仕事を辞めたいと思っても、辞めた後の生活のことや職場のことを考えると辞められないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、仕事を辞めたいと思っているのに、仕事をそのままずるずると続けても、自分にとっても会社にとってもプラスになりせん。
むしろ仕事を続けてしまうことで、心身の不調をきたしたり、仕事で重大なミスをしてしまったりする可能性もあります。
そこで今回は、仕事を辞める勇気が出ない主な原因と勇気が出ないときにやるべき行動を解説します。
仕事を辞める勇気が出ないのはなぜ?
「仕事を辞めたい」と思うのは心の限界のサイン?
仕事では人間関係や業務内容など、辛いことや大変なこともたくさんあります。
仕事でストレスや疲れを感じる方も多く、仕事に行くのが億劫に感じたり辞めたいと考える方も多いのではないでしょうか。
仕事大失敗したから行きたくない
もー気にしないって思ってるけどさーもーさー気持ちの問題よ— めんみ じぃじ (@menmi0523) November 5, 2020
仕事辞めたい
パワハラしんどい— 聖母マリアちゃん (@seibo_mariachan) November 5, 2020
しかし、仕事の中にもやりがいや楽しさを見つけることができれば、多少辛いことがあったとしても何とか続けられるもの。
そのため、
- 朝起きられなくなった
- 頭痛や肩こりなど体の不調が続いている
- 夜眠れない
- 休みの日にも仕事のことばかりを考えてしまい落ち着かない
- 気持ちが塞ぎ込んでしまっている
など、心身の不調を感じているという場合には要注意。
仕事を辞める勇気が出ない主な原因
という場合、仕事を辞めることに対する不安を抱いている可能性が高いと言えます。
1.上司に言い出しづらい
仕事を辞めようと思ってもすぐに辞められるわけではなく、上司や人事などに辞めることを伝えた上で、退職手続きや引継ぎなどをする必要があります。
ポジティブな話なら切り出しやすいですが、仕事を辞めたいという会社にとってネガティブな話を切りだすのにはなかなか勇気がいるもの。
仕事辞めるを上司に言えないまま、、
どうしたら言えるかな。勇気出してよ— 🐬🍓莉依🍓🐬 (@Leafa3zssska) August 28, 2018
そのため、話を切り出すタイミングをうかがいすぎてしまい、結局ずるずると仕事を続けてしまうという方も多くいるのです。
2.周りに迷惑がかかると思ってしまう
慢性的な人手不足や激務の職場の場合、誰か1人が辞めてしまうことで、会社に残っている人たちの負担が増えてしまう可能性もあります。
そのため、
と思い、仕事をなかなか辞めると言い出せないことも。
頼まれたから仕事辞める時期を一ヶ月延ばしたけど本当に後悔してる。。
あと3ヵ月?も持たないよーーストレスはんぱない心が持たない無理ぃぃぃい— セナ@それ女 (@senarooom) May 22, 2017
しかし、
「年末年始は忙しいから辞めるのは落ち着いてからにしよう・・・」
「今求人募集しているから、人員が増えたら辞めよう・・・」
などと、仕事を辞めるの先延ばしにしてしまうことで辞めるタイミングを失ってしまい、仕事をずるずると続けてしまうという恐れもあります。
3.多忙すぎて転職を考える余裕がない
仕事を辞める場合、ノープランで辞めてしまうと転職先が見つからず、その後の生活に影響することもあります。
と思ってしまうことで、仕事を辞める機会を失ってしまう恐れがあります。
4.将来に対する不安がある
仕事を辞めて転職をするということは環境を変えることができるなどのメリットもありますが、当然デメリットもあり、今の職場と業務内容や待遇が変わってしまうのではないかという不安もあります。
「転職先が見つからなかったらどうしよう・・・」
「給料が下がってしまうのでは・・・」
「新しい仕事についていけるかな・・・」
「職場になじめないか不安・・・」
など、不安が大きくなることで、仕事を辞める勇気が持てなくなってしまう恐れも。
と後ろ向きな理由で今の仕事を続ける選択をする方もいます。
5.面倒なことを先延ばしにしてしまう
仕事を辞めることを伝えたり、新しい転職先を見つけたりなど、転職するためにも、様々な労力がかかります。
と、臭いものに蓋をするように、仕事を辞めたいという自分の気持ちを無視して仕事を続けても、面倒なことが先延ばしになるだけで、何の意味もありません。
仕事を辞めたいのにずるずると働き続けるのはNG!
仕事を辞めたいと思っても、上述したように様々な理由で、仕事を辞める勇気が出ない方もいます。
しかし、仕事を辞めたいというネガティブな感情を押し殺して働き続ける選択をすることで、ちょっとした不満でもストレスに感じてしまいやすくなり、仕事をすること自体に拒否反応が出てしまうこともあります。
ずるずると働き続けても、仕事に対する感情が変わるとは限りません。
仕事を辞める勇気が出ないときにやるべき行動
できることからやることが大切
仕事を辞める勇気が出ない理由は様々ありますが、
と、現状を変えず、問題を先延ばしにしても、何も改善されません。
仕事を辞める勇気が出ないときにやるべき行動7つ
1.仕事を辞めたい理由を整理する
まず、仕事を辞めたい理由を整理することが大切です。
また、なんとなく嫌だからという理由で辞めてしまうことで、
と後悔してしまうことも。
【仕事を辞める理由】
・悪口がうざくなった
・尊敬できる人がいなくなった
・目標達成できた or なくなった愚痴は言っていいと思う。
でも、何年も同を愚痴を言ったり聞いたりはストレス。
愚痴にも成長を求めるタイプ。辞めて後悔したことはない。
とういか、
後悔しないように頑張るしかない— MM.English (@MEnglis62982860) October 29, 2020
たとえば、今の部署の仕事内容が合わずに辞めたいと考えている場合、今の会社の別部署に移ることで問題が解決できる可能性があります。
逆に、職場での待遇が悪く、今の会社に将来性がないと感じている場合、そのまま仕事を続けても給与や待遇が改善されるかどうかは分からないため、転職を検討することも必要と言えます。
2.今の仕事を辞めるメリットとデメリットを考える
どんなに条件の良い転職先を見つけたとしても、実際に働いてみないことには転職が成功かどうかは分かりません。
転職して環境を変えることにはメリットも多くあると言えますが、その分リスクも伴います。
内容 | |
---|---|
メリット | ・待遇や環境を変えることができる ・自分のやりたい仕事につける ・ストレスの原因から離れることができる |
デメリット | ・新しい人間関係を構築する必要がある ・仕事内容を一から覚えなければならない ・求人票に載っている情報と実際の条件が異なる場合がある |
このように、メリットとデメリットをそれぞれ書き出してみましょう。
仕事を辞める勇気が持てないの原因の1つに、将来への不安が挙げられます。
3.転職サイトに登録する
仕事を辞める勇気が持てたとしても、すぐに仕事を辞められるわけではありません。
後悔しないためにも、情報収集をしっかりと行い、自分の希望に合った転職先を見つけることが重要と言えます。
- 自分の適性に合った仕事が分からない
- 初めての転職活動で何から行うべきか分からない
など、転職活動の具体的なイメージを抱けていない方でも、適職診断を行ったり、転職活動の進め方のノウハウを知ることで、自分に合った求人を見つけるヒントになることも。
たとえば、転職サイト「doda」では、自分の転職タイプを診断することができます。
出典:doda
登録する転職サイトはこちら「【2020年】おすすめ転職サイト!転職5回全て年収アップの転職のプロが「絶対」におすすめしたい転職サイト比較ランキング」の記事もあわせて参考にしてみてください。
4.今の仕事と比較する
情報収集などを行い、転職活動の方向性を定めたら、自分に合った求人を探しましょう。
転職して後悔しないためにも、仕事内容や年収、待遇などが今と比べてどう変化するのかをしっかりと吟味しましょう。
5.有給休暇を取得する
転職活動にはそれなりに時間がかかるもの。
特に、働きながらの転職活動となると、面接などの日程調整はもちろんのこと、書類を準備したり、情報を集めたりすることでも時間を要します。
つい気持ちだけが焦ってしまいがちですが、自分のキャリアを左右する重要な決断をするからこそ、しっかりと時間をかけて検討することが大切です。
仕事を辞めたいと考えるからには、ストレスや疲れが蓄積されていることも予想されます。
6.スキルや資格を取得する
中途入社では新卒の採用とは異なり、即戦力となってもらえるよう、経験者を求める企業も多くあります。
そのため、転職先で活かせるようなスキルや資格をあらかじめ取得しておくことで、転職活動をより有利に進めることができます。
7.最終的な意思決定は自分で行う
「仕事を辞める勇気が出ない・・・」
「転職できるかどうかが不安・・・」
と、自分に自信が持てず、今の仕事を辞めることに躊躇してしまう方も多くいます。
まとめ
人間関係や仕事内容など、さまざまな原因で仕事を辞めたいと思っても、仕事を辞める勇気が持てないという方も多くいます。
しかし、
- 上司に言い出しづらい
- 周りに迷惑がかかると思ってしまう
- 多忙すぎて転職を考える余裕がない
- 将来に対する不安がある
- 面倒なことを先延ばしにしてしまう
などの理由から仕事を辞められず、ずるずると働き続けることで、心身の不調を引き起こしたり、仕事で重大なミスをしてしまうなど、自分にとっても会社にとってもマイナスに働いてしまうこともあります。
- 仕事を辞めたい理由を整理する
- 今の仕事を辞めるメリットとデメリットを考える
- 転職サイトに登録する
- 今の仕事と比較する
- 有給休暇を取得する
- スキルや資格を取得する
- 最終的な意思決定は自分で行う
特に、
という方は、仕事を見直すべきと言えます。まずは今の仕事を見つめなおし、今できることからやっていきましょう。