仕事が憂鬱になってしまうのはなぜ?仕事に行くのが憂鬱な原因と憂鬱な気持ちを解消する対策を7つ紹介!

  • 朝起きて仕事に行きたくないと思ってしまう
  • 仕事を休みたい

など、仕事に行くのが憂鬱だという方も中にはいるのではないでしょうか。

やる気が出ない日や、仕事にどうしても行きたくないという日は誰にだってあるもの。

しかし、仕事が憂鬱という気持ちが続いてしまうことで、心身の不調を感じたり、仕事でのミスや失敗が増えるなど、仕事を続けていくことに影響が出てしまうことも。

憂鬱な気持ちはできるだけ早く解消した方が、自分の心身にとっても職場にとっても良いと言えます。

そこで、仕事に行くのが憂鬱な原因と憂鬱な気持ちを解消する対策をご紹介します。

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仕事が憂鬱で辛いという方は、本記事を参考に、憂鬱な気持ちを解消し、仕事へのモチベーションへとつなげましょう。

仕事が憂鬱になってしまう理由

仕事に行くのが憂鬱なときにまずやるべきことは2つ

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仕事に行くのが憂鬱・・・

という場合には、仕事や心身にも支障がでてしまう前に、早い段階で解消をすることが大切です。

そして、やみくもに解決策を試すのは避けるべきです。

憂鬱な気持ちを吹き飛ばそうと無理に仕事を頑張ったり、仕事のやり方を変えてしまうことで、かえって仕事に行くのがつらくなってしまい、退職せざるを得ない状況に陥ってしまうこともあります。

そのため、まずは

  1. 心身の状態をチェックする
  2. 仕事が憂鬱な原因を知る

という2つのことを行い、自分の今の状況と原因をしっかりと把握して行動をすることが必要だと言えます。

1.心身の状態をチェックする

「仕事に行くのが憂鬱」と思ってしまうことを「甘え」や「怠けている」と思ってしまう方もいますが、必ずしもそうとは言い切れません。

心身の不調によっても、仕事に行こうとするモチベーションが低下し、何もする気力がわかなくなったり、うつ病などの精神病を引き起こしてしまったりする可能性もあります。

心身が健康でなければ、どんな方法を試してもなかなかうまくはいかないもの。

心身の健康こそが、仕事を続けるための最大のポイントです。
そのため、他の原因がなんであれ、心身の状態が悪化している場合には心身の回復をはかることが先決となるため、原因を探る前にまずは心身の状態をチェックすることが必要と言えます。

また、ストレスや疲れのチェックを行うことも重要。今心身に不調を感じていなくても、ストレスや蓄積されている場合もあります。

今後、心身の不調が出てくる可能性もあるため、早めにストレスチェックを行うようにしましょう。

ストレスチェックは、厚生労働省が作成している「5分でできる職場のストレスセルフチェック」で行うことができます。

出典:厚生労働省

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質問に答えていくだけで、職場でのストレスレベルをチェックできるので、仕事に不満を持っていない方であっても、定期的にストレスチェックを行っておくと良いでしょう。

2.仕事が憂鬱な原因を知る

心身の状態をチェックしたら、次に仕事に行くのが憂鬱な原因を探りましょう。

特に、ストレスや疲れが蓄積されているという場合、仕事内容や働き方、労働環境など今の仕事に何かしらの原因があります。

いくらストレスや疲れを解消しても、その原因が解消されなければ意味がありません。
仕事が憂鬱な原因を知り、その原因に合った適切な対処を行うことが大切です。

仕事に行くのが憂鬱になってしまう主な理由

ここからは、仕事に行くのが憂鬱になってしまう主な理由を紹介します。

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自分がどれに当てはまるのかをチェックしていきましょう。

1.通勤が面倒

  • 通勤距離が長い(家から職場までが遠い)
  • 満員電車が苦痛
  • 雨で仕事に行くのがしんどい

など、天候や通勤距離などが原因で、通勤が面倒だと思ってしまい、仕事に行くのが憂鬱になってしまう方も多くいます。

距離が近かったり、通勤途中に楽しみなどがあれば、仕事に行きたくないという気持ちが多少緩和される傾向にあります。

つい仕事内容や待遇ばかりに目を向けてしまいがちですが、意外に通勤時間や距離も仕事を続けるためには大切な要素です。

通勤が面倒だと感じてしまっている場合には、職場の場所や通勤時間、出社時間なども含めて仕事を見直しましょう。

特に最近では新型コロナの影響で、通勤をせずにテレワークで仕事ができるところも増えてきています。

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通勤が面倒になってしまうという方は、働き方を変えてみることも1つの手段と言えます。

2.今の仕事に合わない・関心が持てない

今の仕事と適性が合っていなかったり、業務内容に関心がなかったりする場合、モチベーションを保つことができず、仕事に行くのが憂鬱になってしまう原因に。

自分の好きな仕事であれば、仕事をすることへの楽しみやモチベーションを持つことができ、仕事に行こうという意欲も生まれますが、興味のないことや苦手なことは避けてしまいがちです。

  • 今の自分の仕事が性格やスキルなどと合っているか
  • 仕事に興味を持って取り組めているか

などを確認しましょう。

3.残業や休日出勤などオーバーワークになっている

残業や休日出勤などが多く、オーバーワーク気味になってしまうと、心にゆとりが持てず、ストレスや疲れもたまってしまいやすくなります。

プライベートの時間を楽しめるからこそ仕事が頑張れるものですが、残業や休日出勤が増えると、当然プライベートの時間も削られてしまうもの。

そのことで、仕事を頑張る意味を見失ってしまったり、仕事に対して前向きな気持ちで取り組めなくなってしまいやすくなってしまうのです。

4.人間関係が悪い

仕事をしていく上で誰しもが通る問題が、「人間関係」についてです。

職場では上司や同僚、部下などの社内の人間だけでなく、時には取引先の方や顧客などさまざまな年齢や性別、役職の方と関わる機会があります。

誰とでもうまくやっていければ問題はありませんが、人間だれしも性格や考え方の相違から相性があるものです。

どちらが悪いというわけではなくとも、なんとなくウマが合わないことで、ストレスや疲れの原因になったり、仕事が上手くいかなくなってしまうこともあります。

実際に、エン・ジャパン株式会社が「エン転職」で行った調査によると、今までの職場で人間関係に難しさを感じたことがあると回答した人は全体の84%という結果に。

出典:エン・ジャパン株式会社

さらに、同アンケート結果で、人間関係が転職のきっかけになったことがあると回答した方は53%と半数以上

出典:エン・ジャパン株式会社

このことから、働く人の多くが人間関係に難しさや悩みを抱えており、その悩みが深刻化することで、仕事に行きたくないという気持ちが強くなり、転職をする方が多いということが分かります。

そのため、人間関係を悪化させることなく、どう維持していくのかが仕事へのモチベーションを維持する最大のポイントと言えるでしょう。

5.仕事でなかなか成果が上げられない

仕事でどんなに頑張っても、それに見合った成果が上げられなかったり、評価してもらえなかったりする場合、仕事へのモチベーションが保てないもの。

成果が上がらないことで焦ってしまったり、気にしすぎてしまうことから、次第に仕事に行くのが憂鬱になってしまうこともあります。

6.仕事でミスや失敗をしてしまった

仕事でミスや失敗をしてしまうと

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「上司から怒られるのでは?」

「同じミスを繰り返してしまったらどうしよう・・・」

など仕事に対する恐怖心や不安が芽生え、仕事に行こうとする気持ちを低下させてしまうことも。

すぐに気持ちの切り替えができればいいですが、切り替えできないことで、

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仕事に行くの嫌だな・・・

と思ってしまい、次第に仕事に行けなくなってしまったり、仕事を辞めてしまう原因にもつながりやすくなります。

7.休み明けで気持ちが乗らない

できることなら、楽しいことや好きなことをして毎日を過ごしたいと考えている方も多いでしょう。

そのため、休み明けや連休明けになると、

  • いつまでも休んでいたい
  • 仕事をしたくない

という気持ちが強くなり、仕事に行くのが憂鬱になってしまいがち。

特に月曜日の朝や連休明けの朝に仕事に行きたくないと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。

これが一時的なものではなく、毎朝同じことを思ったり、プライベートから仕事モードにうまく切り替えができないという方は要注意。

仕事に対する拒否反応が起こってしまっている可能性もあります。

仕事が憂鬱なのは当たり前ではない

誰しも、できることなら仕事をせずに好きなことばかりをして過ごしたいもの。

そのため、仕事に行くのが憂鬱になってしまうのは当たり前と捉えてしまいがちですが、仕事に対する楽しみやモチベーションが持てていれば、仕事をしようという気持ちも自然とわいてくるもの。

仕事が憂鬱なのは当たり前ではなく、憂鬱に感じてしまう原因が必ずあるはずです。
一時的なものではなく、毎日仕事に行きたくないと感じてしまうという場合には、仕事が憂鬱な原因を探った上で、それに合わせた適切な対処を行う必要があると言えます。

憂鬱な気持ちを解消する方法

憂鬱な原因を「自分の問題」「労働環境の問題」「仕事内容の問題」に分ける

仕事に行くのが憂鬱な原因を詳しく見てきましたが、その原因が

  1. 「自分の問題」
  2. 「労働環境の問題」
  3. 「仕事内容の問題」

の3つのうち、どの問題に当てはまるかによって、対処法も異なります。

大切なのは原因をなくすということです。

自分自身の問題なのに、仕事内容や職場を変えても、同じことを繰り返してしまうことになります。逆に、仕事内容や職場の問題は、自分の力だけでは解決できず、部署移動や転職をしなければ解決しない場合もあります。

そのため、原因別に適切にアプローチを行うことが大切と言えるのです。

憂鬱な気持ちを解消する方法7つ

teacher
憂鬱な気持ちを解消する7つの方法についてご紹介します。

1.休息をとる

心身の不調があり、ストレスや疲れが蓄積されているという場合には、休息をとることが大切です。
  • 入浴をする
  • マッサージで体をほぐす
  • 睡眠時間を確保する

など、休日の使い方を見直し、休息をしっかりととりましょう。

休日出勤や残業などが多いという場合には、有給休暇なども利用してまずは休むことが重要。

働き方や転職を検討する場合にも、心身が健康でないとなかなか冷静な判断ができず、仕事選びに失敗してしまう可能性もあります。

休息をとることを優先し、心身の状態が整い次第、次の行動を検討するようにしましょう。

2.目標やご褒美を設定する

仕事に興味が持てなかったり、つまらないと感じてしまうなど、仕事内容に問題がある場合、仕事にメリハリを持って臨めるようにすることが大切です。

メリハリがないと、仕事をする意味を見出せなくなり、次第に仕事へのモチベーションが低下してしまいがちに。

1日から1週間単位の短い目標を設定することで、単調な業務にもメリハリを持って取り組むことができ、達成感が得られることで、仕事を頑張ろうとする意欲もわきやすくなります。
  • 日々のルーティーンワークを30分短縮する
  • 取引先〇つに商品の提案依頼をかける

など、数や時間を意識した目標を立てるのがベストです。

数や時間を意識することで仕事をこなす速度もはやくなるだけでなく、目に見える目標を達成できたという達成感が得られ、一石二鳥です。
そして、目標を設定するとともに、自分へのご褒美を用意することも効果的。

目標を達成しても、何も自分にとって得がなければ、仕事へのモチベーションも低いままです。

  • この目標を達成したら欲しかった〇〇を買おう!
  • 1週間頑張ったご褒美に週末はスパに行こう!

など、目標に対してご褒美を作ることで、目標を達成する楽しみができておすすめです。

3.プライベートの時間を楽しみにする

仕事ばかりの生活になってしまうと、ストレスや疲労もなかなか解消されず、仕事へのモチベーションが低下する一方に。

仕事を長く続けるためには、プライベートの充実も欠かせません。

  • 友達と旅行に行く
  • 映画鑑賞を行う
  • 好きな歌手のライブに行く

など、仕事以外の時間の使い方を見直してみましょう。

プライベートを充実させることで、

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趣味のためのお金を稼ぐために仕事を頑張ろう!

という仕事をする目的にもつながります。

仕事自体に目的や目標が持てないという場合には、プライベートの充実を理由に、仕事を頑張ってみましょう。

4.生活習慣を見直す

休み明けで気分が乗らなかったり、睡眠や休息が十分ではなく、仕事に行くのがしんどいという場合には、生活習慣を見直すことも大切です。
生活習慣が乱れることによって、体の不調を感じやすくなったり、疲れやすくなる原因にもつながります。

また、休日だからといって

  • 起きるのが遅い、または夜更かしをしてしまう
  • 暴飲・暴食を繰り返す
  • 食事を抜く
  • 無理なダイエットをする

など、不規則な生活をしてしまうことで、体のリズムが崩れてしまい、仕事の日の朝のしんどさにもつながりやすくなります。

ベストなのは、平日も休日も同じようなリズムで過ごすようにすることです。

特に休日は遅くまで寝てしまうという方も多いと思いますが、平日と休日の睡眠時間に差が出てしまうことで、体内時計が狂ってしまい、「時差ボケ」のような状態になってしまいます。

週明け起きるのが特につらいという方はこの時差ボケを解消することが大切。

睡眠リズムを整えるためにも平日と休日の起床時間と就寝時間をなるべく固定できるようにしましょう。
固定が難しいという場合には、平日と休日の起床時間の差が「2時間」以内になるよう心がけるのがポイント。

2時間以上差が出てしまうことで、体内時計は狂いやすくなります。

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たとえば、いつも朝6時に起きているという場合には、休日には少なくとも8時までには起きるようにしましょう。

5.職場の人や親しい友人とコミュニケーションをとる

1人で仕事の悩みや不安を抱え込みすぎてしまうことで、次第に心身が疲弊してしまい、仕事に行こうという気持ちがなくなってしまいます。

そのため、職場の人や親しい友人など、周りの方とコミュニケーションをとることが大切です。

時には、自分では見えていなかった問題点や、自分の心身の状態や考えに気づける場合もあります。

また、職場での人間関係が悪化してしまっているという場合にも、コミュニケーションをとることが有効な手段です。
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苦手な人や自分のことを嫌っている人とは話したくない!

という方も多いと思いますが、避けてしまうことで、より関係が悪化してしまう可能性も。

積極的に雑談などを話にいく必要はありませんが、最低限挨拶やお礼などは都度伝えるよう心がけましょう。

6.資格やスキルを習得する

  • 仕事で成果が上げられない
  • ミスや失敗をしてしまう

など、仕事内容に悩みがある場合、経験やスキルが不足している可能性も。

資格をとったり、スキルを習得するなど、仕事が効率よくこなせるよう、知識や経験を積んでいきましょう。

営業や事務など特別な資格が必要としない職種の場合、パソコンスキルを身につけるのが一番おすすめです。

仕事でパソコンを利用する機会が多いという方は資料作成やデータ入力などで困らないよう、パソコンの基本的なソフトは使いこなせるようにしておきましょう。

7.転職をする

自分自身の問題であれば、意識ややり方を少し変えるだけでも改善に向かいやすくなります。

しかし、仕事内容や労働環境の問題は、なかなか自分では解決できないことも多く、合わない仕事・環境の中で仕事を続けてしまうことで、心身に悪影響を与えたり、仕事で重大な問題を引き起こしてしまう可能性もあります。
  • 他の解決策を試しても改善されない
  • 仕事に行くのが辛い

という場合には、周りの環境や仕事内容を変えるために、転職を検討することも1つの手段と言えます。

転職にはリスクが伴うものですが、今の仕事を続けても、将来的に自分のためになるとは限りません。

自分の心身の状態やキャリアプランを見直した上で、転職活動を始めてみましょう。
自分に合った求人を効率よく見つけるためには、複数の転職サイトを利用するのがおすすめです。

企業HPには載っていない求人を閲覧できたり、企業の方からスカウトされる場合もあります。

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転職サイトによって掲載されている求人も異なるため、1つの転職サイトに最初からしぼるのではなく、複数の転職サイトを利用した上で、自分に合った転職サイトを見つけましょう。

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仕事とプライベートのバランスをとることが大切

仕事に行き詰ってしまうと、仕事のことばかり考えるようになってしまい、仕事に行くのがさらに憂鬱になってしまいがちになります。

大切なことはプライベートとのバランスをとり、視野を広げてみること。

仕事がうまくいかないと自分を責めてしまいがちになりますが、今の仕事だけがすべてではありません。

プライベートも大切にしつつ、今の仕事が合っているかどうかを見直しましょう。

どうしても仕事に行くのが憂鬱に感じてしまう場合には、環境を変えることも大切です。

teacher
転職を検討し、自分の新たな可能性を模索しましょう。

まとめ

仕事に行くのが憂鬱になってしまうことも時にはありますが、それが長期化してしまうことで、心身に悪影響を及ぼしたり、仕事に支障が出てしまうこともあります。

仕事に行きたくないのは甘えだと思わず、まずは冷静に

  1. 心身の状態をチェックする
  2. 仕事が憂鬱な原因を知る

の2つのことを行いましょう。

そして、仕事に行くのが憂鬱な原因が明確になったら、原因にあわせて早めに対処することが大切です。
  1. 休息をとる
  2. 目標やご褒美を設定する
  3. プライベートの時間を楽しみにする
  4. 生活習慣を見直す
  5. 職場の人や親しい友人とコミュニケーションをとる
  6. 資格やスキルを習得する
  7. 転職をする

以上の7つの方法を試してみましょう。

特に仕事内容や労働環境の問題は自分1人ではできることが限られてきます。

teacher
転職をすることで、周りの環境が変わり仕事がやりやすくなることもあるため、今の仕事が合っているかどうかを一度検討してみましょう。

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