転職サイトの新着求人を必ずチェックするという方も多いのではないでしょうか。
求人によっては、早めに応募を締め切ってしまい、掲載完了期間を待たずに終了することもあるため、気になる求人は早めのチェックをしておきたいところです。
そこで今回は転職サイトの更新日一覧と、更新日を利用した転職サイトの活用テクニックを解説します。
転職サイトの求人の更新日はいつ?
転職サイトの更新日は転職サイトによって異なる
転職を成功させるためには求人のチェックが欠かせないものです。
新卒の採用とは異なり、転職ではあらかじめ採用人数が限定されていることも多く、条件のよい求人ほど募集が殺到するため、新着求人は早めにチェックしておきたいところ。
でも、
と自分の利用している転職サイトの更新日を意識せずに使っている方も多いのではないでしょうか。
もちろん更新日当日に見なかったとしてもすぐに掲載が終了するというわけではありませんが、求人が掲載された瞬間から、企業への求人応募は開始されています。
また、採用が決まらなくてもある程度の応募人数に達した時点で応募を締め切り、限られた人数の中からじっくり選考を行う企業もあります。
毎日更新するところもあれば、週に1,2回更新されるというところもあります。まずは自分が利用している転職サイトの更新日をチェックしておきましょう。
主な転職サイトの更新日の一覧はこちらです。
転職サイト | 更新日 |
---|---|
リクナビNEXT | 水・金 |
type | 火・金 |
エン転職 | 月・木 |
マイナビ転職 | 火・金 |
はたらいく | 月・木 |
イーキャリア | 毎日 |
転職ナビ | 毎日 |
女の転職@type | 火・金 |
とらばーゆ | 月・木 |
DODA(デューダ) | 月・木 |
こちらの表を見ると、更新頻度や更新される曜日まで各転職サイトごとに異なることが分かります。
そのため、自分の仕事やプライベートの都合で、
と特定の曜日に固定してしまうと、新着求人を見逃してしまうことも考えられます。
掲載する企業側や転職サイトの担当者も土日は休んでいる場合が多く、平日の営業時間内にまとめて更新することが多いからです。
転職サイトの更新日が決まっている理由
転職サイト側は多くの企業の求人を扱っています。その際、企業から掲載料を受け取り、掲載期間を定めて広告を管理しています。
更新日が分かっている分、掲載されるまでに選考のための資料準備や選考基準の調整など、採用担当者の準備期間を作ることができ、選考をスムーズに行うことができます。
早めの応募で転職成功率が上がる
と思う方も多いかもしれません。
企業の採用担当者は当然、転職サイトに求人が掲載が始まって数日は、転職サイトからの応募メッセージを頻繁にチェックします。
新着求人として転職サイトのトップページや特集に掲載されたり、新着求人の検索キーワードから検索できたりと、求人が掲載されたばかりの方が転職者の目に留まる機会も多く、応募者も多い傾向にあるからです。
そのため、採用担当者のスケジュールがまだ埋まっていないうちに応募した方が、
と思ってもらいやすく、面接にもつながりやすいというメリットがあります。
特に中途採用向けの求人は、新規事業の拡大や人員補充など急募求人が多いため、業務の穴を埋めるためにも、できるだけ早く選考を行い、優秀な人材を見つけたいという企業がほとんどなのです。
逆に、掲載期間が長く、古い求人がいつまでも残っているということは、
- 時間をかけてじっくり選考を行っている
- 人気がなく応募者が集まらない
という理由が考えられます。
新着求人を逃さない!更新日を利用した転職サイトの活用テクニック
転職サイトはうまく使いこなすことが大切
転職サイトによって求人の更新日や使える機能などが異なります。
と思う方もいますが、掲載されている求人も掲載期間も異なるため、利用する転職サイトによって、転職活動の仕方や見つけられる求人も大きく変わるのです。
更新日を利用した転職サイトの活用テクニック
更新日を利用した転職サイトの活用テクニックは3つあります。
たった3つのポイントをおさえるだけで、転職活動の効率がぐんとアップするため、1つずつおさえていきましょう。
1.更新日の異なる転職サイトを複数登録する
転職サイトの更新日は基本的に平日の月曜日から金曜日に固定されています。
たとえば、リクナビNEXTを利用している場合、リクナビNEXT(更新日:水・金)とは異なるエン転職(更新日:月・木)を登録しておくと、1つの転職サイトで見るよりも効率よく多くの求人を見ることができるためおすすめです。
そのため、メインで使う転職サイトを決めておき、それ以外の転職サイトをあくまでサブとして利用するようにしておき、幅広く求人を見るための補助として利用するようにしましょう。
転職サイトの良さは、求人を検索できるだけでなく、転職ノウハウや企業情報など各転職サイトごとの独自の情報を入手できるというところにあります。
他にも、転職サイトにはそれぞれさまざまな特徴があります。各転職サイトを比較し、自分に合った転職サイトを見つけるようにすることも大切です。
おすすめの転職サイトのランキング記事はこちら。
2.新着求人メール通知を利用する
よく、
とメール通知をすべてオフにしてしまったり、まともにメールを見なくなってしまう方もいますが、新着求人のお知らせメールがくるように設定しておくことがポイントです。
出典:エン転職
エン転職の新着JOBクリップでは、希望する勤務地や業種などをあらかじめ設定しておくと、希望に合った求人があった場合、メールでお知らせを受け取ることができます。
他にも、「もうすぐ掲載終了お知らせメール」や「再掲載お知らせメール」など、気になる求人リストに入れておいたまま応募していなかった求人や、前回応募し損ねてしまった求人などをチェックすることができて便利です。
出典:エン転職
掲載が開始されてすぐに応募するのが一番おすすめではありますが、
なんてことにならないためにも、メール通知設定を上手く活用することで、応募し忘れを防ぐようにしましょう。
エン転職だけでなく、他の転職サイトにもさまざまなメール通知設定があります。
転職サイト | メール機能 |
---|---|
リクナビNEXT | 新着求人お知らせメール 気になるリストお知らせメール 応募歓迎お知らせメール |
type | オファーDM 関心お知らせメール 検討中リストお知らせメール |
エン転職 | オファーメール もうすぐ掲載終了お知らせメール 再掲載お知らせメール 応募歓迎お知らせメール |
マイナビ転職 | オファーメール 新着求人メール 締切間近!求人情報メール マッチングメール |
はたらいく | 新着求人メール 締切間近メール 編集部セレクトメール |
イーキャリア | 新着求人メール |
転職ナビ | 新着求人お知らせメール |
女の転職@type | スカウトメール 条件マッチオファー通知 |
とらばーゆ | 新着求人お知らせメール |
DODA(デューダ) | 求人紹介メール スカウトお知らせメール 速報!求人ニュース |
3.お気に入りリストに入れたらすぐに応募する
通勤中や休憩時間など、すぐに応募できないという場合もあるため、お気に入りリストがあるのは便利です。また、お気に入りをした企業から「応募歓迎」などのオファーが届く場合もあるため、リストに入れておくと、有利に選考を進められる可能性もあります。
特に土日は求人の更新がないため、リスト内の求人をゆっくり吟味してから応募することができます。
なんてことがないよう、定期的にチェックするクセをつけておきましょう。
なるべく多くの求人を見ることでブラック企業の回避にもつながる
よく焦って求人に応募してしまい、希望と合わない求人やブラック求人に引っかかってしまったという転職者もいますが、新着求人を早めにチェックし、多くの求人を見ておくことで、ブラックな求人を見極める目を養うことができるのです。
特に、
- 何度も掲載期間を変えて求人を掲載している
- まったく同じ文言の求人を別サイトで見たことがある
などの場合には要注意です。
新着求人を見るクセをつけておくことで、こうしたブラックな求人を見極めることができるようになります。
通常、転職サイトで掲載が開始されれば、はじめのうちは転職者から多くの応募が集まってきます。
スカウトメールがすぐにくるという場合には、掲載しただけでは応募者が集まらず、採用担当者の方からアプローチをかけてきている可能性もあるのです。
同じ文面で複数の転職者にスカウトメールを送っていることも考えられるため、
と安易に飛びつかない方が良いと言えるでしょう。
まとめ
転職サイトの更新日は、転職サイト側が求人広告を管理するために決められていて、ほとんどの転職サイトでは平日に求人が更新されます。
また、転職サイトの更新日を上手く利用することで、効率よく転職活動を進めることもできます。
- 更新日の異なる転職サイトを複数登録する
- 新着メール通知を利用する
- お気に入りリストに入れたらすぐに応募する
新着求人に早めに応募することで、採用担当者の目にも留まりやすく、転職成功率がアップするというメリットがあります。
など転職サイトの更新日について詳しく知りたいという方は、今回の記事で各転職サイトの更新日について学んでいきましょう。