Webデザイナーは、営業や事務など他の職種に比べ、スキルやセンス、実績など、さまざまな選考基準があり、なかなか内定を勝ち取るためには一筋縄ではいかないもの。
特に、履歴書・職務経歴書の提出を求められるだけでなく、Webデザイナーとしての実績やスキルを問うポートフォリオの作成が必須となっているところも多いため、しっかりと選考準備を行っておく必要があります。
そのため、
- 未経験からWebデザイナーを目指したい
- ポートフォリオの作成が初めて
という場合には、自分一人の力で作成を行うよりも、転職エージェントの力を借りることで、転職成功率をグッと引き上げることができます。
そこで今回は、Webデザイナーを目指す方に「絶対」におすすめしたい転職エージェントをランキング形式でご紹介します。
Webデザイナーを目指す方が転職エージェントを選ぶ上で重視すべきポイント
ポイント1.Webデザイナーの求人の多さ
1回で希望に合った求人が見つかり、運よく転職が決まればそれに越したことはありませんが、
- 実際に選考を受けてみたら思っていた企業と違っていた
- 企業の採用担当者との相性が悪かった
など、実際に選考を行ってみないとわからないこともあり、求人情報だけを見て最適な求人を選ぶことはなかなか難しいものです。
とにかく転職エージェントのコンサルタントに言われるがままに求人に応募するという方もいますが、内定しても絶対に行かないと分かっている求人に応募する必要はありません。
中には、ブラック企業の求人や、業界の年収水準から大きく外れた求人を紹介されることもあります。内定をもらって断れるのであれば問題ありませんが、転職活動中は自分の軸がついついぶれてしまうもの。
「せっかく内定とれたんだし断ったら悪いな・・・」
「希望条件とは違うけれどほかに内定とれないかもしれないし妥協しよう・・・」
と思い、希望条件とは異なる企業に転職を決めてしまう可能性もあります。
ポイント2.求人の質の高さ
転職サイトに比べ、転職エージェントでは採用報酬が高く、採用コストが高くなる傾向にあります。
そのため、こういった非公開求人や独占求人が多い転職エージェントを選ぶことで、高待遇・高年収の求人が見つかりやすく、転職成功につなげやすいというメリットがあります。
- 非公開求人や独占求人の割合はどれくらいか
- 大手企業や優良企業などの求人を保有しているか
など、求人の質も転職エージェントを選ぶ際の基準の1つとしましょう。
ポイント3.転職支援の手厚さ
Webデザイナーの転職の場合、履歴書・職務経歴書などの提出書類ももちろん重要ですが、ポートフォリオの作成や実技選考など、他の職種に比べて、選考の仕方や基準が異なる場合があります。
転職エージェントのコンサルタントから第三者の視点で見てもらうことで自分では気づかなかった弱みに気付くこともあります。
また、転職支援を受けられる時間帯や曜日、面談時の体制などもそれぞれ異なります。
たとえば、大手総合転職エージェントとして知られるマイナビエージェントでは、土曜日の面談が可能となっており、土日休みの方にも利用しやすい体制を整えています。
出典:マイナビエージェント
また、電話での面談も可能。
出典:マイナビエージェント
面談だけでなく、転職活動におけるちょっとした疑問や不安な点なども電話相談で気軽に行うことができます。
ポイント4.コンサルタントの質
転職エージェント経由での転職活動に失敗したという方の中には、
- コンサルタントとの相性が悪い
- コンサルタントの専門知識や転職ノウハウなどが少なく、適切なサービスを受けられなかった
など、コンサルタントの質や相性が問題で、上手く転職活動を進められなかったという方も多くいます。
特にWebデザイナーの転職は求められるスキルも高く、ポートフォリオの作成など、他の職種では問われないようなセンスや専門知識、実績が求められます。
一般的に
- 総合転職エージェント・・・求人数は多いが、業界に特化したコンサルタントは少ない
- 専門特化型転職エージェント・・・求人数は少なめだが、業界に特化したコンサルタントがほとんど
という特徴があり、いい面も悪い面もあります。
ポイント5.コンテンツやサービスの充実
IT業界は特に技術やトレンドが移り変わりやすいもの。
利用するソフトがアップデートされたり、技術が進化したりと、目まぐるしく情報が更新されていくため、業界情報や転職ノウハウなどを日々収集しておくことが必要となります。
と思ってしまいがちですが、転職エージェントを利用できる時間も限られており、履歴書やポートフォリオの作成はある程度自分の力で進めることになるため、転職エージェント内のコンテンツも上手く活用しましょう。
たとえば、マイナビクリエイターでは、Webデザイナーの転職には欠かせないポートフォリオ作成サービス「MATCHBOX」を提供しています。
出典:マイナビクリエイター
PC、スマートフォンを使って簡単にポートフォリオを作成することができるため、忙しい方やポートフォリオを初めて作成する方にも便利です。
Webデザイナーを目指す方に「絶対」におすすめしたい転職エージェントランキング
1位.レバテックキャリア
運営会社 | レバテック株式会社 |
応募方法 | コンサルタント経由で応募 |
専門分野 | IT・WEBのエンジニア、デザイナー |
社員数 | 500名 |
実績データ | 年収アップ率60% 平均年収アップ額50万円 5,000件以上の求人 (2019年2月時点) 登録者数14万人(2020年1月時点) 取引企業数4,000社以上(2020年1月実績) |
公開求人数 | 7,250件 |
非公開求人数 | - |
コンサルタント体制 | 分業体制(企業担当と転職者担当が別) |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1人 | 100% | 100% | 350万円 | 450万円 | 129% | 75日 | 8.0 |
Webデザイナーを目指す方が転職エージェントを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
Webデザイナーの求人数の多さ | ◎公開求人数1,000件以上 |
求人の質の高さ | 〇非公開求人も豊富 |
転職支援の手厚さ | 〇ポートフォリオの添削指導 |
コンサルタントの質 | 〇業界動向を熟知したコンサルタント多数 |
コンテンツやサービスの充実 | 〇転職ノウハウ充実 |
Webデザイナーを目指す方に「絶対」におすすめしたい理由
自分で求人を探すこともでき、単にデザイナーという括りではなく、
- Webデザイナー
- キャラクターデザイナー
- UI・UXデザイナー
などデザイナーの種類にあわせて細分化していて、自分の希望する条件に合った求人が見つけやすいというメリットがあります。
2位.マイナビクリエイター
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
応募方法 | コンサルタント経由で応募 |
専門分野 | Web・ゲーム・IT業界専門 |
社員数 | 346名 |
実績データ | ポートフォリオを作成できる無料サービス「MATCHBOX(マッチボックス)」の提供 |
公開求人数 | 1,559件 |
非公開求人数 | - |
コンサルタント体制 | 分業体制(企業担当と転職者担当が別) |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1人 | 0% | 100% | 220万円 | 300万円 | 136% | 25日 | 8.0 |
Webデザイナーを目指す方が転職エージェントを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
Webデザイナーの求人数の多さ | △やや少なめ |
求人の質の高さ | ◎求人を厳選 |
転職支援の手厚さ | ◎ポートフォリオのブラッシュアップ |
コンサルタントの質 | 〇Web・ゲーム関連の転職を専門 |
コンテンツやサービスの充実 | ◎ポートフォリオ作成サービス |
Webデザイナーを目指す方に「絶対」におすすめしたい理由
厳選された質の高い求人を多数掲載しており、専門性の高い専任のコンサルタントからきめ細かいサポートを受けることができます。
一般的な転職エージェントでは、コンサルタント1人あたり毎月40~50名のサポートを行う場合が多いですが、マイナビクリエイターでは1人1人の転職者に対して手厚いサポートを実現するために、1人あたり毎月20名までをベースとしているところも魅力。
また、転職ノウハウも充実しており、履歴書の書き方やポートフォリオの作成のポイントなど、転職に役立つ情報を得ることができます。
パソコンやスマートフォンなどのデバイスと実績の素材さえあれば、だれでも簡単にポートフォリオを作成できるため、忙しい方にもおすすめです。さらに、ポートフォリオだけでなく、履歴書を簡単に作成することも可能です。
デメリットとしては、
- 求人を厳選している分、求人数が少なめ
- 首都圏に求人が多く、地方の転職者には不向き
という点があり、転職者によっては求人がなかなか見つけられない場合もあります。
ただ、ポートフォリオ作成サービスだけでも利用する価値があるため、Webデザイナーを目指す方であれば転職活動を始める際にまず登録しておいても良いでしょう。
3位.GEEKLY(ギークリー)
運営会社 | 株式会社GEEKLY |
応募方法 | コンサルタント経由で応募 |
専門分野 | IT・Web・ゲーム業界専門 |
社員数 | - |
実績データ | エンジニアが利用したいと思う転職エージェントNo.1 IT業界で年収UPの可能性が高いと思うエージェントNo.1 IT/WEB/ゲーム業界の転職確率が高いと思うエージェントNo.1 (日本マーケティンリサーチ機構調べ2019年9月期) GOOD AGENT RANKING~2019年度上半期~「総合部門」No.1(リクナビNEXT調べ) 非公開求人10,000件以上 |
公開求人数 | 8,032件 |
非公開求人数 | - |
コンサルタント体制 | 分業体制(企業担当と転職者担当が別) |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
Webデザイナーを目指す方が転職エージェントを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
Webデザイナーの求人数の多さ | 〇 |
求人の質の高さ | ◎独占求人も豊富 |
転職支援の手厚さ | 〇 |
コンサルタントの質 | ◎高いマッチングを実現 |
コンテンツやサービスの充実 | 〇レジュメテンプレートあり |
Webデザイナーを目指す方に「絶対」におすすめしたい理由
GEEKLY(ギークリー)はIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントで、Webデザイナーを目指す方にもおすすめです。
Geekly Mediaでは、転職準備や職種・ポジションに関わる情報など、転職活動に役立つ情報を得ることも可能。
しかし、エンジニアやWebディレクターなどに比べると、Webデザイナー向けの求人がやや少なく、首都圏の企業が中心なため、地方の求人があまりないという点がデメリットと言えます。
4位.ワークポート
運営会社 | 株式会社ワークポート |
応募方法 | コンサルタント経由で応募 |
専門分野 | 総合 ITエンジニア・プログラマー専門サイトあり 調剤薬局専門サイトあり モノづくり技術者専門サイトあり 経理・財務専門サイトあり |
社員数 | 540名 |
実績データ | 転職サポート実績:50万人 取り扱い社数:8,000社超 GOOD AGENT RANKING~2018年度上半期~「転職決定人数部門」No.1(リクナビNEXT調べ) 転職決定人数部門No.1(DODA Valueable Award2017) 約70~95%が非公開求人情報 |
公開求人数 | 29,818件 |
非公開求人数 | - |
コンサルタント体制 | 分業体制(企業担当と転職者担当が別) |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4人 | 75% | 75% | 320万円 | 388万円 | 121% | 60日 | 8.3 |
Webデザイナーを目指す方が転職エージェントを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
Webデザイナーの求人数の多さ | 〇 |
求人の質の高さ | 〇 |
転職支援の手厚さ | ◎専任の転職コンシェルジュによるマンツーマンサポート |
コンサルタントの質 | 〇専門性の高いコンサルタント |
コンテンツやサービスの充実 | 〇転職ノウハウ、ツールが充実 |
Webデザイナーを目指す方に「絶対」におすすめしたい理由
未経験からWebデザイナーを目指すのであれば、ワークポートの利用がおすすめです。
履歴書・職務経歴書のサンプルやポートフォリオの書き方のポイントなど、転職ノウハウも充実しているところも、おすすめするポイントです。
5位.Webist(ウェビスト)
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
応募方法 | コンサルタント経由で応募 |
専門分野 | Web・ITクリエイター専門 |
社員数 | 825名 |
実績データ | 取引企業数:3,000社以上 月間若手クリエイター登録者数:約1,000人(2019年上半期実績) 利用者数:80,000人 |
公開求人数 | 5,667件 |
非公開求人数 | - |
コンサルタント体制 | - |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
Webデザイナーを目指す方が転職エージェントを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
Webデザイナーの求人数の多さ | 〇 |
求人の質の高さ | ◎大手企業・優良企業の求人が多い |
転職支援の手厚さ | 〇 |
コンサルタントの質 | 〇各領域に精通したエージェント |
コンテンツやサービスの充実 | ◎転職コラム・イベント・セミナー充実 |
Webデザイナーを目指す方に「絶対」におすすめしたい理由
Webist(ウェビスト)はWeb・広告・出版業界に特化した転職エージェントで、主に若手クリエイターの転職に強みを持っています。
デメリットとしては、
- 様々な雇用形態が選択できる分、正社員求人が少なめ
- 未経験OKの求人が少なく、他業種・職種からの転職は難しい
という点が挙げられます。
転職エージェントを選ぶ際のポイント5つと共に、おすすめの転職エージェントを紹介するため、
などの方は必見です。