転職エージェント経由で落ちた企業に直接応募は可能?直接応募した方が良いケース・悪いケースと直接応募の際の5つのポイント

man
転職エージェント経由で企業に応募して落ちてしまったけれど、どうしてもその企業に転職したい!

という場合、企業に直接応募することを検討する方も多いのではないでしょうか。

実は転職エージェント経由で落ちた場合でも、再応募すれば転職が成功するケースもゼロではありません

今回は、転職エージェント経由で落ちた企業に直接応募しても良いケース・悪いケースと、再応募の際の5つのポイントを解説します。

teacher
内定がとれる可能性があるなら、応募方法を変えることも1つの手段です。直接応募するポイントをしっかりおさえ、内定を勝ち取りましょう!

転職エージェント経由で落ちた企業に直接応募してもいい?

転職エージェントで落ちた企業に直接応募した方が良いケースと悪いケースがある

転職エージェントでは、自分の経歴やスキル、希望条件などに合った求人を紹介され、応募企業ごとの選考対策も受けられるため、転職成功がしやすいと言われています。

しかし、転職エージェント経由でも書類選考の時点で落とされてしまったり、選考途中で採用見送りとなったりと、応募企業に落ちてしまうことももちろんあります。

その際、

man
転職エージェント経由では落ちた企業に直接応募したい!

と考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、一度は落ちた企業に再度応募するのは勇気がいるもの。

man
転職エージェントで落ちた場合には直接応募しても無駄なのかな?

と直接応募することをためらってしまう方も。

結論から言えば、転職エージェント経由で落ちた企業に直接応募することは可能です。

実は、転職エージェント経由で落ちた場合、一般的な企業の選考の基準とは違う理由で選考に落ちていることもあり、再応募することで転職成功するケースもあるのです。

ただし、直接応募した方が良いケースと悪いケースがあります。
選考に落ちた理由次第で直接応募しても良いかどうかが変わるため、直接応募しても良いケースと悪いケースをそれぞれ知っておくことが必要です。

直接応募しても良いケース

直接応募しても良いケースは2つあります。

teacher
ポイントは、企業からスキルや経歴などが原因で落とされていないということです。

1.社内選考で落ちた場合

転職エージェント経由で求人に応募したとしても、企業の採用担当者まで応募の意思が届かないまま落とされている場合があります。

man
えっ?そんなことあるの!?
転職エージェントでは、なるべく企業との転職者のマッチング率を上げるために、エージェント内での社内選考を行います。

同じ転職エージェント内で複数の転職者がいた場合、ある程度人数を絞るためにコンサルタントが事前審査を行うのです。

希望者全員の選考を企業の採用担当者だけが行っていたのでは、転職サイトや直接応募同様に採用担当者の負担がかかります。

採用担当者の負担を少しでも減らすためにも、企業が求める人材を熟知したコンサルタントが事前に一次選考を行い、転職者をふるいにかけます。

そうすることで、採用担当者はある程度能力が高く、企業が求める人物像に合った転職者とだけ選考を行うことができるため、選考の効率を上げることができます。
そのため、企業に応募したと思っていても、企業側の選考ではなく、転職エージェントの社内選考に落ちてしまっている可能性があるのです。
応募されずに落ちてしまったということは、その企業の採用担当者の考え方や判断によっては、採用されるチャンスが十分あるということです。

社内選考を行っていることは事前に説明される場合もありますが、担当者によっては応募を行ったことにして企業側の責任と説明してくる場合もあります。

転職エージェントに落ちた理由について確認を行い、社内選考の結果落ちていたという場合には直接応募することを検討してみても良いでしょう。

2.報酬料の関係で落ちた場合

転職エージェントでは、転職者に利用料をとらず、求人を出している企業側の採用報酬をもらうことで成り立っています。

報酬については転職エージェントによってさまざまですが、内定時に提示された年収の約30%前後が相場とされています。

そのため、内定を出す転職者や契約料率によって、企業が支払う報酬が高くなることも。

企業が複数の転職エージェントや転職サイトを利用している場合、なるべく報酬をおさえるためにも、報酬料が安いところの転職者を中心に選考を行うこともあり、報酬料が高い転職エージェントを利用していると、それだけで落とされてしまう可能性もあるのです。
直接応募の場合、転職サイトや転職エージェントの仲介がない分、採用コストがおさえられるため、転職エージェント経由で落とされた場合でも、直接応募であれば採用されるチャンスがあります。

直接応募すると悪いケース

逆に直接応募したとしても、再度落とされてしまうケースもあります。

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ポイントは企業の選考によって落とされたかどうかということです。

1.キャリアやスキルが企業が求める条件に達していない

そもそも企業側が求める条件に転職者自身のキャリアやスキルが達していないという場合には、直接応募をしたとしても書類選考の時点で落とされてしまう可能性があります。

企業側の採用基準が変わらない限り、応募してもあまり意味がないのです。

ただし、すぐに応募せず、キャリアやスキルを身につけた上で時間を置いて再応募すれば採用されるチャンスはゼロではありません。

2.選考での態度や受け答えが原因で落ちた場合

面接などの選考で落ちたという場合には、選考での態度や受け答えで判断されているため、再度直接応募しても落とされてしまう可能性が高いと言えます。

その場合、再応募しても企業側の記録に残っているため、書類選考の時点で門前払いとなってしまうケースも。

落ちた理由について転職エージェントに問い合わせてみると良いでしょう。

転職エージェント経由で落ちた理由を知ることが大切

直接応募を検討する場合、転職エージェント経由で落ちてしまった理由を知ることがもっとも大切です。

落ちた理由が転職者のキャリアやスキルなどの問題ではなく、転職エージェントや企業側の都合の場合、再度応募することで採用されることは十分考えられます。

しかし、キャリアやスキルが足りなかったり、面接での受け答えが原因で落ちてしまったりした場合には、再度応募しても結果が変わらないことがほとんどです。
直接応募をしてはいけないということはありませんが、同じ企業だけにこだわるよりも落ちてしまった理由を受け止め、次に活かすという姿勢が重要と言えるでしょう。
このように落ちた理由について知ることで、直接応募で成功するかどうかが分かれます。

転職エージェントに落ちた後でも受かるために!応募方法と直接応募する際のポイント

転職エージェントで落ちた場合に応募できる方法は全部で3つ

転職エージェント経由で一度落ちたとしても、企業側や転職エージェント側の都合の場合、再度応募することで採用される可能性も十分あります。

再応募というとまず直接応募を思い浮かべる方も多いと思いますが、転職エージェント経由で落ちた場合に再度応募できる方法は全部で3つあります。
  1. 直接応募
  2. 転職サイトからの応募
  3. 別の転職エージェントからの応募

1.直接応募

直接応募は、企業のホームページやSNSなどから直接採用担当者にアプローチをする方法のことを指しています。

直接応募では転職サイトや転職エージェントなどを仲介しないため、掲載料がかかることがありません。

そのため、企業側のコストを削減できるため、転職エージェントの報酬料の関係で落ちた場合には、直接応募をすることで採用されるチャンスをつかめる可能性があります。

また、直接応募の場合、企業とのやり取りを自分で行う必要があるため、企業に質問をしたり入社意欲をアピールしやすいというメリットもあります。

しかし、よく直接応募の方が採用率が高いともいわれていますが、直接応募であっても転職サイトや転職エージェントを経由したとしても、企業側の採用基準は変わらないため、採用率が高くなるということはありません
そのため、落ちた理由が選考時の転職者のスキルや態度が問題であったという場合には、直接応募であっても結果は同じになってしまうため、事前に転職エージェントに落ちた理由について詳しく確認しておくとよいでしょう。

2.転職サイトからの応募

企業が転職エージェント以外の転職サイトを利用している場合には、転職サイトから再度応募することも可能です。

転職サイトからの応募では、広告掲載料はかかるものの、転職エージェントに比べるとコストをおさえられるため、

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とりあえず多くの転職者と会ってみたい!

という企業の場合、企業が選考を行ってくれる可能性が高くなります。

また、転職サイトでは転職エージェントとは異なり事前審査がないため、転職エージェントの社内審査で落ちたという場合にも望みはあります。

3.別の転職エージェントからの応募

そして、別の転職エージェントから応募する方法もあります。
man
転職エージェントなんてどこも同じでしょ?

と思ってしまいがちですが、転職エージェントごとに企業との関係性も異なるため、信頼できる転職エージェントに依頼をすれば、

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この転職エージェントの担当者がおすすめする転職者なら会ってみたい!

と思ってもらえる可能性があります。

また、コンサルタントの事前審査の基準も異なるため、転職エージェントの社内審査で落ちた場合でも、別の転職エージェントであれば選考へと進められることもあります。

以上、3つの応募方法があります。

どれを選んでもいいですが、企業がどこの転職サイトや転職エージェントに求人を出しているのかは分からないため、直接応募の方がより簡単で応募しやすい方法だと言えます。
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直接応募する際のポイント

man
よし!じゃあ早速直接応募してみよう!

とすぐに直接応募してしまおうとする方もいますが、一度その企業の選考に落ちている場合、再応募で内定を勝ち取るのはなかなか難しいものです。

転職エージェント側の都合で落とされていたとしても、選ばれなかったからには何かしら落ちた原因があります。
そのため、再度応募する際には、これまでの選考とは違ったアプローチの仕方が必要になります。

直接応募する際のポイントを5つご紹介します。

1.応募書類を見直す

まず、応募書類を見直すことが重要です。

特に社内審査や書類選考で落ちてしまった場合、これまでと同じ書類ではろくに読まれずに落とされてしまうことも。

転職に失敗する方のよくあるNG例に、履歴書や職務経歴書の書き方を変えずに応募をしてしまということが挙げられます。

書類選考で落とされてしまうということは、採用担当者やエージェントから見て、転職者の経歴やスキルに魅力が感じられなかったということです。

書類選考や社内審査で上手くいかなかった場合には、履歴書や職務経歴書などの応募書類を見直すことが必須。

特に再度の応募の場合には、

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どうしてもこの企業に入りたい!

という熱意を伝えることが大切になります。

そのため、志望動機が重要になるため、

  • なぜこの企業に入りたいと思ったのか
  • 具体的にこの企業でどんな活躍をしたいのか

など、採用担当者の目に留まるよう、志望動機などの書き方を工夫するようにしましょう。

2.スキルや実績を作る

転職エージェントの社内審査や、企業側の書類選考などで落ちてしまった場合には、他の転職者に比べ、スキルや実績が足りなかったという可能性も考えられます。

特に転職エージェントの社内審査では、採用担当者の選考を負担を減らすため、企業に応募できる転職者数を制限していることもあります。

そうなると、いくらスキルや経歴が採用基準を満たしていたとしても、よりスキルや実績のある転職者が優遇されてしまうため、すぐに応募を行っても上手くいかない場合も多くあります。
再度同じ企業に応募したいという場合には時間を空けることも大切。

再度応募するまでの期間をスキルや実績を積む期間にあて、再度応募することでより入社意欲も伝わりやすく、採用担当者の目にも留まりやすくなります。

現職でできるだけ実績を作ったり、必要な資格を習得したりと、次の転職活動に活かせるよう、今のうちにスキルや実績を作っておきましょう。

3.熱意を伝える

一般的に一度選考に落ちてしまった企業に再応募して転職を成功させるのはなかなか難しいもの。

スキルや経歴なども短期間で変わるわけではないため、そのまま再応募しても上手くいかないのが実情です。
そこでポイントとなるのが、「熱意を伝えること」です。

転職では新卒採用とは異なり、経歴やスキルなどの経験が重視されやすいですが、どんなにスキルや経歴が素晴らしくても、仕事に対するモチベーションがなければ、なかなか続けられません。

そのため、スキルや経歴がなくても、熱意を伝えることで選考の機会を与えてくれる企業も。

企業に直接問い合わせ、

  • どうしても貴社で活躍したく、再度応募したい

など、諦めずに熱意を伝えましょう。

4.同じ企業の別の求人がないか確認する

企業のHPを見ると、1つの職種の求人だけでなく、その企業のさまざまなポジションの求人が載せられている場合があります。

経験などによっても採用基準が異なるため、同じ企業の別の求人がないかを確認し、応募を検討してみると良いでしょう。

たとえば転職エージェントで

  • 経験3年以上
  • 年収400万円

の求人に応募して落ちた場合でも

  • 経験不問
  • 年収350万円

であれば、経験やスキル不足であっても採用されるチャンスがあります。

このように、一度応募した企業の求人が他にないかどうかを探し、再度応募してみるのも良いと言えるでしょう。

5.直接応募する際のデメリットを理解する

直接応募することで再度選考を行うチャンスをつかむことができますが、企業の採用担当者によっては転職者の名前や経歴を見た時点で落とされてしまう場合もあります。

また、直接応募では、転職エージェントとは違い、企業とのやり取りやスケジュール調整、選考対策などをすべて自力で行う必要があります。

man
直接応募の方が簡単そう!

と気軽に応募してしまうと、思わぬところで苦戦する可能性もあります。

そうならないためにも、直接応募のデメリットを知っておくこともポイントの1つと言えるでしょう。

再応募する際には念入りに準備を

転職エージェント経由で落ちてしまった理由が転職エージェントでの社内審査であっても、企業との選考であっても、応募書類や面接などで転職者の魅力をアピールしきれていなかったということになります。
そのため、再応募の際にはこれまで以上に力を入れて臨む必要があります。

応募書類がそのままだったり、ろくに準備をせずに選考に臨んでしまうと、企業の採用担当者からの評価を大きく下げてしまうことも。

どうしても転職したい企業がある場合には諦めない姿勢を持つとともに、念入りに準備を行うことが大切です。

まとめ

転職エージェント経由で落ちた企業に直接応募などで再度応募することは可能です。

ただし、落ちた理由によっては直接応募しても良いケースと悪いケースがあるため、まずは自分がなぜその企業の選考に落ちてしまったのか、理由を知ることが大切です。

場合によっては、転職エージェントの社内審査の時点で落とされ、そもそも企業に応募していないということも考えられるため、理由を知ることで再度応募する際の対策が変わってきます。

直接応募以外にも再応募できる方法として

  1. 転職サイトで応募する
  2. 別の転職エージェントで応募する

という2つの方法がありますが、すべての企業が複数の転職サイトや転職エージェントに求人を出しているわけではありません。

そのため、企業のHPを確認して直接応募を行うのが一番シンプルで応募しやすい方法と言えます。

諦めきれない場合には直接応募を行いましょう。

また、直接応募する際には、5つのポイントがあります。

  1. 応募書類を見直す
  2. スキルや実績を作る
  3. 熱意を伝える
  4. 同じ企業の別の求人がないか確認する
  5. 直接応募する際のデメリットを理解する
再応募する際には5つのポイントを参考に、念入りに準備を行いましょう。

一度落ちてしまったとしても、諦めなければチャンスをつかめることもあります。

teacher
どうしても転職したい企業がある場合には、直接応募など別の手段でアプローチを行いましょう。

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