万円
- 転職サイトでかかる採用コスト: 3ヶ月掲載 × 100万円 = 300万円
求人数が多い
前述した通りで、採用コストは
転職エージェント > 転職サイト
です。
採用のモチベーションが高い
転職サイトと転職エージェントの費用体系の違いがあります。
- 転職サイト:月額掲載料(30万円~150万円。枠による)
- 転職エージェント:成功報酬(年収の30~35%)
転職サイトは掲載期間が長引けばコストが増えるので「早く有望な方を採用したい。」と人事担当者は考えるのです。
転職エージェントは採用したら費用が発生するので「優秀な方で良い人がいれば採用したい。」と人事担当者は考えるのです。
転職エージェントのメリット
転職後のことも考えて転職コンサルタントがサポートしてくれる
転職エージェントに所属する転職コンサルタントが転職を支援してくれることが最大のメリットです。
「どういうキャリアプランがあるのか?」「どういう働き方をしたいのか?」など、相談の上で企業を紹介してくれるため、就職後の働き方まで意識してミスマッチを減らしてくれます。(※すぐに退職されてしまうと転職エージェントは成果報酬額の一部を企業へ返金しなければならないので「できるだけミスマッチを減らしたい」という裏事情があります。)
面接通過の確率がアップする
転職コンサルタントの支援内容は多岐に渡る
- ウェブサイトに記載されていない企業の内部情報
- 面接対策
- 履歴書の添削
- 採用担当者の情報
- コンサルタントの推薦文
- 面接同席
- 人事担当者の質問などの想定
- 人事担当者の傾向
- 人事担当者へ面接後のフォロー
また、企業情報などについては実際に企業の採用担当者と話しているため、公開されている情報よりも深い情報が手に入ります。さらにその情報を元に、「面接対策」「履歴書の添削」「採用担当者の情報」「コンサルタントの推薦文」などを用意してくれるため、面接の材料が多い状態で面接に挑めますし、場合によっては面接への同席、面接後のフォローなどもしてくれます。転職サイトで自力で応募するよりも、面接通過の可能性は高くなるのです。
転職エージェントは専門業界で強みを発揮する
転職エージェントは業界ごとに企業向けの営業担当者と転職コンサルタントがいるのが通常です。
同じ業界の知識が深い営業マンと転職コンサルタントがいることで、その業界に特化した転職では成功率が上がるのです。企業の担当者も、「その業界に詳しい専門の担当者がいる転職エージェントの方が信頼して採用を依頼しやすい。」という側面もあるので
2.転職サイトと転職エージェントは両方使う
上記に挙げたように
転職サイトにも、転職エージェントにも一長一短があるのです。
どちらも転職者が利用する費用は0円ですから、いいところ取りを狙って、併用するべきなのです。使わない手はないのです。
おすすめの転職サイトと転職エージェントの併用方法は
1.転職エージェントに少し希望条件を高くして申込む
- キャリアプランの相談
- 面接対策を依頼
- 履歴書の添削を依頼
- 企業情報の収集
- 業界情報の収集
→ 転職に関するスキルを上げることが可能
2.転職サイトで自分で応募する
企業側の採用コストが安いので
- 転職が決まりやすい
- 採用条件が良くなりやすい
3.同時並行で転職活動をすすめる
- 転職エージェント → 希望条件を高めに設定して好条件の企業のみ厳選して応募
- 転職サイト → 条件に合う企業に応募する
3.どの転職サイト、どの転職エージェントが良いのか?
転職サイトの選び方
転職サイトによって掲載されている求人案件は違います。
転職エージェントであれば、求人企業が複数の転職エージェントを利用しても、成功報酬ですので費用は決まった時に決めてくれた転職エージェントに支払うだけなので、企業側が併用できます。
しかし、転職サイトは掲載に対して費用が発生するので、よほど大企業でない限りは、3つ以上の転職サイトを併用することは少ないのです。予算に応じて、『今回の求人は「リクナビ」「タイプ」の2つで行こう』と決めるのです。
転職サイトは併用しないということは、転職サイトによって掲載されている求人案件は違うということを意味しています。
転職サイトの登録数が増えたところで、利用者にとって不便さはないので、最低でも3つ~5つぐらいは登録しておくと良いでしょう。
- 総合系の求人数の多い転職サイト 2~4つ登録
- 自分が希望する分野の専門系の転職サイト 1つ登録
というのがおすすめです。
転職エージェントの選び方
転職エージェントは転職サイトと違って、複数登録すると結構な手間が発生します。
まずは転職コンサルタントと面談する必要がありますし、転職コンサルタントは転職させないと売上にならないため必死です。電話もそれなりに頻繁にかかってきます。
つまり、転職エージェントは多くの数に登録すると、それだけ、コンサルタントとの対応が膨大になり大変になってしまうのです。おすすめは転職のノウハウの多い大手の転職エージェント1社~2社に絞り込むと良いでしょう。
また、転職エージェントは転職が成立しなければ売上にならないため、「この人はうちの案件を紹介してもなかなか転職が決まらない。」と思われてしまうと、あれだけ連絡があったのに急に連絡が来なくなります。連絡が来なくなったタイミングでまだ転職が決まっていないようであれば、見切りをつけて、別の転職エージェントに依頼しましょう。固執する必要はありません。
- 転職エージェントは大手のエージェント 1社~2社
- 転職エージェントのコンサルタントから連絡が来なくなったら、次の転職エージェントに移る
というのがおすすめです。
4.転職活動を成功に導く方法
数多く面接を受けること
これに尽きます。
狙った大企業、1社だけに応募してスムーズに転職が決まってしまう
- 経歴が優秀な方
- 面接スキルが高い方
は別ですが
多くの方は
- 10社程度応募して、1社~2社決まる
という確率だと思います。
「なぜ、そんなに転職活動をしたのか?」というと
- 数多く面接を受けると度胸がついてビビらなくなる
- 質問に対する切り返しの引き出しが増える
- 面接で質問を繰り返すとその会社の内部事情がわかるので競合会社で重宝される
- 履歴書や職務経歴書も改善を繰り返すので完璧なものになる
正直に言えば、20社を受けたところでほぼ無敵状態になっていました。
とくに
本命のA社があったとして
競合のB社、C社、D社の情報がおおっぴらに聞ける機会というのは転職活動の面接しかありえません。
B社、C社、D社に先に面接に行って、根ほり葉ほりノウハウを聞きだしてしまえば
A社にとって、私は「是が非でも採用したい人」になってしまうのです。
しかも、競合他社の成功のノウハウを断片でもヒアリングしているのですから、転職後も成果を出しやすくなるのです。
面接で企業のノウハウの全貌はつかめませんが、それでも面接のときは突っ込んだ質問をしても「熱心な人」と思われるだけで、大抵の面接官は教えてくれます。
希望する企業に時間を割いて、転職を成功させるという方法もありますが、数多くの面接を経験して、転職で無敵の人材になるという方法もあるので、興味がある方は実践してみましょう。