転職サイトのWEB履歴書にも顔写真の登録は必須!転職成功率が上がる履歴書写真を撮る5つのポイントと基本ルールを解説。

転職サイトではWEB履歴書で書類選考が進められますが、最近では転職サイトのWEB履歴書にも顔写真が登録できるところも出てきました。

そこで今回は転職サイトのWEB履歴書に顔写真を登録しておくべき理由と、転職成功率が上がる履歴書写真の撮り方のポイントを解説します。

teacher

WEB履歴書だけでなく、紙の履歴書でも役立つポイントを解説するので、

  • 初めて転職活動を行う方
  • 履歴書で印象アップをはかりたい方

は今回の記事で、履歴書写真の基本ルールや登録方法などをまとめて覚えておきましょう。

転職サイトのWEB履歴書に顔写真は必要?

man
企業に応募しようとしたら顔写真の登録を求められた・・・!顔写真って登録するべきなの?
teacher
顔写真が登録できる転職サイトでは基本的にしておくべきです。

転職サイトによってWEB履歴書の形式はそれぞれです。

  • スキル
  • 自己PR
  • 志望動機

などの項目は当然、書類選考をする際のポイントとなるため、最初の登録する時点で埋めておく方も多いと思いますが、顔写真の登録はハードルが高く、なんとなく登録しないままという方も・・・。

実際に、転職サイトのWEB履歴書に

  • 顔写真を登録し忘れてしまった
  • どんな顔写真を登録すれば分からない

と言った声もあります。


そこで、ここからはWEB履歴書にも顔写真が必要な理由と、顔写真の登録方法を解説していきます。

転職サイトの顔写真の登録についてきちんと知ることで、採用担当者から印象をアップさせることも可能です。

WEB履歴書にも顔写真が必要な理由

転職サイトで入力するWEB履歴書は、WEB上で完結する簡易的なものとは言え、紙の履歴書と変わりません

WEB履歴書を正式な選考書類として扱っている企業も多く、最近では紙の履歴書を提出を求めないところも増えてきています。

そのため、WEB履歴書の内容を充実させることが、書類選考通過のカギを握っていると言えます。

そして、履歴書の項目の中でも、一番企業側から見られやすいのが、実は履歴書の顔写真なのです。

企業の採用担当者は1日に何人もの転職者の履歴書を確認しています。

これが面接であれば、表情や仕草、話し方などから転職者の人柄をはかることができますが、WEB履歴書や紙の履歴書となると、経歴やスキルについては分かっても、転職者の人柄を知ることがなかなか難しく、担当者の記憶に残りにくいというデメリットがあります。

そのため、転職者の雰囲気を確認するためにも顔写真が必要なのです。

また、顔写真を見ることで、転職者の名前と顔を結び付けやすくなるというメリットがあります。

書類選考や面接では、何人もの転職者の中から担当者に選ばれる必要があるため、「いかに採用担当者の印象に残るかどうか」が一番重要と言えます。

顔写真を登録しておくことで、名前や経歴を結び付けて印象に残すことができるため、転職サイトで顔写真が登録できる場合には、基本的に登録しておくことをおすすめします。

登録しておくことでデメリットはほとんどない

WEB履歴書に顔写真を登録するメリットについてご説明してきましたが、

man
顔写真を登録することでデメリットはないの?

と思う方もいるのではないでしょうか。

登録する顔写真によっては逆に印象を悪くしてしまう可能性があるというデメリットも確かに考えられますが、それ以外のデメリットはほとんどないと言えます。

よく、

man
顔写真を登録することで勤めている企業にばれてしまうのでは?

と心配する声も聞きますが、転職サイトでは基本的に応募しない限り、基本情報や顔写真などといった個人情報は企業に公開されることはありません。

スカウト機能などを使っていたとしても、企業側に公開されるのは経歴やスキルなどといった情報に限定されています。

顔写真が公開されてしまい、勤めている企業や取引先に転職活動がばれてしまうといった心配はないのです。

そのため、登録する顔写真にさえ注意しておけば、転職活動にプラスに働くことも多いため、WEB履歴書に顔写真はなるべく登録しておいた方が良いでしょう。

転職サイトで顔写真を登録する方法

転職サイトに履歴書写真をアップロードする方法はいたって簡単です。

転職サイト「doda」を例に顔写真を登録する方法を見ていきましょう。

dodaの会員ページに、職務経歴書アップロードという項目があります。そこをクリックすると、職務経歴書やキャリアシート貼付用写真をアップロードすることができます。

出典:doda

該当のファイルを選択し、顔写真をアップロードすれば、キャリアシートに顔写真を登録することができます。

登録方法や顔写真の登録ができるかどうかについては各転職サイトによってさまざまです。自分が利用している転職サイトでは顔写真の登録が可能かどうかを事前にチェックしておきましょう。

エン転職では以前、顔写真の登録が可能でしたが、現在では登録することができなくなっています。

各サイトの最新サービス情報はこまめにチェックしておき、登録できる場合には利用してみると良いでしょう。

転職成功率が上がる!履歴書写真を撮る5つのポイント

ここからは、履歴書写真を撮る際の基本ルールと転職成功率を上げるための撮影のポイントを解説します。

teacher
転職サイトのWEB履歴書に限らず、紙の履歴書にも共通するため、ポイントをしっかりおさえておきましょう。

履歴書写真の基本ルール

履歴書の写真には基本的なルールがあります。まずは基本ルールをチェックしていきましょう。
  • サイズは縦4cm×横3cm
  • 背景は青、白、グレーの中から選ぶ
  • 撮影してから3カ月以内のものを使う
  • ジャケットやシャツを着用する(男性の場合はネクタイも必須)
  • 帽子やサングラスなどの装飾品はつけない
  • 撮影は正面から
特に撮影してから3カ月以内のものを使うという項目は注意が必要です。

3カ月で髪型や印象はだいぶ異なるものです。厳密に3カ月以内でなくても問題はありませんが、なるべく直近のものを使った方が、実際に会った時とのギャップが少なく、採用担当者の印象にも残りやすくなります。

特にWEB履歴書での選考から面接まで期間が空いてしまう場合は要注意。印象が大きく変わりすぎてしまうと、履歴書の人物と面接に来た人物を結び付けにくくなってしまい、採用担当者が選考を行う際に混乱を招いてしまうこともあります。

履歴書の写真は、採用担当者から覚えてもらいやすくするためのものなので、なるべく最新のものを使うようにしましょう。
また、企業に応募する前に、その都度いつ撮ったものなのかを確認するクセをつけることも大切です。

転職サイトのWEB履歴書では、一度登録したままで更新し忘れてしまう・・・ということも十分考えられます。

撮影してから3カ月以上経ってしまっている可能性もあるため、応募前に必ずチェックしておきましょう。

履歴書写真を撮るためのポイントは全部で5つ

好印象に履歴書の写真を撮るためのポイントは全部で5つあります。

teacher
この5つのポイントをおさえることで、写真からの印象をグッと良くすることができるので、しっかりおさえておきましょう。

1.清潔感

まずは清潔感を意識しましょう。

身だしなみはその人を映す鏡ともいわれるほど、その人を表現する重要なポイントです。

身だしなみが整っていて、清潔感があると、きちんとしている人として見られやすく、清潔感がなく、身だしなみを気を遣っていないことで、だらしがない人として捉えられてしまうものです。

  • スーツやシャツはよれていないか
  • 前髪が額にかかっていないか
  • 髪がボサボサになっていないか

など、清潔感を意識して髪や服装を整えましょう。

また、男女でも身だしなみに注意するポイントが異なります。

男性
  • ひげをきちんと剃る
  • 整髪料で髪をいじりすぎない
女性
  • 髪が長い場合はゴムで結んでおく
  • 化粧は派手過ぎずナチュラルメイクを心がける
基本ルールを守り、清潔感のある服装を目指しましょう。

ただし、アパレル業界やベンチャー企業など例外もあります。

アパレル業界では服装や髪型、髪色に個性があるかどうかを判断されることも。逆にきちっとしたリクルートスタイルでは評価が下がる可能性もあるため、注意が必要です。
応募する企業の募集要項などもチェックした上で、適した格好を心がけましょう。

2.表情はかたすぎず緩みすぎず自然な笑顔で

履歴書の写真は、笑いすぎても表情がかたすぎてもNGです。
口角を上げ、ふんわりとほほ笑み、自然な笑顔を心がけるのがベストです。

この時、口元も大切ですが、目元にも注意を向けましょう。

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、口角だけを上げていても、目が笑っていないと怖い印象を与えてしまいます

目はあまり開きすぎないよう、自然な笑顔を意識しておくと良いでしょう。

3.視線はまっすぐ前に

視線はまっすぐ前を見るのが基本です。

よく、スピード証明写真で椅子の調整をせずに座ってしまい、上目遣いになってしまったり、見上げてしまったりする方もいますが、これはNG。まっすぐ正面を向いて座るようにしましょう。

正面ではなく、斜めを向いたり、角度がついたアングルも悪目立ちしてしまうため、やめるようにしましょう。

4.姿勢を意識する

姿勢はしっかりと正して座るようにしましょう。

背筋がピンと伸びていると自信があり、明るい印象を与えます

逆に猫背になってしまうと暗い印象を与え、自信がないように見えてしまいます

これは証明写真の時だけではなく、面接のときにも言えることなので、普段から背筋をピンと伸ばして座るクセをつけておくと良いでしょう。

5.明るさを調整する

写真を撮る際には明るさも重要です。

女優ライトのように、顔の下から光を当てて撮ることで、顔全体が明るくなり、キレイに撮ることができます。

ライトがない場合には、ひざの上に白いハンカチを広げて置いておくだけでもOK。フラッシュが白いハンカチに反射して、顔全体を照らすことができます。

写真館などで撮る場合には、あらかじめキレイに撮れるように調整がされているため必要ない場合が多いですが、自宅で撮る場合やスピード証明写真機を使う場合には効果的です。

清潔感と表情が何よりも大切

写真を撮る際のポイントを5つ紹介してきましたが、好印象を与えるためにもっとも大切なポイントは清潔感と表情です。

WEB履歴書で書類選考を行う場合、直接会っていないため、自分の魅力を語ったり、人柄をアピールすることが難しくなります。

そのため、表情がかたくなってしまったり、シャツがよれてしまったりしていると、

  • だらしない
  • 暗い感じがする

など悪い印象を与えてしまうことも多くあります。

誰でも笑顔で清潔感のある人には好印象を持つものです。

出典:doda「プロが教える!失敗しない履歴書写真の撮り方」

やわらかい笑顔で、身だしなみをしっかりと整えた上で写真撮影を行うと、採用担当者からの印象アップにつながります。

履歴書写真を撮る際のQ&A

Q1.スマートフォンやデジタルカメラでとってもOK?

teacher
スマートフォンなどで撮るのはOKですが、撮るときには服装や背景などに注意しましょう。

履歴書の写真はスピード証明写真機や写真館で撮った方がキレイに撮れるためおすすめですが、スマートフォンやデジタルカメラで撮った方が手軽にできるという利点があります。

また、スピード証明写真機では撮影した写真のみシールで現像され、データがもらえないことも多いため、WEB履歴書に使う場合は、スマートフォンで撮影した方が写真の取り込みがスムーズに済みます。

スマートフォンなどで撮る場合には、

  • 自撮りではなるべく誰かに撮ってもらう
  • 背景は白い壁などを使う
  • 服装はスーツやジャケットなどを着用する

の3つの点に注意しましょう。

自撮りをしてしまうと、撮影するアングルが変わってしまい、正面からきちんと撮影できない可能性があるので、避けた方が良いでしょう。

背景は基本ルールの通り、白、青、薄いグレーで行うことが大切なので、なるべく無地の白い壁などを探して撮るとキレイに撮ることができます。

服装は、家だからと私服で撮ってしまう方もいますが、これはNGです。きちんとした証明写真を撮るという意識で撮影に臨みましょう。

この3点を注意すれば、スマートフォンなどで撮っても問題はありません。

加工はしても大丈夫ですが、加工しすぎて顔が変わりすぎてしまうと、書類選考は通ったとしても、面接で印象を大きく落としてしまう可能性もあるため、加工しすぎないように注意が必要です。

Q2.アナログ写真をデジタル化することは可能?

teacher
アナログ写真をデジタル化するには、スマートフォンなどで撮るのが一番簡単です。

スピード証明写真機などを利用して履歴書の写真を撮った場合、写真データをもらえないところもあります。

アナログ写真をデジタル化する一番簡単な方法は、アナログ写真をスマートフォンのカメラで撮影することです。

アナログ写真をスキャンしてデータとして取りこむ方法もありますが、その分手間もかかります

なるべく余分な光が入らないように撮影さえすれば、パソコンなどでトリミングや加工も可能なため、キレイにデータ化することができます。

ただし、スマートフォンやカメラの性能によっても質が大きく異なります。

お金はかかりますが写真館などで撮影を行い、データをもらう方が一番キレイな状態でデータ化できるため、写真館を利用するのもおすすめです。

Q3.顔写真をどうしても登録したくない場合は?

teacher
顔写真をどうしても登録したくない場合には無理にしなくても大丈夫です。
転職サイトに顔写真を登録しておいた方が採用担当者からの印象に残りやすいというメリットもありますが、登録できないサイトも多く、登録していなくてもマイナスに働くことはほとんどありません。

企業側が顔写真の提出を求めている場合は別ですが、登録しないまま応募し、選考に進んだという方も多くいます。

逆に、適当に登録してしまうことでマイナスに働くこともあります。
WEB履歴書の写真登録はあくまで転職者の魅力や人柄を伝える手段の1つであると捉えた上で、登録するかどうか判断するか決めましょう。

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まとめ

転職サイトのWEB履歴書の顔写真は、転職者の人柄や雰囲気が伝わりやすく、採用担当者の記憶にも残りやすいため、登録しておくべきだと言えます。

基本ルールをおさえた上で、表情や姿勢、身だしなみを意識することで、印象アップにつなげましょう。

また、今回紹介した履歴書を撮るためのポイントは、WEBの履歴書だけでなく、紙の履歴書でも同じことが言えます。

teacher
WEB応募の際に顔写真を使わなかったとしても、今後面接や選考の際に写真の提出を求められることもあるため、転職活動を始める前に、履歴書用の写真を用意し、選考に備えておきましょう。

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