未経験から営業職を目指したいという方や、営業職としてキャリアアップをはかりたいという方など、営業職への転職を考えている方も多いと思いますが、実は他の職種に比べて営業職への転職がしやすいと言われています。
そこで今回は、営業職への転職がしやすい理由やメリットをご紹介した上で、営業職の転職でおさえてきたい転職サイトを3つご紹介します。
営業職への転職がしやすい理由とメリット
転職サイトには営業職の求人が豊富
こちらは、dodaが行った、転職求人倍率の職種別のデータです。
全体の求人倍率が2.58倍に比べると、営業系は2.23倍と少ないようにも思えますが、販売・サービス系やクリエイティブ系に比べると、営業系の求人倍率が高いということが分かります。
そのため、営業職の転職は人員確保のため、キャリアを問わずに採用を行っているところが多いのも特徴です。
営業職には種類がある
- 一般営業(新規顧客開拓)
- ルート営業(既存顧客へのフォロー)
自社の製品やサービスなどを新規顧客に売り込み、契約を結ぶ必要があるため、コミュニケーションをとり、一から信頼関係を築く必要があります。
既存顧客の現状やニーズをつかみつつ、自社の製品やサービスへのフォローを行ったり、新しいサービスなどの提案を行います。すでに信頼関係は築けているため、その信頼関係を崩さないよう、細やかなフォローが必要となります。
また、一般営業は営業経験者が好まれるケースが多い傾向にありますが、ルート営業は未経験者でも応募資格があり、採用されやすい傾向にあるなど、それぞれの種類によって応募条件や内定率も異なる場合があります。
営業職に転職するメリット
- 営業職ってなんだか難しそう
- ノルマが多そう
など、営業職にネガティブなイメージを抱く方も多くいます。
確かに営業としての成績を上げるためには、ある程度の忍耐力やコミュニケーション能力などが必要となり、営業ノルマをクリアする必要がある場合もありますが、企業によっても体制は大きく異なるため、一概には言えません。
営業職への転職にはメリットもあります。
1.未経験からでも転職がしやすい
営業職には、
- コミュニケーション能力
- 忍耐力
- 課題解決力
- ビジネスマナー
などのスキルや能力が求められます。
実績が重視される場合もありますが、製品やサービスの種類や、各企業のやり方は様々であるため、前職での経験が活かせない場合も。
特に営業職では顧客との相性もあるため、過去の実績よりも入社後の営業成績で判断され、採用時点の営業経験を問わないという企業もあるのです。
特に、体育会・アスリート・スポーツ経験者や第二新卒などの若い年代向けの転職サイトでは営業職の求人を出しているところも多くあります。
- バイタリティに自信があります!
- 何事にも諦めずに立ち向かう忍耐力が強みです!
など、自分の強みをアピールすることで、未経験でも営業職を目指せる可能性が高くなります。
2.ビジネスマナーやコミュニケーション能力が身につく
営業として各顧客先を回ることで、さまざまな立場の方と会い、交渉を行ったり、現状の課題やニーズについてヒアリングをする必要があります。
そのため、
- ビジネスマナー
- コミュニケーション能力
など、今後のキャリアのために必要な知識や経験が自然と身につきます。
営業職に向いていないと思っていても、何度か営業の研修を受けることで、上手くコミュニケーションがとれるようになることも。
3.キャリアアップに役立つ
営業職として成績を上げるためには、
- 人脈を築く力
- 情報収集力
- 全体を見渡す能力
などのスキルが欠かせません。
そういったスキルは、管理職や別の職種でも必要となることが多く、営業職を経験していることで、
- コミュニケーション能力があり、人を惹きつける能力がある
と判断され、キャリアアップにも有利に働きます。
など感じている方は営業職として経験することで、足りない実績やスキルを補うこともできます。
営業職を経験することで今後のキャリアの幅が広がる
そのため、
- 社会人としての実績を積みたい
- コミュニケーション能力をつけたい
など、実績を作りたい方にもおすすめの職種だと言えるでしょう。
営業職への転職を成功に導く転職サイトの活用法
転職サイトの活用法
1.転職サイトを複数利用して多くの求人と比較する
リクナビNEXTやエン転職などの大手総合転職サイトの中には、取り扱っている求人が同じところもありますが、中には応募条件や給与などの待遇が異なることも。
と疑問に思う方も多いと思いますが、企業は転職サイトに高い報酬を支払って採用を行うからには、なるべく自分が募集している求人の条件に合う転職者が多いところを利用しようと考えます。
また、転職サイトのコンセプトや取引企業によっても、職種や業種にばらつきがあります。
2.求人を見極める
営業職の求人を出している事情は企業によってさまざまですが、
- 離職率が高い
- 新規顧客を開拓しようとしている
などの理由が考えられます。
中にはブラックな企業もあるため、求人をしっかりと見決める必要があると言えます。
- 年収500万円以上!
と謳っていても、実際には経験やスキルを考慮され、提示されていた年収以下になるケースも少なくありません。
- 過剰な表記をしていないか?
- 実績に基づいた額を提示しているのか?
などを確認することで、ブラックな企業の求人を見極めることができます。
また、口コミ情報サイトの利用もおすすめです。
出典:転職会議
転職会議では、企業の求人が見れるだけでなく、社員からの口コミ情報が掲載されています。
3.スカウトサービスを利用する
多くの転職サイトでは、登録情報を公開しておくことで、企業から直接スカウトを受けることができます。
また、スカウトされることで、「書類選考免除」や「面接確約」などの選考に有利に働く場合もあります。
なるべく多くの情報を集めることが大切
転職の失敗例として、
- 思っていた業務内容や給与などの待遇が違った
- 志望理由や面接などの準備が足らず、担当者から矛盾を指摘されてしまった
などが挙げられます。
在職中に転職を行う場合、つい企業分析を怠ってしまったり、提出書類を見直さず提出してしまったりしてしまいがちですが、急いで転職することで、自分に合わない企業に就職してしまうことも。
転職サイトでの転職がなかなか上手くいかないという場合には、転職エージェントの利用もおすすめです。
転職エージェントでは、求人の紹介や提出書類の添削、面接対策など、手厚い転職サポートを受けることができるため、転職成功につながりやすいというメリットがあります。
営業への転職でおすすめの転職サイト
1位.キャリトレ
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | 総合 |
登録ユーザー数 | 約50万人 |
求人更新頻度 | - |
公開求人数 | - |
未公開求人数 | 110,133件 |
新着求人数 | - |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1人 | 0% | 0% | 300万円 | 300万円 | 100% | 30日 | 7.0 |
営業の転職でおすすめする理由
キャリトレでは、総合的にどんな業種や職種も取り揃え、若手に特化した豊富な求人が多いところが特徴。
営業職の求人数も多く、営業職への転職にも向いています。
また、スカウトやプラチナスカウトなど、スカウト機能が充実しているところもおすすめする理由の1つです。
2位.リクナビNEXT
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | 総合 |
登録ユーザー数 | 約910万人 |
求人更新頻度 | 週2回 |
公開求人数 | 40,209件 |
未公開求人数 | 0件 |
新着求人数 | 4,713件 |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
42人 | 57% | 69% | 347万円 | 393万円 | 113% | 75日 | 8.0 |
営業の転職でおすすめする理由
大手企業や優良企業からの信頼も厚く、他の転職サイトに比べて圧倒的な求人数を誇っており、営業職の求人も多いところが魅力です。
また、AIによるレコメンド機能が使える点もメリットの1つです。レコメンド機能を使うことによって、営業職関連の求人を見つけやすくなり、希望条件に合った求人が見つかりやすくなります。
限定求人も多いため、リクナビNEXTを利用していれば、他の転職サイトにはない求人を見つけられることも。
3位.CAREER CARVER(キャリアカーバー)
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
応募方法 | 自分で直接応募 |
専門分野 | ハイクラス転職 |
登録ユーザー数 | - |
求人更新頻度 | - |
公開求人数 | 66,399件 |
未公開求人数 | 0件 |
新着求人数 | - |
「転職」口コミ平均DATA
回答数 | 男性比率 | 正社員比率 | 転職前年収 | 転職後年収 | 年収上昇率 | 転職までの日数 | 満足度 |
営業の転職でおすすめする理由
営業職はもちろんのこと、総合的にあらゆる職種や業種の求人が掲載されており、求人の質が高いのが魅力と言えます。
自分で検索して応募できるのはもちろんのこと、1,000人以上ヘッドハンターからスカウトを受けることも可能で、自分の能力やスキルに魅力を感じた企業からアプローチされることも。
転職におすすめの転職サイトランキングはこちらからチェック!→https://xn--eck7a6c9546bjcp.xyz/tensyoku_ranking/site-osusume-ranking/
まとめ
営業職の転職は、転職サイトでも求人数が多く、未経験でも採用されるチャンスがあることから、他の職種に比べて転職がしやすいと言われています。
営業職への転職を成功をさせるためには、転職サイトや転職エージェントを上手く活用することが重要となります。
- 転職サイトを複数利用して多くの求人と比較する
- 求人を見極める
- スカウトサービスを利用する
など、営業職への転職を検討している方、必見です。