転職サイトは複数利用が転職成功のカギ!転職サイトを複数登録するメリットと複数の転職サイトを活用するコツ7選

転職活動に欠かせない転職サイト。

1つの転職サイトに登録して転職活動を進めるという方もいますが、1つの転職サイトの利用だけでは希望に合った求人をなかなか見つけられないことも・・・。

転職サイトは複数利用が転職成功のカギを握っています。

今回は転職サイトを複数登録するメリット複数の転職サイトを活用するコツ7つをご紹介します。

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  • これから転職サイトを登録しようと考えている方
  • 転職サイトを使いこなしたい方

など、これから転職活動を始めるという方は、今回の記事で転職サイトの利用のコツをつかんで、転職成功へと導きましょう。

転職サイトは複数登録が有利?

転職サイトの複数登録は良い?悪い?

man
転職サイトは複数登録が有利って本当?
teacher
転職サイトは複数登録が有利と言えます。ただし、利用の仕方には注意が必要です。

転職活動を始めるのに、まず転職サイトを登録するという方が多いと思います。

その際、転職サイトをいくつ登録するかということも、実は転職活動において重要なポイントです。

出典:リクナビNEXT

リクナビNEXTのアンケート調査によると、「転職活動の際に転職サイト・転職エージェントをいくつ登録しましたか?」という質問に対し、「2社」と回答した転職者が33.1%で最多で、次いで「1社」が26.6%、3社が26.1%という結果に。

この結果から、「1社」と回答した26.6%の転職者を除くと、2社以上を利用をしている転職者が70%以上と、ほとんどの転職者が複数の転職サイト・転職エージェントを利用しているということがわかります。
しかし、複数の転職サイトをただ登録すればいいというわけではありません。

1社を登録したという方の中には、

  • 信頼できるサイトのみ登録すればいいと思った
  • 1つのサイトの方が管理が楽だったから

など、利用する転職サイトを限定した方が転職活動がしやすいと感じている方もいます。

つまり、利用する転職者の考え方や使い方によっても、転職活動を有利に進められるかどうかは変わるということです。
man
複数の転職サイトを利用して上手くいかなかった・・・

という方は、転職サイトの機能を上手く使いこなせていない可能性もあります。

そのため、転職サイトを複数登録するメリットとデメリットを知り、使いこなすことが大切と言えるでしょう。

転職サイトを複数登録するメリット

転職サイトを複数登録するメリットは5つあります。

1.求人情報を多く見ることができる

転職サイトを複数登録することで、求人情報を多く見ることができるというメリットがあります。
転職サイトでは様々な求人が掲載されていますが、希望する職種や業種によっては、求人数が少なく、希望に合った求人が見つけれないことも。

各転職サイトでは、運営会社の違いや登録している転職者の傾向から、得意とする職種や業種がそれぞれ異なります。

転職サイトAでは事務職の求人が多く営業職は少なかったとしても、転職サイトBでは逆に営業職が多く、事務職の求人が少ない場合もあります。

そのため、なるべく多くの求人をチェックし、選択肢を広げるために、転職サイトを複数登録しておくことが大切だと言えます。

また、転職活動では、最初から面接や書類選考が上手くいくとは限りません。

転職サイトでは転職活動を自分で進めなくてはならないため、初めての転職活動では特に、自分の持っている能力が上手く伝えられず、本命の企業への内定が難しいことも。

本命の企業で失敗しないためにも、何度か面接をこなし、選考に慣れるということも必要です。

そのためにも、1つの転職サイトではなく、複数の転職サイトを利用し、とにかく求人に積極的に応募していくことが重要と言えるでしょう。

2.スカウトされやすくなる

ほとんどの転職サイトではスカウト機能があり、求人広告を出している企業の方から転職者にアプローチを行うことができます。

転職サイトごとに扱っている求人が異なるため、各転職サイトでスカウト機能を利用することで、多くのスカウトをもらうことができます。

転職サイトではさまざまな求人を扱っていることがメリットでもありますが、求人数が多い分、求人を絞り込むのが難しく、希望に合った求人が見つけづらいというデメリットもあります。

その点、スカウト機能を使えば、企業側からアプローチを受けられるため、自分で探さなくても希望に合った求人を見つけられるのです。

自分で探すよりも効率よく求人を見つけられるため、なるべく複数の転職サイトでスカウト機能を利用すると、在職中でなかなか自分で求人を検索できないという場合にもおすすめです。

3.限定求人をチェックできる

複数の転職サイトを利用する一番のメリットと言えるのが、各転職サイトごとの限定求人をチェックできるというところにあります。

転職サイトに掲載されている求人はすべてのサイトで一律で扱っているわけではなく、転職サイトの特徴や規模によっても掲載されている求人や利用している企業が異なります。

特に、介護や看護などの福祉系や、エンジニアやイラスレーターなどのクリエイターなど、特定のスキルや資格を持った方を対象とする専門型の転職サイトでは、大手の総合転職サイトには載っていない求人が掲載されていることも。

こういった限定求人をくまなくチェックするためにも、転職サイトは複数登録しておくことがおすすめです。

4.様々なツールが使える

転職サイトでは各サイトごとにさまざまなツールやコンテンツがあります。
複数の転職サイトを登録することで、こうした各転職サイトごとの特色あるツールを利用できるところも強みであると言えるでしょう。

たとえば、大手総合転職サイトとして知られるリクナビNEXTでは、グッドポイント診断という診断サービスを利用することができます。

出典:リクナビNEXT

グッドポイント診断では、質問に答えていくだけで自分の強みなどを知ることができ、自己分析だけに役立つだけではなく、応募時に志望企業に診断結果を送ることもできるなど、企業への自己PRにも役立てることができます。

他にも、転職サイト・転職エージェントの両側面を持つdodaでは、診断ツールが充実しているだけでなく、「レジュメビルダー」で履歴書を作成することも可能です。

出典:doda

職務経歴書は自分の過去の実績をアピールできる重要な選考資料ですが、経歴を細かく書く必要があるため、

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「書くのが面倒・・・」

「どういう風に書けばいいのかわからない・・・」

というように、職務経歴書の作成を苦手とする転職者も多くいます。

その点、レジュメビルダーを使えば、ガイドに沿って入力していくだけで簡単に職務経歴書を作ることができ、さらにはWordやPDF形式でダウンロードすることもできるため、とても便利だと言えます。

これ以外にも、各転職サイトごとに転職者の転職活動を支える様々なツールが利用できるため、実際の応募には使わなくとも気になったツールのある転職サイトに登録しておくことも1つの手です。

転職サイトというと、つい求人情報に目がいってしまいがちですが、それ以外にも転職ノウハウや企業インタビュー、元社員の口コミなど、転職に役立つコンテンツや情報がつまっています。

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転職サイトの情報やツールを上手く活用することも、転職活動を成功に導くポイントなので、自分が利用している転職サイトのツールや転職ノウハウを確認しておくと良いでしょう。

転職サイトを複数登録するデメリット

転職サイトを複数登録することはメリットだけでなく、デメリットもあります。デメリットもきちんとおさえておきましょう。

1.スケジュール管理がしづらい

転職サイトでは基本的に自分で求人を検索したり、応募の管理をしたりする必要があります。

1つの転職サイトを使っていると、スケジュールに自動的に反映されたり、選考日前のリマインド通知などがある場合もありますが、複数の転職サイトを使っていると、面接日などの日程の管理や応募管理がしづらくなるというデメリットがあります。

特に

  • 面接時間
  • 面接場所

などには要注意。

同じ日に複数の企業と約束をしてしまい、面接時間や面接場所によっては、後から行く予定だった企業の面接に間に合わなかったり、そもそも無理な面接スケジュールを組んでしまったりする危険性もあります。

スケジュールの管理が一層求められるため、面接日程や応募状況の確認は念入りに行っておきましょう。

2.情報量が多く求人がさばききれない

複数の転職サイトに登録すると、当然、求人数は多くなります。

企業情報や求人が増えることで求人がさばききれず、かえって混乱してしまうことも考えられます。

必要な情報を取捨選択することが大切と言えます。

3.連絡量が多くなる

転職サイトに登録すると、

  • 応募歓迎メール
  • 新着求人メール
  • スカウトメール
  • 再掲載求人メール

など、さまざまなメールが送られてきます。

そのため、複数の転職サイトに一度に登録してしまうと、メール通知量が多くなってしまう可能性も。

プライベートでよく利用するメールアドレスを登録してしまうと、大事なメールを見逃してしまうこともあるため、注意が必要です。
また、転職サイトではなく、転職エージェントに登録している場合には、メールではなく、電話での連絡が増えることも考えられるため、転職エージェントに登録するタイミングには気を付けておきましょう。

4.同じ求人に応募してしまう可能性がある

転職サイトでは限定求人など、他のサイトにはない求人を扱っているケースもありますが、大手企業などによっては、なるべく幅広く多くの転職者を集めるため、複数の転職サイトで同じ求人を出している場合があります。

そのため、よく会社名や業務内容を見ずに応募してしまうと、同じ求人に応募してしまう可能性も。

求人にだぶって応募してしまうと、企業の採用担当者から

staff
ちゃんと求人の中身を見ていないのかな・・・

とマイナス評価を受けてしまうこともあります。

同じ求人に応募してしまっていないか確認し、応募企業を把握するよう努めましょう。

メリットとデメリットをきちんと理解することが大切

複数の転職サイトを登録した方が

  1. 求人情報を多く見ることができる
  2. スカウトされやすくなる
  3. 限定求人をチェックできる
  4. 様々なツールが使える

など、様々なメリットがあるため、効率よく転職活動を進めるためにも、複数登録しておくことがおすすめです。

ただし、メリットがある一方でデメリットもあります。

  1. スケジュール管理がしづらい
  2. 情報量が多く求人がさばききれない
  3. 連絡量が多くなる
  4. 同じ求人に応募してしまう可能性がある
特に求人数が多く、連絡量や情報量が多くなってしまう可能性もあるため、登録しすぎてしまうと逆に転職活動の効率を下げてしまうことも。
メリットとデメリットをしっかりとおさえた上で、転職サイトを使いこなすということが大切です。

複数の転職サイトを活用するコツとは

複数の転職サイトをすべて同じように使うのは難しい

複数の転職サイトを上手く使いこなせない方の多くは、

  • 全ての転職サイトの機能を使おうとする
  • 利用している転職サイトの特徴をつかめていない

ことが挙げられます。

せっかく登録したのだからと求人検索から応募、そして選考にいたるまで、すべての転職サイトを一律に使う必要はありません。

どの転職サイトのどのツールを利用したいのか、どういった使い方をしたいのかを考えることが大切です。

また、利用している転職サイトの特徴をつかめていないことも理由として挙げられます。

たとえば、IT志望なのに、福祉や保育に特化している転職サイトに登録してしまっては意味がないのです。

すべてを同じように使うことは難しいということを踏まえた上で、転職サイトを活用するコツをつかむことが大事であると言えるでしょう。

複数の転職サイトを活用するコツ7選

複数の転職サイトを活用するコツは7つあります。ポイントをしっかり覚えましょう。

1.大手総合サイトと専門特化の転職サイトを利用する

やみくもに複数の転職サイトを登録しておけばいいというわけではなく、登録するサイトの種類と登録数にもポイントがあります。

なるべく多くの求人を効率よく見るためには

  • 大手総合転職サイト 2つ
  • 専門特化型転職サイト 1つ

の合計3つの転職サイトを登録しておくのがベストと言えます。

大手総合転職サイトではあらゆる職種や業種の求人が揃っています。

どんな職種であってもある程度の求人数があるため、2つ登録しておくことで主要な求人は大体網羅できます

そして、

  • 福祉系
  • 保育系
  • 医療関係
  • クリエイター

など自分が目指す職種にあわせて専門特化型の転職サイトを登録しておくこともポイント。

大手総合転職サイトでは求人掲載量が高い場合も多く、中小企業や地方の企業などの求人が載っていないこともあります。

そのため、比較的規模の小さい専門特化型の転職サイトに掲載し、コストをおさえつつ採用活動を行う企業もあるため、専門特化型の転職サイトを1つおさえておくとよいでしょう。

他にも、専門職種以外でも、はたらいくなどの地方に特化した転職サイトや、女の転職typeなどの女性向けの転職サイトなど、転職者のターゲットを絞っている転職サイトもあります。

地方での転職を検討している方や女性の方はこういった転職サイトの利用を検討しても良いでしょう。

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2.メインで利用する転職サイトを決める

転職サイトを3つ登録し、すべてのサイトで求人応募や求人検索を行ってしまうと、スケジュール管理がしにくくなったり、どのサイトでどの求人に応募したのか分からなくなってしまう可能性もあります。

そのため、メインで利用する転職サイトを1つ決め、後は補助として利用することをおすすめします。

大手企業の場合には、複数の転職サイトに求人が掲載されていることもあるため、なるべくメインの転職サイトで求人を検索し、応募するようにしましょう。

3.新着求人通知を活用する

転職サイトの求人は、ある程度の募集人数が集まったり、採用が決まったりした場合、掲載終了予定日よりも早く掲載が終了することもあります。

そのため、好条件の求人を逃さないためにも、新着求人はできるだけ早くチェックすることが重要です。

新着求人を確認するようにしておけば、わざわざ全体の求人を検索する必要がないため、効率的に求人を見られるというメリットもあります。

そこで活用したいのが、新着求人の通知メールです。
転職サイトによっては希望に合った求人や新着求人などをメールでお知らせしてくれるところもあるため、転職サイトに登録したらまずはメール設定を確認しておきましょう。

この時、不要なメルマガが配信される設定になっていないかも同時に確認しておくと、メール量が多い問題も解決することができます。

情報の取捨選択が重要と言えるので、無駄なメールは受け取らないようにし、重要なメールを見逃さないようにしましょう。

4.更新日が異なる転職サイトを利用する

新着求人の通知も大切ですが、メールでお知らせがくる求人はほんのわずか。

転職サイトの求人の更新日にあわせて、転職サイトを閲覧するようにしておくと、新着求人をくまなくチェックすることができます。転職サイトの更新日に着目しましょう。
また、利用する転職サイトを選ぶ際には、なるべく更新日が異なる転職サイトを利用するのがベター。

更新日がかぶってしまうと、1日にチェックする求人情報が増えてしまい、求人の応募や閲覧が大変になってしまう可能性もあるからです。

主要な転職サイトの更新日を確認しておきましょう。

転職サイト 更新日
リクナビNEXT 水・金
type 火・金
エン転職 月・木
マイナビ転職 火・金
はたらいく 月・木
イーキャリア 毎日
転職ナビ 毎日
女の転職@type 火・金
とらばーゆ 月・木
DODA(デューダ) 月・木

5.スカウト機能を活用する

転職サイトを複数登録するメリットとしてあげたように、スカウト機能の利用は必須。
メインで利用する転職サイト以外は、新着求人やスカウトできた求人を中心に見ておくようにしましょう。

また、スカウト機能を利用する際には、希望条件の記入と、登録情報のこまめな更新を忘れずに。

登録情報をこまめに更新しておくことで、企業の採用担当者から

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転職意欲が高い!

と判断され、優先的にスカウトを受けられることもあります。

希望条件やレジュメをきっちり埋め、スカウトを受けられる状態を常に整えておきましょう。

6.興味のある求人があったら別サイトで企業情報をチェックする

興味のある求人を見つけたら、すぐに応募するのではなく、別の転職サイトで情報をチェックすることを忘れずに。

掲載されている転職サイトによって、書かれている内容が異なることもあります。

業務内容や福利厚生など、細かい項目をチェックしておきましょう。

また、エン転職のように、求人情報だけでなく、エン転職の担当者から見た独自の情報や、元社員の口コミなどが掲載されているところもあります。

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独自情報を得ることで、企業の魅力に気づいたり、職場の雰囲気をつかんだりすることができるため、複数のサイトで企業情報を確認しておくことをおすすめします。

7.合わないと思ったら退会する

利用している転職サイトが合わないと思ったらすぐに退会することも大切です。
合わないと思って利用し続けてしまうと、逆に転職活動の効率が悪くなってしまうことも考えられます。

複数の転職サイトに登録してみることで、

  • この転職サイトの検索機能が使いやすい
  • この転職サイトではなかなか求人が見つからない

など、自分に合う・合わないを試すことができます。

信頼できる転職サイトを1つ選びたいという場合にも、まずは複数の転職サイトを登録し、利用してみるのも1つの手であると言えるでしょう。

まとめ

複数の転職サイトを利用することで、多くの求人を見れたり、ツールを利用できたりと、さまざまなメリットがあります。

ただし、ただ登録するのではなく、メインで利用する転職サイトを決めることもポイント。

登録したすべての転職サイトを使おうとすると、情報が多く混乱したり、スケジュール管理が難しくなったりと、デメリットも生じます。

それぞれの転職サイトの特徴を活かすためにも、1つの転職サイトをメインで利用し、後の転職サイトでは企業情報や求人を補うために利用すると、効率よく転職活動を進めることができます。
teacher
スカウト機能や新着求人通知など便利な機能を使って、転職サイトを使いこなしましょう。

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