- 定時を過ぎても仕事が残っている
- 仕事の能率が悪い
など、仕事が終わらないことで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
仕事が終わらないことで上司や先輩から怒られてしまったり、残業時間が増えてプライベートの時間を持てなくなってしまったりなど、仕事が終わらないことでデメリットも多く、時間内に仕事を終わらせるということが大切です。
しかし、仕事は少なからず上司や同僚、部下などさまざまな方と関わって取り組んでいるものであり、自分の仕事のやり方を変えることで改善されるケースもありますが、中には、自分だけではどうにもならないケースも。
そこで今回は、原因別に「仕事が終わらない」状況を変える12の方法について解説します。
原因が分からなければいつまで経っても仕事は早くはならないもの。
仕事が終わらないのは自分のせい?
仕事が終わらない原因は大きく分けて3つ
自営業の方は別ですが、一般的な企業では勤務時間が定められており、時間内に仕事を終わらせられるのが理想です。
最近では残業時間の管理も厳しくなり、残業をさせないという企業も増えてきています。
仕事終わらないからそのまま、深夜までやって来やす😊
明日朝までに終わらせよ💦
20時間労働かなwでは月末まで🙇♂️
— RIU (@xxxRIUxxx123) September 28, 2020
仕事がいつまで経っても終わらないと、
「自分の能力が低いのでは?」
「仕事ができない自分が悪い!」
と自分を責めてしまいがちに。
仕事が終わらないことで、上司や先輩から怒られる場合もあります。
その一方で、残業が増えたり、休日出勤をすることで
という理由で残業や休日出勤を許してもらえないことも。
勤務時間内では仕事が全く終わらないので残業、休日出勤をしたいのだがすると怒られる。
そして仕事を終わりにできなくても勿論怒られる。どうしろと?— ケン【公式アカウント】 (@caster_9) September 23, 2020
そういった状況に陥ってしまうと、さらに仕事が終わらなかったらどうしようという不安も増し、
「仕事から逃げたい・・・」
「仕事をしていくのが限界・・・」
と仕事を続けていくことが困難になってしまうこともあります。
仕事が終わらない原因は主に3つあります。
- 自分の性格や能力
- 仕事のやり方(ツールの利用やスケジュール管理)
- 職場環境
1.自分の性格や能力
- 完璧主義で1つ1つの仕事に時間をかけすぎてしまっている
- 頼まれると断れず、自分の仕事の時間がとれない
- 人に頼ることができない
- 仕事に対するスキルや知識が不足している
など、当てはまるものがあるかチェックしましょう。
自分の性格や能力に問題がある場合、自分の考え方や行動を少し変えるだけでも仕事が格段にやりやすくなります。
と自分を責めてしまっても何も変わりません。
2.仕事のやり方
- 優先順位が上手くつけられていない
- スケジュール管理ができていない
- 時間の意識が足りない
- やるべきことを把握できていない
- ツールなどの利用をしていない
- オン・オフの境界がなくダラダラと仕事をしている
など、仕事のやり方に問題点がないか確認しましょう。
仕事をただこなすのではなく、
- どうすれば時間を短縮できるのか
- どうしたら能率や生産性が上がるのか
を意識し、同じ仕事でも以前よりも正確に早く終わらせられるよう、自分の仕事のやり方を常に見直すことが大切だと言えるでしょう。
3.職場環境
- 仕事量が明らかに多い
- 能力以上の仕事を任されている
- 人手不足
- 差し込みの仕事が多い
- 1人に業務が集中している
- 仕事を協力して行えるような人間関係が築けていない
など、仕事量や職場環境にも目を向けましょう。
仕事が終わらないのは自分のせいだけじゃない
仕事が終わらないと、周りから
という不名誉なレッテルを貼られてしまい、自分に原因があると責めてしまいがちです。
しかし、自分が変わることで解決できる問題もあれば、周りの方の協力が不可欠な場合もあります。
仕事を終わらせようと焦ることで思わぬ悪循環を生むことも
仕事が終わらないと
と焦ってしまいがち。
転職してまだ慣れてない→仕事遅い→効率悪い→仕事抜けあるor仕事終わらない→焦ってミス→怒られるor期待裏切るorモチベーションさがり仕事遅い→効率悪
最悪循環
仕事辞めたい職場なくなってしまえ— ゆち (@uxtkhs) September 27, 2020
また、自分を責めてしまい続けることで、ストレスや疲れが蓄積され、心身に悪影響をおよぼしてしまう可能性も。
生活のために仕事をしているのに、生活にも影響を及ぼすまで仕事を頑張りすぎてしまっては意味がありません。
【原因別】仕事が終わらない状況を変える方法
仕事が終わらないときには原因別に対処することが大切
たとえば、差し込み仕事が多いのに、今受け持っている自分の仕事の能率をあげても、他の仕事が回ってくる状況は変えることができません。
自分の性格や能力が原因の場合
1.一人でなんとかしようと思わないようにする
仕事が終わらないという方の多くは、責任感が強く、
という気持ちが強い方も多い傾向にあります。
そのため、仕事が進んでいないのに誰かに頼ることができず、結果的に残業が増えてしまうのです。
変な責任感を振りかざして仕事が終わらないくらいであれば自分ができないことを認めてそこから離れるのが大事、若しくはできても必要以上はヤらない。マヂなブラックは勝手に退職日変えてでも離してくれないし半年無職を楽しんで判断がやっと正常になったぼくが云うのだから間違いない。
— ちゃらお。™ (@9uickstar) June 4, 2018
2.仕事を断る勇気を持つ
優しくまじめな人ほど、誰かに頼られると断れないもの。
仕事を断ることで誰かが残業することになったり、上司からの評価が下がってしまったりするくらいなら、無理してでも仕事を引き受けようとする方もいます。
MIU404楽しみにしていたのに、
全く間に合わなかったばい。
仕事が終わらないうまくできない。
お願いされて断れない。
断らなきゃいけないところでも断れないのはだめだめすぎるなぁ…
溺れそうで空気吸うのにあっぷあっぷしてる感じ— まる (@maruyone0207) August 21, 2020
しかし、仕事を長く続けていくためには、自分の限界を知ることも大切です。
3.完璧主義になりすぎない
仕事では1つの業務をこなしていればいいわけではなく、いくつかの業務を受け持っている場合が多くあります。
1つ1つの仕事を丁寧かつ完璧にこなせるに越したことはありませんが、仕事によって優先度も異なり、ミスなくしっかりとこなさなければいけない業務もあれば、重要度が低くそれほど質を求められていない業務を任される場合もあります。
4.スキルや資格を習得する
本を読んだりインターネットで調べたり、資格を取得したりするなど、任されている仕事をしっかりとこなせるように知識を蓄えましょう。
知識やスキルは一朝一夕で身につくものではなく、ある程度期間や経験が必要なもの。
仕事のやり方が原因の場合
1.ツールなどを利用して能率を上げる
- データ入力で時間がかかってしまう
- 資料作成がうまくできない
など、特にパソコンなどを使用した業務の場合、パソコンの知識やスキルも必要となります。
- ショートカットキーを使う
- エクセルの関数で効率化を図る
など、ツールなどを活用し、能率を上げるようにしましょう。
2.ToDoリストを作成する
- やるべきことを把握できていない
- スケジュール管理ができていない
など、その日にやるべきことを把握できていないという方は、ToDoリストを作成し、自分のやるべきことを可視化しましょう。
【言葉にする習慣】
✅悩みがあったら原因ややることを”言葉”にしましょう🙆♂️➡️なぜなら、言葉にすると
✅大した事じゃない
✅解決策
を明確に出来るからです。例えば、
「仕事が多くて終わらない」ときはtodoをリストにしましょう。悩みを解決するために、”言葉”に落としましょう🙆♂️
— ☘️しんかず☘️@毎日コツコツ頑張るマン📈USCPA合格&TOEIC920💰簿記1級学習中 (@shinkazu_jp) March 1, 2020
3.優先順位をつける
今日やらなくていい仕事ばかりに時間を割いてしまい、今日締め切りの仕事が終わらないとなってしまっては、意味がありません。
- 今やるべきこと
- 今やらなくてもいいこと(余裕があればやること)
を区分けし、優先順位をつけて業務を片付けていきましょう。
4.オン・オフをしっかりと分ける
最近では新型コロナの影響でテレワークを実施しているところも増えています。
また、テレワークの方以外でも、
と残業前提で考えてしまうことで、終わる仕事が終わらなくなってしまうことも。
職場環境が原因の場合
1.仕事の分担や業務量について上司に相談する
休憩時間返上して働いても終わらない仕事量やば過ぎて辞めたい
— みそちん (@1037_mmm) September 28, 2020
いくら上司や先輩といえど、部下の仕事をすべて把握しているとは限りません。
仕事が終わらない原因が、効率の問題だと思われてしまっている可能性もあります。
2.職場の人とコミュニケーションをとる
普段話さないからこそ、仕事を任せても良いと勝手に判断されてしまい、仕事を1人でこなさなければいけない状況に陥ってしまっている可能性があります。
「コミュニケーションの取り方が分からない・・・」
「自分から話しかけるのが苦手・・・」
という場合には、挨拶と感謝の言葉だけでも忘れずに伝えるようにするだけでも、状況は改善しやすくなります。
誰だって挨拶や感謝の言葉を伝えられたら嬉しいもの。
3.待遇の改善を求める
上司などに伝えづらい場合には人事担当などに相談し、残業時間や業務量の見直しを行いましょう。
社員を大切にする会社であれば、状況の改善に向けて動いてくれるはずです。
そのため、
- あまりにも状況が変わらない
- かえって状況が悪化した
という場合には、今の会社でこのまま仕事をするべきかどうかも含めて、仕事の見直しを行いましょう。
4.転職をする
職場環境が原因の場合、どれだけ自分が動いても状況が変わらないこともあります。
会社や周りの人は変えることはできません。
そのため、あまりにも仕事が終わらない、状況が改善しないという場合には、転職することも1つの方法です。
特に職場環境は求人を見ただけでは分からないこともあるため、実際に面接などで足を運び、自分に合った転職先を見つけるようにしましょう。
「【2020年】おすすめ転職サイト!転職5回全て年収アップの転職のプロが「絶対」におすすめしたい転職サイト比較ランキング」→こちらの記事も参考に、自分に合った転職サイトを見つけ、転職活動を成功させましょう。
限界がくる前に仕事の見直しを
仕事が終わらないと精神的に追い詰められてしまいがちに。
特に職場環境に問題がある場合には、無理をして仕事を続けるのではなく、仕事内容や職場自体を見直すことも大切です。
- 仕事から逃げたい
- 仕事をする意欲が持てない
など心が限界に達した状態では、転職することも困難になってしまいます。
まとめ
仕事が終わらないと自分を責めてしまいがちですが、必ずしも自分のせいだけではなく、原因は大きく分けて3つあります。
- 自分の性格や能力
- 仕事のやり方
- 職場環境