仕事では大なり小なり誰だって失敗やミスをするもの。
失敗して落ち込んでしまうという方も多いと思いますが、仕事の失敗は失敗してしまったという事実よりも、その失敗をどう対処するかということと、今後同じ失敗をしないための対策を練ることがもっとも重要と言えます。
また、それでも失敗が続くという場合には、能力などの問題ではなく、もっと違う原因が潜んでいる可能性も・・・。
そこで今回は、仕事で失敗した時の正しい対処法と仕事で失敗が続く場合にとるべき行動を解説します。
仕事で失敗した時の正しい対処法とは?
仕事に失敗はつきもの
「取引先に送るデータを間違えてしまった・・・」
「上司から頼まれた業務の内容が間違っていた・・・」
など、仕事では大なり小なりさまざまな失敗をしてしまうもの。
最初から完璧に何でもこなせるという人はいませんし、その時の状況や自分の体や心の状態によっても失敗は起こりやすくなります。
実際に、仕事で失敗をしてしまったというエピソードはたくさんあります。
仕事でミスしちゃって、見落としてしまっていたと話したら上長に珍しいですねと言われた。多分仕事がパツパツだった頃だから、注意力散漫だったとは言えずに飲み込んだ。それも自分の責任と思ったけど、出来る人にやらせるスタイルは時に厳しい。(自分が出来る人とも思ってないし)
次回気を付けよ?— HARUNA (@xx61819xx) September 3, 2020
あー、ミスしたらしい。ショック。上司が忘れてた仕事で、超急ぎで!な感じで依頼されたやつ。誰もダブルチェックしてくれないんで仕方ないと思わないと自責の念から抜けられず自滅して持たない…
— アイコ (@l6KBFw7lOOn6a4J) September 3, 2020
仕事で失敗した時の対処法
わいの指名できてる仕事を勝手に上司が進めてミスして納期間に合わなくて
わいの名前書かれてあるからわいが電話して謝りまくって納期伸ばしたり
会長にこのデザインよくわかってる人が作ってるやん?作ったの誰?って言われて明らかに私のマークあるのにとっさに自分ですっていう上司…
ストレス??— こっさん (@ko_spl0201) September 3, 2020
失敗の原因を考え、適切に処理をすることで、仕事でのスキルがより身につき、仕事の質を上げることができます。
また、失敗をしてしまったことを自分で対処するということは、周りからの信頼を得るためにも必要な行動です。
1.上司には隠さずに事実を報告する
- 取引先に送るメールを間違えて送ってしまった
- 備品の発注数を間違えて多く発注してしまった
など、仕事で失敗やミスをしてしまった場合、適切に対処を行うためにも上司への報告は不可欠です。
と思い、とっさに隠してしまいたくなりますが、上司からの判断を仰ぐためにも失敗してしまったことは隠さずに報告を行いましょう。
たとえ1回の過ちであったとしても、仕事の失敗やミスを隠す人と不名誉なレッテルを貼られてしまい、今後同じようなことが起こった場合には一番に疑われてしまうことも。
仕事してると、普段の行いって大事だなぁって思うことがたくさんあって
いつもミスを隠す人は一番に疑われるし、「変なことしてないかなって」必要以上に見られるよね— ふ にゅか 低浮上 (@funyu___1651069) August 26, 2020
2.言い訳はせずに謝罪をする
失敗やミスがあった場合、つい自分の責任を軽くしようと、
- 〇〇さんに確認したから大丈夫だと思った
- 仕事量が多く急いで仕事をしたから
など、言い訳をしてしまう方もいますが、これは当然NGです。
失敗をした上に言い訳をするとなると、上司や同僚からの印象もより悪くなります。
3.自分で積極的に行動する
失敗したという事実は変えられません。大切なのは、失敗をした後にどう行動をするのかということ。
たとえば、資料作成でミスをしたという場合、謝罪と合わせて
と、具体的な行動や時間の目安などを提案することで、失敗の責任を自分でとろうとする姿勢も伝わりやすくなります。
失敗のスケールによっては一人でも困難な場合もあります。
と思って焦って行動してしまうことで、かえってミスが増えてしまうことも。
失敗の原因が仕事量や能力の問題であったならなおさらです。
4.失敗を受け入れ頭を切り替える
失敗をしてしまった日はどうしても落ち込んでしまうもの。失敗の処理が終わっても、なかなか気持ちが切り替わらないこともあります。
しかし、起きてしまったことはなくすことができません。
など、失敗の原因を探り、次の仕事へと繋げましょう。
仕事で失敗しないための方法とは?
仕事の失敗を適切に対処することももちろん大切ですが、なるべく失敗やミスは最小限におさえたいもの。
という場合には仕事の進め方に問題がある可能性も。
1.チェックリストやメモを作る
- 頼まれた仕事や提出物の締め切りを過ぎてしまう
- 取引先への連絡を忘れてしまう
など、やるべきことを忘れてしまったり、スケジュール管理ができていないという場合には、自分が持っている仕事の量や締め切りを常に意識しておくことが大切です。
どんなに耳で聞いて覚えているつもりでも、任される仕事が多くなったり、他の仕事に気を取られてしまううちに忘れてしまいがちに。
2.分からないことはすぐに確認する
と思い、分からないことを分からないままにしてしまうことで、かえって迷惑をかけてしまうこともあるのです。
正式名称を間違えてしまうことで正式な書類として認められないこともあります。
特に分かっていないのに分かったふりをして返事してしまうと、上司や同僚も
と思ってしまいがちです。
3.上司や先輩の対応策を学ぶ
失敗をしてしまう原因の1つに、
- やり方や対応の仕方がよく分かっていない
ということが挙げられます。
誰だって最初は失敗をしてしまったり、やり方がわからないもの。
失敗を教訓に変えることが大切
仕事で失敗をしてしまうと落ち込んでしまうものですが、仕事に失敗はつきものです。
失敗をきちんと受け止め教訓に変えることで、同じ失敗を繰り返さないことが何よりも大切です。
仕事で失敗が続く場合は仕事や自分を見つめなおすチャンス?
失敗は体と心の限界のサインの可能性も
失敗をしてしまう原因はさまざまです。
- 確認不足
- メモをとらずに忘れてしまう
- スケジュール管理ができていない
- 優先順位を把握していない
- 上司とのコミュニケーションがとれていない
- 失敗したことにばかり目がいってしまい、失敗した内容について見なおしていない
これらの原因については、メモをとるようにしたり、上司や同僚に相談することで解決の糸口を見つけることができるでしょう。
しかし、どんなに気をつけて仕事をしていても、
- 何度も同じミスをしてしまう
- 仕事で失敗が続いてしまう
という場合には、自分の能力や対処法以外のところに原因がある可能性も高いと言えます。
仕事のミスがいつまでも無くならない。何度も何度も何度も何度も確認してるのに。僕は社会人失格なのではなかろうか。
— はるのあらし (@spring_tornado) September 3, 2020
聞けない、問題点改善点がわからない、周りが見えない、何度も同じミスをする
そりゃあ仕事できないね。苦しいって思いながら仕事してた。辛いね。聞いたらダメなんだろうな、と思う雰囲気があったから。
— めろんぱん (@ikinikuine_) September 1, 2020
特に、
- 失敗を気にするあまり焦ってしまう
- 仕事になかなか集中できない
という場合、ストレスや疲れが蓄積されてしまい、体や心が限界になってしまっている可能性も。
また、
- 仕事量が多く確認する時間がない
- 上司がいつも苛ついていて話しかけるタイミングがない
など、職場環境に問題があることもあります。
その場合、自分がどんなに気を付けていても、仕事の失敗はなくすことがなかなかできません。
仕事で失敗が続く場合にとるべき行動
仕事で失敗が続く場合にとるべき行動を5つご紹介します。
1.落ち込んだ時の自分なりの気持ちの切り替え方を知る
仕事での失敗に限らず、落ち込んでしまいやすいという方は気持ちの切り替えの仕方が苦手なのかもしれません。
- 相談できる相手を作る
- SNSなど逃げ道を作る
- しっかりと体を休める
など、落ち込みすぎないよう工夫しましょう。
2.休暇や休息をとる
心身が弱っている時には何をやってもなかなかうまくいきにくいもの。
3.自分の状態を見つめなおす
たとえば、仕事で失敗をしてしまうことが不安で上手く寝付けなくなってしまうことで睡眠不足になり、眠気と疲れで仕事中の集中力が低下してしまうことも。
そうなると、どんなに頑張ってミスを減らそうとしても、不安な気持ちやストレスがなくならない限り、なかなかミスはなくなりにくくなってしまいます。
4.職場の人や友人に相談する
仕事での失敗が続いている場合、気持ちが落ち込んでしまい、ついネガティブになってしまいがち。
しかし、
と失敗のことを考えすぎるあまり、ネガティブなイメージをしやすくなってしまい、かえってミスが増えてしまうこともあります。
客観的に見てもらうことで、自分の弱みに気付けることもあります。
また、仕事量や人間関係が原因になってしまっている場合、一人では解決できる問題ではありません。
5.転職を検討する
適性に合っていない仕事や、働きづらい環境でずっと働いても辛いもの。
出典:doda
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「失敗=自分のせい」とは限らない
失敗してしまうとつい自分を責めたくなってしまいますが、職場環境や仕事内容や仕事量などによっても、仕事での失敗は起きやすくなってしまいます。
と責めてしまうことで、よりプレッシャーや焦りなど心に負荷がかかってしまい、失敗しやすい状況に陥ってしまうことも。
まとめ
仕事に失敗はつきもの。失敗をしてしまった場合には、まず失敗を正しく対処することが大切です。
- 上司には隠さずに報告する
- 言い訳はせずに謝罪をする
- 自分で積極的に行動する
- 失敗を受け入れ頭を切り替える
それで失敗がなくならない、失敗が続いてしまうという場合には知らず知らずのうちにストレスや疲れが蓄積され、仕事に支障をきたしてしまう可能性も。
仕事内容や仕事量、職場環境などが原因の場合には、転職をすることも1つの手段です。
という方は、今回の記事で、ミスをしてしまう原因を知り、仕事や自分自身を見つめなおしましょう!