フリーターから正社員になりたい!と転職を考える方も多いのではないでしょうか。
フリーターの場合、正社員としての経験がなく、企業によってはこれまでの経験を評価されない可能性もあるため、正社員からの転職に比べるとハードルが上がってしまうことも。
そのため、フリーターでも利用しやすい転職サイトを選ぶことが重要です。
そこで今回は、フリーターに「絶対」におすすめしたい転職サイトランキングをご紹介します。
フリーターが転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント
ポイント1.全体的な求人数の多さ
フリーターは社会人経験が少ない分、求人に応募できたとしても選考通過が難しい場合があります。
と言っていても、企業が求人を募集する背景によっては、経験者が優遇されてしまう場合も。
多くの求人に応募することで選考にも慣れ、書類選考や面接を突破する糸口が見えてきます。
多くの求人を見るうちに、
- 同じような求人を前も見た気がする
- 大量募集の求人は派遣社員や契約社員が多いのかも
など、自然と求人を見る目が養われていきます。
と思っても、待遇が悪い企業に就職してしまっては意味がありません。
また、転職サイトごとに掲載されている求人が異なる場合があります。特に中小企業やベンチャー企業などは、求人を掲載する転職サイトを限定し、採用コストの削減をはかるところも多いのです。
ポイント2.未経験者歓迎求人の多さ
フリーターの転職の場合、
- 社会人経験がなくキャリアがあまりない
というところがネックになり、求人の応募条件を満たせない場合もあります。
そのため、
- 職種・業種未経験
- 社会人経験不問
- 学歴不問
など、正社員としての経験がなくても応募可能な求人が多い転職サイトを選ぶことも重要なポイントと言えます。
- 職種未経験
- 業種未経験
- 職種・業種ともに未経験
- 不動産業界で働いたことはあるけれど、営業は初めて
といった場合には職種未経験となります。
- 貿易会社の事務経験はあるけれど、自動車メーカーでの事務経験は初めて
といった場合には業種未経験として扱われます。
フリーターの場合、正社員としての経験がないため、職種・業種ともに未経験として扱われる場合も多いですが、フリーターとして働く中で何らかの実績がある場合には、選考でアドバンテージになることもあります。
- フリーターとしての経験しかない・・・
- 職務経歴書に書く内容がない・・・
と思っていても、フリーターの間の実績が評価される場合もあるため、実績がある場合には面接や書類などでアピールしておきましょう。
ポイント3.スカウト機能の質
膨大な求人の中から自分に合った求人を見つけるのは至難の業です。
ほとんどの転職サイトではスカウト機能が利用できます。
また、送られてきたスカウトを見極めることも大切。
- あなただけの特別なオファー
と特別感あるスカウトと見せかけていても、誰にでも当てはまるような当たり障りのない内容が書かれている場合には、同じような文面を不特定多数に一斉に送っている場合があるため要注意です。
- 転職者のどんな経歴やスキルに魅力を感じたのか
- 面接日程や選考の流れ
などが具体的に書かれている場合には、企業からの関心も高く、良質なスカウトである場合も多いです。
ポイント4.企業情報の多さ
特に志望動機では、
- 企業のどこに魅力を感じたのか
- 自分が企業にどんなことを貢献できるのか
を盛り込む必要があります。
それらの内容を充実させるためにも企業分析は欠かせません。
転職サイトの中には、
- 現社員や元社員の口コミやインタビュー
- 取材担当者から見た仕事のやりがいや向き・不向き
- 職場の雰囲気
- 求人のおすすめポイント
などの独自情報が多いところもあります。
また、職場の雰囲気や待遇など具体的な口コミやレビューを見ることで、求人情報では得られない実際の企業の状況が見えてくることもあります。
募集要項や年収や待遇などの基本的な企業情報は基本的に企業からの申告を受け、転職サイトの担当者が掲載を行います。年収や残業時間などの待遇が基準とあまりにもかけ離れていない限り、そのまま掲載されることがほとんどです。
そのため、
と嘘の申告をしたとしても、そのことに気づけないのです。
エン転職では元社員や現社員などの口コミから、回答者の平均年収や平均残業時間などのデータを見ることができます。
出典:エン転職
あくまで回答者の平均に過ぎませんが、こういった口コミ情報などを見ることで、
など、怪しい企業情報を見つけることができます。
ポイント5.ツールやサポートなどの使いやすさ
たとえば、転職サイト「doda」では、利用できるツールが充実しています。
特に職務経歴書作成ツール「レジュメビルダー」を利用でき、ガイドに沿って入力していくだけで職務経歴書ができるという点が大きなメリットと言えます。
出典:doda
逆に、企業情報などが充実しているエン転職ではツールなどがなく、サポート体制が不十分であるという欠点も。
フリーターに「絶対」におすすめしたい転職サイトランキング
1位.リクナビNEXT(リクナビネクスト)
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | 総合 |
登録ユーザー数 | 約910万人 |
求人更新頻度 | 週2回 |
公開求人数 | 40,209件 |
未公開求人数 | 0件 |
新着求人数 | 4,713件 |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
42人 | 57% | 69% | 347万円 | 393万円 | 113% | 75日 | 8.0 |
フリーターが転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | ◎約4万件 |
未経験歓迎求人 | ○約1万件 |
スカウトの質 | ○オファー、応募歓迎 |
企業情報 | △独自情報は少ない |
サイトの機能 | ○エージェントサービス、グッドポイント診断 |
フリーターに「絶対」におすすめしたい理由
リクナビNEXTでは総求人数は約4万件と求人数が多く、そのうち限定求人が約85%と、他社では見られない求人に応募することが可能です。
また、企業からのオファーの評価も高く、転職者の登録情報と企業のほしい人材像にマッチした場合、企業の採用担当者から直接応募のオファーが届きます。
採用担当者がしっかりと転職者の情報に目を通した状態でオファーが来るため、ミスマッチが少なく、お互い興味を持った状態から選考を始められるというメリットがあります。
オファーの中には、求人検索では見つからないオファー限定の非公開求人へのオファーが届く場合も。非公開求人に応募した場合、他の転職者からの応募が少なく、採用確率を上げられるチャンスを作ることができます。
2位.doda(デューダ)
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | 総合 |
登録ユーザー数 | 約540万人 |
求人更新頻度 | 週2回(月・木) |
公開求人数 | 60,181件 |
未公開求人数 | 43,255件 |
新着求人数 | 7,675件 |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
フリーターが転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | ◎約10万件(非公開求人含む) |
未経験歓迎求人 | △約5千件(公開求人のみ) |
スカウトの質 | ◎面接確約オファー、非公開求人オファー |
企業情報 | ◎社員インタビュー、取材レポート |
サイトの機能 | ◎エージェントサービス、年収査定、レジュメビルダーなど |
フリーターに「絶対」におすすめしたい理由
dodaでは非公開求人を含めると10万件以上の求人を保持。これは総合転職サイトの中でも圧倒的な求人数です。
検索条件も充実しており、
- 職種未経験歓迎
- 業種未経験歓迎
- 学歴不問
などの検索キーワードから求人を絞り込むことができます。
特にフリーターの方は、正社員としての職務経験がないことから、
- 自分に何の適性があるのか分からない
- 正社員としてやっていけるスキルがあるのか不安
といった悩みを抱えている方も多いと思います。
「未経験者歓迎」というキーワードがついていなくても応募できる求人はもちろんありますが、結局経験者が優遇されてしまう可能性もあります。
3位.キャリトレ
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | 総合 |
登録ユーザー数 | 約50万人 |
求人更新頻度 | - |
公開求人数 | - |
未公開求人数 | 110,133件 |
新着求人数 | - |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1人 | 0% | 0% | 300万円 | 300万円 | 100% | 30日 | 7.0 |
フリーターが転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | ○ |
未経験歓迎求人 | ○ |
スカウトの質 | ○スカウト、プラチナスカウト |
企業情報 | ○ |
サイトの機能 | ○アプリやTwitter上でのサービス、レコメンド機能 |
フリーターに「絶対」におすすめしたい理由
キャリトレでは優秀な若手を育成したい!という企業が多く、未経験者でも応募できる求人から、キャリアアップできる求人まで、さまざまな若手向けの求人を扱っているところがポイント。
職務経歴書や行動データなどからおすすめの求人を提案されるため、自分で求人を探さなくても希望条件に合った求人を見ることができます。
デメリットとしては
- 30代以上のフリーターの方の求人は少ない
- 転職ノウハウやサポートなどが少ない
という点が挙げられます。
4位.バイトルNEXT(バイトルネクスト)
[site-baitoru_next-sum-mini]フリーターが転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | ○約8万件(関東) |
未経験歓迎求人 | ○約5千件(関東) |
スカウトの質 | △スカウト |
企業情報 | ◎独自情報あり |
サイトの機能 | △適職診断 |
フリーターに「絶対」におすすめしたい理由
バイトルNEXT(バイトルネクスト)は、正社員としてのキャリアがなくてもバイト経験を活かして次のステージへとチャレンジできる転職サイトです。
全国的にも求人数が多く、検索条件も充実しています。エリアや職種などはもちろんのこと、企業の社風や自分の持ち味などから求人を絞り込むことも可能。
5位.Re就活(リシュウカツ)
運営会社 | 株式会社学情 |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | 20代・第二新卒 |
登録ユーザー数 | 約120万人 |
求人更新頻度 | - |
公開求人数 | 1,052件 |
未公開求人数 | - |
新着求人数 | - |
フリーターが転職サイトを選ぶ上で重視すべきポイント比較
比較項目 | 内容 |
---|---|
求人数 | △約1千件 |
未経験歓迎求人 | ○ |
スカウトの質 | △スカウト |
企業情報 | ○独自情報あり |
サイトの機能 | ○適職診断テスト |
フリーターに「絶対」におすすめしたい理由
また、スカウトや適職診断テストなどの機能を使うことも可能。求人検索や自己分析などに役立てることができます。