- 語学力を活かしたい
- グローバルに活躍したい
など、海外転職を考える方は、国内での転職とは選考の仕方や得られる情報などに差がある場合があります。
そのため、外資系企業などの求人を多く扱っている転職サイトを選ぶことが大切です。
そこで今回は、海外転職におすすめの転職サイトをランキング形式で5つご紹介します。
海外転職を目指す方が転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント
ポイント1.外資・グローバル企業などの求人数
海外への転職の場合、応募できる求人がかなり限定されることも考えられます。
外資系・グローバル企業の求人が多い転職サイトを選ぶコツは、
- 運営会社自体が海外でのネットワークを持っている
- 海外にも拠点を持つ大手企業との取引がある
など、海外の企業や拠点を持つ企業がどれだけあるかどうかを見ることです。
たとえば、ランスタッドでは、国内だけでなく、世界38か国に4,800以上の拠点を持っていることから、外資系企業などグローバルな転職にも強みを持っています。
出典:ランスタッド
逆に日本で多くの方が利用する総合転職サイトでは外資系・グローバル企業への求人があまりない場合があります。
ポイント2.検索条件の充実
転職サイトでは転職エージェントとは異なり、自分で求人を検索したり応募したりする必要があります。
- 転職をする上での一番重要な希望条件
- 希望条件の優先順位
を明確にした上で、的確な検索条件で検索を行うことが大切です。
国内での転職する際にも使える
- 給与
- 職種・業種
- 勤務形態
- などはもちろん大切ですが、
- 勤務地(アメリカ・中国など)
- 言語(英語・中国語などの語学レベル)
などで検索できると、希望条件に合った求人を絞りやすくなります。
とざっくりとした考えで応募してしまうと、思っていた地域や待遇異なる場合があります。
ポイント3.転職アドバイスやノウハウの有無
海外転職では、日本での選考と大きく異なる場合があります。
と思っていても、国内での履歴書や職務経歴書の形式や項目と全く異なる可能性もあり、選考では上手くいかないことも。
ポイント4.求人の情報量
となっては遅いため、下調べを入念に行うことが大切です。
そのため、
- 募集要項
- 業務内容
- 勤務地
- 職場の雰囲気
- 待遇
などの細かい項目をしっかりとチェックしておくことが大切です。
転職サイトによっては、取材担当者が得た独自情報や先輩社員へのインタビューなどの情報が掲載されている場合も。
出典:エン転職
こういった細かい企業情報を見て、同業種・職種の企業と比較することで、転職後のギャップを少なくすることができます。
今一度、
- 自分の希望条件を満たしているか
- 職場環境は合うか
など、自分の希望と照らし合わせておくことが大切と言えます。
ポイント5.スカウト機能の質
ほとんどの転職サイトにスカウト機能はありますが、スカウトの質を見ると、好条件と悪条件の求人があるなど求人の質にばらつきがありあることも。
転職サイトから届くスカウトにはいくつか種類があります。
出典:マイナビ転職
たとえばマイナビ転職には
- 希望条件マッチ
- 条件マッチ
- 経験マッチ
- 転職エージェント
の4種類のスカウトがあります。
希望マッチや条件マッチでは、自分があらかじめ設定しておいた希望職種や希望条件などとレジュメを見た上で企業からメッセージが届くため、マッチ度の高いスカウトがくる可能性が高いのが特徴です。
一方で経験マッチでは、経験職種とマッチした求人なので、
- 異業種・職種への転職を考えている
- これまで経験してきた職種の系統がバラバラ
などの場合、転職先に求める条件と合っていないことも。
また、転職エージェントからのメッセージでは、マイナビ転職と提携している転職エージェントからの営業メールが届く場合がほとんどなため、エージェントによっては保持している求人の質が悪いというケースもあります。
と安易に飛びついてしまうと、自分が希望していない職種や業種の求人をおすすめされる場合もあります。メッセージを返す場合には慎重に行いましょう。
という方がいれば、
という方もいます。
出典:マイナビ転職
海外転職に「絶対」におすすめしたい転職サイトランキング
1位.キャリアクロス
運営会社 | 株式会社シー・シー・コンサルティング |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | 外資系・グローバル企業 |
登録ユーザー数 | 約25万人 |
求人更新頻度 | - |
公開求人数 | 4,863件 |
未公開求人数 | - |
新着求人数 | 2,819件 |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
海外転職したい方が転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | ◎ |
検索条件 | ◎勤務地や言語で検索可 |
転職アドバイス・ノウハウ | ◎英文履歴書サンプルなどあり |
求人の情報量 | △独自情報少なめ |
スカウトの質 | 〇 |
海外転職に「絶対」におすすめしたい理由
求人検索では、北米やアジア、ヨーロッパなどさまざまな勤務地や英語レベルなどのキーワードで求人を絞り込むことができます。
特に、日本ではあまりなじみのない英文カバーレターの基礎知識やサンプル、フォーマットなどを見ることができる点はキャリアクロスの強みと言えます。
2位.ビズリーチ
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | 総合 |
登録ユーザー数 | 約96万人 |
求人更新頻度 | - |
公開求人数 | 56,717件 |
未公開求人数 | 0件 |
新着求人数 | - |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11人 | 64% | 91% | 531万円 | 600万円 | 113% | 128日 | 7.5 |
海外転職したい方が転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | 〇海外事業、外資系 |
検索条件 | 〇勤務地や言語など人気キーワードで検索可 |
転職アドバイス・ノウハウ | △ヘッドハンターからのアドバイスのみ(7月21日で終了) |
求人の情報量 | △情報量少なめ |
スカウトの質 | ◎ヘッドハンター、企業からのスカウト |
海外転職に「絶対」におすすめしたい理由
ハイクラス向け転職サイトとして知られるビズリーチも海外転職で利用するのにおすすめです。
ビズリーチは海外事業、外資系などの求人も多く、年収1,000万円以上の求人が1/3以上と、高年収求人が多いところが魅力。
求人検索では、
- 英語
- 中国語
- 海外事業
- 外資系
などの人気キーワードから検索することができ、新規開拓事業や海外事業責任者など、重要なポジションの求人が揃っています。
職種も営業や人事、企画、ITなどさまざまなため、
- 海外で商品の魅力をアピールしたい
- 国内での営業経験を活かしたい
など、海外でのキャリアアップを実現できます。
デメリットとしては
- 求人情報の量が少ない
- 有料会員にならないとスカウトが一部利用できない
という点です。
3位.CAREER CARVER(キャリアカーバー)
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | ハイクラス転職 |
登録ユーザー数 | - |
求人更新頻度 | - |
公開求人数 | 66,399件 |
未公開求人数 | 0件 |
新着求人数 | - |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
海外転職したい方が転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | ○ |
検索条件 | ○勤務地やフリーワードで絞り込み可 |
転職アドバイス・ノウハウ | ○ |
求人の情報量 | ◎ヘッドハンターからの独自情報あり |
スカウトの質 | ◎ヘッドハンターからのスカウト |
海外転職に「絶対」におすすめしたい理由
勤務地やフリーワードから海外転職が叶う求人を見つけることが可能。年収は600万円から5,000万円まで選択することができ、海外工場の責任者や技術スペシャリストなど、海外で自分のスキルを発揮したいという方にぴったりの求人が多数掲載されています。
また、スカウト機能では、厳選した2,200人以上(2020年5月時点)のヘッドハンターからスカウトを受け取ることが可能。
求人情報も充実しており、ヘッドハンターが得た独自の情報を閲覧することができるため、企業分析にも役立ちます。
- 現時点での年収が高い方
- 専門職のスペシャリストや管理職経験者など、スキルや経歴に自信がある方
はCAREER CARVERを利用すると良いでしょう。
4位.doda(デューダ)
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | 総合 |
登録ユーザー数 | 約540万人 |
求人更新頻度 | 週2回(月・木) |
公開求人数 | 60,181件 |
未公開求人数 | 43,255件 |
新着求人数 | 7,675件 |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
海外転職したい方が転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | △海外勤務少なめ |
検索条件 | ◎語学、勤務地などこだわり条件から検索可 |
転職アドバイス・ノウハウ | ◎ |
求人の情報量 | ◎独自情報あり |
スカウトの質 | △スカウトの質に偏りあり |
海外転職に「絶対」におすすめしたい理由
検索では、語学力や勤務地などのほか、企業の従業員数や休日などのこだわり条件があり、細かく条件を指定して検索を行うことができます。
転職ガイドでは基本的な履歴書の作成の仕方や面接アドバイスだけでなく、英文レター作成など、海外転職者向けの転職アドバイスがあるところは嬉しいポイント。
テンプレート・サンプルをWordでダウンロードできるため、
- いちから作成する時間がない
- 話すのは得意だけど英文を書く自信がない
という方は、こちらのサンプルを利用すると良いでしょう。
ただし、公開されている求人が少ない場合でも、非公開求人として外資系・グローバル企業の求人があることもあります。
思
5位.indeed(インディード)
[site-indeed-sum-mini]海外転職したい方が転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | ◎ |
検索条件 | – |
転職アドバイス・ノウハウ | – |
求人の情報量 | – |
スカウトの質 | – |
海外転職に「絶対」におすすめしたい理由
indeedは求人検索エンジン型の転職サイトで、世界の求人Webサービス訪問者数でNo.1を獲得するなど、世界で評価を集めています。
ただし、
- indeedから直接応募できる求人があまりない
- 転職ノウハウやツールなどは利用できない
など、求人検索だけに特化しているため、他の転職サイトに比べ、利用できる機能が限定されています。