仕事にはモチベーションが一番重要!仕事でモチベーションが上がらない理由とモチベーションが下がってしまった時の6つの対処法

  • 仕事に対するやる気がない
  • 仕事で頑張ろうという意欲が持てない

など仕事へのモチベーションが上がらないことで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかし、仕事をしていく上でモチベーションの有無は非常に重要です。

仕事のモチベーションが上がらないことで、仕事の結果に影響を及ぼしてしまったり、周りの人との関係性の悪化につながってしまったりする可能性もあります。

そのため、モチベーションが上がらない原因を突き止め、モチベーションを保つことが必要となります。

そこで今回は、仕事でモチベーションが上がらない理由とモチベーションが下がってしまった時の6つの対処法をご紹介します。

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  • 今の仕事に悩んでいる
  • 仕事で結果を残せず伸び悩んでいる

という方は本記事でモチベーションについて知り、仕事のやる気が持てる方法を学びましょう。

仕事でモチベーションはなぜ重要?

仕事にはモチベーションが大切

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そもそもモチベーションって何?

と思う方もいると思いますが、モチベーションとは、

人が何かをする際の動機づけや目的意識のこと

を指しています。

つまり、人が何か行動を起こそうとする原動力がモチベーションとも言え、モチベーションが上がることで、やる気や意欲をもって目標に取り組むことができるのです。

そして、仕事のモチベーションとは、仕事へのやる気を出すための動機付けのこと。仕事内容にやりがいを求めたり、誰かから評価されたいと思うことで、仕事でのモチベーションが上がり、頑張って仕事をしようというやる気につながります。

逆に仕事への意味をなくしてしまい、モチベーションが上がらない場合、仕事への意欲が持てず真剣に取り組めなくなってしまうことから、思ったような結果を残せなくなってしまったり、仕事のクオリティが下がってしまう恐れもあります。
そのため、仕事をしていく上でモチベーションは欠かせないものであり、仕事をしていく上でいかにモチベーションを保つかどうかが自分の評価を左右する重要なポイントと言えるでしょう。

仕事でモチベーションが上がらない理由

仕事は生活のために欠かせないものではありますが、仕事に求めるものは人それぞれです。

単純にお金という人もいれば、お金以外のものを挙げる方もいるなど、モチベーションを構成する要素はさまざまです。

総合人材サービスを手掛けるパーソルキャリア株式会社が行った20代・30代の「はたらく価値観」の調査によると、仕事をする上で大事なものを問う質問に対し、「やりがい」「成長」「稼ぎ」のそれぞれの項目で、「そう思う」と回答した人は60%以上という結果に。

出典:パーソルキャリア株式会社

この結果から、20代・30代の仕事への意識やモチベーションが高く、やりがいや成長などを目的として仕事を頑張っている方が多いということがわかります。

さらに、「やりがい」「成長」「稼ぎ」のうち、「やりがい」を一番優先すると答えた方はなんと全体の46.5%

出典:パーソルキャリア株式会社

このことから、ただお金のためだけに働いているわけではなく、働くことに対して意味を求めている方も多く、仕事へのモチベーションの有無が仕事への取り組み方や仕事選びの際の基準にもなっていると言えます。
そのため、仕事でモチベーションが上がらないという場合には、まず自分のモチベーションが低下してしまっている原因を突き止めることが大切です。
teacher
ここでは、仕事でモチベーションが上がらない理由を5つ紹介します。

1.仕事内容に魅力や興味が感じられない

仕事は生活のために仕方ないと割り切っている方も多いですが、仕事に打ち込み成果を上げるためには「向き・不向き」や「好き・嫌い」も大切です。

嫌いなものや向いていない仕事をやり続けてしまうと、だんだん仕事が苦痛でしかなくなってしまい、モチベーションが下がり、作業効率が下がったり、仕事の質が下がってしまうことも。

「好きこそものの上手なれ」ということわざもあるように、好きなことや興味のあることだからこそ一生懸命取り組むことができ、

  • もっと成果をあげよう
  • もっと極めよう

と思い、工夫したり努力をしたりすることができます。

逆に嫌いなことや興味のないことは、どんなに頑張って取り組もうと思っても没頭することができず、成長が見込めないのです。

2.給与や待遇に不満がある

頑張った成果は誰かに認められたいもの。親や先生から褒められたくてテスト勉強を頑張った経験がある方も多いのではないでしょうか。

仕事で成果を上げたときの分かりやすい評価の形が給与や待遇です。

仕事を頑張った分だけ給与が上がればもっと頑張ろうという気持ちが沸きます。

しかし、どんなに頑張っても給与が上がらない、役職に就けない、ということであれば、頑張っても頑張らなくても同じだと思ってしまい、仕事へのモチベーションが失われてしまいます。

特にお金は生活にも直結してしまうもの。

teacher
やりがい重視とは言え、給与や待遇に不満があるとモチベーションが下がってしまう方も多くいるのです。

3.職場の人間関係が悪い

一見、モチベーションとは関係ないと思われる職場の人間関係も、実はモチベーションを保つためには重要な要素と言えます。

仕事では年齢や性別、立場などさまざまな方と関わりがあり、1人で仕事を進めることももちろんありますが、チームや会社一丸となって取り組む仕事も出てきます。

そのため、チーム全体のモチベーションが重要となり、やる気がない人やモチベーションが低い人がいると、全体の士気も下がってしまいがちに。
man
自分はこんなに頑張っているのになんで手伝ってくれないんだろう・・・

と不満に思うことで、職場の人と関わることが億劫になり、仕事自体が苦痛に感じるようになってしまうのです。

また、自分が落ち込んだときや悩んでいるときにも信頼できる上司や同僚がいれば、気持ちも楽になり、仕事もしやすくなるもの。

一時的に退職を考えたとしても、周りに支えられて乗り切れることもあります。

そのため、

  • 人間関係が苦痛
  • 上司や同僚が嫌い

など、職場の人間関係によっても、仕事のモチベーションは左右されやすいのです。

4.残業やノルマなど労働環境が悪い

仕事内容は問題なくても、仕事量が多く残業時間が長かったり、ノルマなど仕事で求められるものが高すぎたりしてしまうことで、ストレスや疲労の原因となることもあります。

仕事へのモチベーションには自分の心や体も大きく影響するもの。心や体が疲れてしまっていると、ネガティブな思想にも陥りやすく、不満も感じやすくなります。

また、仕事量が適切に振り分けられていないことでも、モチベーションが下がる要因に。

同じ給料をもらっているAとBの2人がいたとして、

  • Aは圧倒的に仕事量が多く、残業時間も月40時間を超えている
  • Bは仕事量が少なく、ほとんど定時上がり

だとすると、Aの方に負担がかかっている状態になり、当然Aは不満に感じ、

man
なんで自分ばっかり残業しているんだろう・・・

と仕事へ一生懸命取り組む気力を失ってしまいます。

5.仕事での評価が上がらない

給与や待遇での評価ももちろん大切ですが、自分の頑張りが認められたり、誰かから感謝されたりなど、仕事での評価が上がることで、仕事のモチベーションは上がりやすくなります。

出典:マイナビ転職

マイナビ転職が行った調査によると、20代の若手ビジネスパーソンが仕事へのモチベーションが最も上がる瞬間をいつかを問う質問に対し、「誰かに褒められた時」と回答した23~26歳は28.8%、27~29差は22.0%とあわせて全体の約半数以上と最多。「誰かに感謝された時」と答えたのは23~26歳は19.7%、27~29歳は22.9%と約40%という結果になっています。

このことから、特に20代の方にとって、他人から感謝されたり褒められたりといった評価が仕事のモチベーションにつながりやすくなっていると言えます。

そのため、

  • 仕事でなかなか評価してもらえない
  • 上司に理由もなく怒られる

といった場合には、仕事のモチベーションが下がりやすいと言えるでしょう。

モチベーションの低下で仕事の質や結果に大きな影響を及ぼすことも

仕事のモチベーションが下がる理由はさまざまです。

しかし、どんな理由であれ、モチベーションが低下してしまうことで、仕事を適当にこなすようになったり、集中して仕事に取り組まなくなってしまうため、仕事の質が下がったり、ミスが増えてしまうことも考えられます。

よく、

man
仕事なんだからモチベーションに左右されず、真剣に取り組むべき・・・

という方もいますが、仕事を苦痛に感じているまま続けてしまうことで、ストレスや疲労の原因となり、時には重大なミスを引き起こしてしまう可能性も。

そのため、モチベーションが低下してしまった場合には原因を探り、早めに対処をすることが大切と言えるのです。

仕事でモチベーションが下がってしまった時の対処法とは?

モチベーションが下がってしまった時の対処法6つ

仕事でモチベーションが下がってしまった時には、早めに対処し、仕事へ向き合える状態を作るということが大切です。

そのため、モチベーションを維持できる方法を知っておくことが重要なポイントと言えます。
teacher
ここからは、モチベーションが下がってしまった時の対処法を6つ紹介します。

1.目標を作る

まずは目標を作ることが大切です。

仕事をする上で大切なことは達成感です。達成感を持つことで、次も頑張ろうという意欲が持てます。

しかし、特に毎日同じ仕事をしているという場合、ただ仕事をこなすだけになりがちで、やりがいが低下してしまい、仕事へのモチベーションが保てなくなってしまうのです。
目標は短期的に達成できる小さいものと長期的に見た大きな目標を立てておくのがベターです。
短期目標はできれば1日単位、1週間単位で考え、頑張れば手が届く1つの上の目標を立てましょう。

たとえば、

  • データ入力の作業で今まで2時間かかっていたものを、今日は10分縮めて1時間50分で取り組んでみる
  • 1週間の契約数を今週は1件増やす

など、達成しやすい目標を立てることで、時間や成果も意識しつつ、ある程度緊張感や刺激がある状態で仕事に臨むことができます。

長期的な目標は、月単位や年単位で達成したい目標を設定しておくとよいでしょう。
  • 営業成績を上げるために、契約数を月20件に増やす
  • 半年後にある昇級試験合格のために、1日30分勉強時間を確保する

など、数字などを入れて具体的に目標設定をしておくと、仕事の目的が明確になり、モチベーションがアップします。

短期目標と長期目標を設定した場合、目に見える形で頑張った成果を残しておくことも重要なポイントです。

エクセルなどで数字目標などの達成率をまとめたり、手帳にその日の目標達成できたかどうかを〇×やシールなどで管理したりと分かりやすい形で残しておくことで、より達成感を得ることができるでしょう。

2.ToDoリストを作る

目標設定とも似ていますが、自分がその日のうちにやるべき仕事ややっておきたいことをToDoリストでまとめておくのもおすすめです。

仕事で達成感を得られない原因の1つが、自分の頑張りが目に見えないことにあります。

だからこそ、給与や待遇、人からの評価など客観的な評価に頼りたくなってしまいがちですが、上司や同僚が自分のすべての仕事量を把握することは難しいものです。

そのため、自分で1日ごとにToDoリストを作成し、その日の成果を可視化することで、

  • こんなに仕事をしてたんだ!
  • 今日はToDoリスト以外のこともできたぞ!

と自信につながりやすくなります。

また、ToDoリストを作成することで、仕事量の見直しもつながります。

仕事量が少ないのに時間がかかってしまうという場合には、仕事の効率を見直したり時間がかかってしまう原因を探ることが大切です。

明らかに仕事量が多く、残業してまでその日の業務をこなしているという場合には、業務分担を上司などに相談することも1つの手と言えるでしょう。

3.ご褒美を作る

目標を達成しても何も起こらないのではあれば、仕事をしている意味を見出せない方も多いでしょう。

そのため、目標達成した際には自分に対してご褒美を作るのもおすすめです。
  • 今日1日頑張ったご褒美に高いアイスを買う
  • 大きなプロジェクトが1つ終わったらずっと欲しかった靴を買う

など、好きなものや欲しかったものなどをご褒美として設定し、自分で自分を褒めてあげることがポイントです。

4.上司や同僚とコミュニケーションをとる

人間関係が悪化していると、信頼関係も築くことができず、仕事へ行くのも苦痛になってしまいがち。

そのため、上司や同僚とコミュニケーションをとり良好な人間関係を築くことも、モチベーションを上げる方法として有効です。

  • 上司から評価されていないと思っていても実は細かい仕事まで見てもらえていた
  • 困ったときに助けてもらいやすくなった

など、相手からの意外な評価を知れたり、業務上での連携がしやすくなったりと、人間関係を築くことで仕事のやりやすさも大きく変わるため、積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。

5.休息をとる

仕事へのモチベーションが上がらないという場合、人間関係や残業などの労働環境などによって、疲れやストレスが溜まっていることも考えられます。

そのため、無理して頑張るのではなく、時には休むことも大切です。

少し休んで心身をリフレッシュすることで頭がクリアになり、仕事の効率も上がり、モチベーションを保てるようになることもあります。

  • 睡眠をしっかりとる
  • 入浴する
  • 旅行に行く
  • マッサージに行く

など休日を利用してリフレッシュしたり、心身ともに疲れ切ってしまっている場合には思い切って休みをとることも必要です。

有給休暇なども上手く利用して、適切に休息をとりましょう。

6.目標となる人物やライバルを設定する

  • 相手に勝ちたい
  • あの人のようになりたい

など、憧れやライバル心を強く持つことで刺激になり、モチベーションを上げることができます。

なるべく社内で目標となる人物やライバルなどを作り、自分を鼓舞していきましょう。
ただし、周りと比べすぎてしまうのはNGです。

相手のことを考えるあまり、劣等感を抱いたり、不満が募ってしまう可能性もあります。

teacher
足を引っ張りあったり、相手の悪いところを探すのではなく、お互いに高めあえるような相手を選びましょう。

それでもどうしてもモチベーションが上がらない場合は?

ここまでモチベーションが下がってしまった時の対処法を解説しましたが、モチベーションの低下が労働環境や人間関係、仕事内容など、自分ではどうにもならないことが原因となっている場合、なかなかモチベーションを上げることが難しいこともあります。

そのため、どうしてもモチベーションが上がらない場合には、働く環境を変えることが第一です。

どうしても仕事が辛いという場合には、

  1. 部署異動や仕事分担の変更を相談する
  2. 転職を検討する

の2つの方法を検討しましょう。

1.部署異動や仕事分担の変更を相談する

部署での人間関係や担当する仕事内容に問題がある場合、部署異動や仕事の分担を変更することで改善できる可能性があります。

直属の上司や人事担当など、信頼できる人にまずは相談してみましょう。

2.転職を検討する

根本的に会社の環境や仕事内容、体制などが合わないという場合には、転職を検討しましょう。
自分の適性や希望条件に合った企業を見つけ転職をすることで、仕事に今以上に向き合えるようになる可能性もあります。

職場や周りの人は変えられないもの。

そのため、ずっと合わないところにとどまり続けるよりは、合っているところを見つけた方が自分の成長にもつながります。

転職サイトに登録し、色々な企業の求人を比較して自分に合った企業を見つけましょう。

また、

  • どんな仕事が向いているのか分からない
  • 未経験から新しい仕事を始めたい

という場合には、転職サイトの診断ツールを利用するのもおすすめです。

出典:マイナビ転職

たとえば、マイナビ転職では「ジョブリシャス診断」という診断ツールがあり、簡単な20の質問に答えるだけで、自分の本領発揮できる適職や仕事での強みなどを知ることができます。

自分では考えていなかった新たなキャリアの可能性に気付くこともあるため、転職サイトのツールなどを上手く利用しつつ、転職するかどうか検討しましょう。

転職のプロがおすすめする転職サイトランキングも必見です。こちらもぜひ参考にしてみてください。

モチベーションのコントロールが何よりも重要

仕事をしていく上でモチベーションのコントロールは欠かせないものです。

どうモチベーションを維持するかによって、仕事での結果にも大きな影響を与えます。

モチベーションが下がってしまう原因をしっかりと見極めた上で、休息をとったり、目標を作成したりと、仕事に向き合う体制を整えましょう。

また、必ず今の仕事を続けなければいけないというわけではなく、どうしてもモチベーションが上がらない場合には、部署異動や転職を検討することも1つの選択肢です。

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合わない仕事を続けても自分の成長にはつながらず、ストレスや疲れの原因となってしまうこともあるため、転職サイトなどに登録し、自分に合った仕事を見つけることが何よりも大切と言えるでしょう。

まとめ

仕事のモチベーションとは仕事へのやる気を出すための動機付けのことで、目標ややりがいを持つことでモチベーションが上がり、成果を上げることができます。

そのため、モチベーションが上がらないという場合にはその原因を突き止める必要があると言えます。
モチベーションが下がる原因はさまざまですが、原因を放置してそのまま仕事を続けてしまうことで、ストレスや疲労の原因となり、重大なミスを引き起こしてしまう可能性も。

原因を見極めた上で早めの対処が必要となるため、

  1. 目標を作る
  2. ToDoリストを作る
  3. ご褒美を作る
  4. 上司や同僚とコミュニケーションをとる
  5. 休息をとる
  6. 目標となる人物やライバルを設定する

6つの対処法をおさえておきましょう。

また、どうしてもモチベーションが上がらないという場合には、そもそも仕事が合っていなかったり、職場環境が悪いということも考えられます。

モチベーションを上げるための対処法として転職をすることも1つの手段と言えます。

teacher
転職サイトなどを活用して、自分に合った転職先を見つけましょう。

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