転職サイトはとりあえず登録だけでOK!すぐに転職を始めなくても登録だけしておくメリットと登録の際の注意点

転職活動をする際に欠かせない転職サイトの登録。

応募や企業とのやり取りなどが行えるため、転職活動を本格的に始める際には転職サイトの登録が必須と言えますが、転職をするかどうか迷っている段階で転職サイトを登録してもいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。

しかし、転職サイトは登録だけでも先に済ませておくことがおすすめです。

そこで今回は、すぐに転職を始めなくても転職サイトを登録だけしておくメリット登録する際の注意点を解説します。

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  • 気になる求人があれば転職をしたいと考えている方
  • 今の自分の年収や仕事が適切かどうか知りたい方

など、転職を少しでも検討している方は、本記事を読んで、気になる転職サイトに登録してみましょう。

転職サイトは今すぐ転職しなくても登録だけでも大丈夫?

転職サイトは登録だけでもOK

「転職サイト=転職活動をするための人の求人サイト」というイメージもあり、転職活動をまだ本格的には始めない場合、転職サイトの登録を躊躇する方も。

中には、

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「転職サイトの登録で転職活動していることを今の会社にばれるのが不安・・・」

「転職サイトに登録したら転職サイトの担当者から勧誘があるのでは?」

など、転職サイトを登録することでデメリットがあるのではと、転職サイトの登録に慎重になる方もいます。

しかし、転職サイトは登録だけしておくことでさまざまなメリットがあるため、すぐに転職活動を始めなくても登録を行うべきだと言えます。
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転職活動をすぐに始めるわけじゃないし、登録はまだいいか・・・

と思っていると、転職のタイミングを見失ってしまうことも考えられます。

転職サイトに登録するメリットや注意点を知った上で、転職サイトを使いこなすことが大切です。

転職サイトに登録するメリット

転職サイトは実は、求人の検索や応募に使えるだけではありません。

転職サイトの機能を利用することで、転職だけでなく、今の仕事を見直すきっかけにもつながります。

転職サイトを利用するメリットは全部で5つあります。

1.情報収集に使える

転職サイトにはさまざまな企業の求人情報や企業のクチコミ、転職ノウハウなど、転職に関わるさまざまな情報を得ることができます。

転職ノウハウや求人情報などは転職サイトを登録していなくても閲覧できる場合もありますが、転職サイトによっては転職サイトの登録者のみに求人の募集要項や独自取材で得た企業情報、さらには選考情報などを公開している場合があります。

また、気になった企業の求人情報を保存しておいたり、検索キーワードを保存しておいたりすることが可能なところも。

登録しないで転職サイトを利用するよりも、登録しておいた方が求人検索や情報収集に便利なのです。

2.レアな求人に出会える可能性がある

転職サイトには登録しなくても閲覧できる公開求人だけでなく、非公開となっている求人もあります。

非公開求人は、

  • 一般公開してしまうと応募が殺到しそうな人気求人
  • すぐに採用を行いたい急募求人
  • まだ情報公開されていない新規プロジェクトに携わる求人

など、一般公開されている求人よりも、好条件の求人が多い可能性があります。

非公開求人なども隈なくチェックするためにも、転職サイトを登録しておいた方がいいと言えるでしょう。
また、ほとんどの転職サイトではスカウト機能を利用することができます。

スカウト機能を利用すると、希望条件やスキル、経歴などのプロフィールを閲覧して興味を持った企業から直接スカウトを受けることができます。

自分で求人を探さなくても希望に合った求人を見つけられ、中には自分では探せなかったようなレアな求人に出会うことも。

スカウト機能は、

man
今すぐに転職は考えていないけれど、良い求人があれば転職したい

という方にもおすすめ。

特に専門的なスキルが必要な職種や、求人が少ない職種などは、転職したいというタイミングで転職サイトに登録しても、すぐに良い求人を見つけられるとは限りません
ある程度の長期戦を想定する必要があるため、良い求人を逃さないためにも、転職サイトには早めに登録しておき、良い求人があればすぐに応募することが大切です。

3.自分の市場価値がわかる

特に転職活動を1回もしたことがないという方だと、今の職場の給与や評価が基準となってしまい、自分の市場価値についてなかなか知る機会が得られないものです。

そうなると、もし悪い待遇や低い年収で雇われていた場合、転職時に求める条件も低くなってしまいがち
自分の市場価値を知るためにも、業界相場を知ることが重要と言えます。
転職サイトを登録し、同じ業界の同じ職種の企業の求人を比較したり、企業からスカウトを受けることで、自分の市場価値を正しくはかることができます。

dodaではエージェントサービスの利用者を対象としたアンケート調査などを定期的に行い、転職ガイドとして情報を公開しています。

出典:doda

その中の平均年収ランキングでは職種・業種別の平均年収を知ることが可能。こういったデータなどで情報収集を行うことで、自分の業界の相場と現在の年収との比較を行うことができます。

また、同じくdodaの平均年収査定というツールで、これまでの経歴から、現在の適正年収、今後30年間の年収推移、キャリアの可能性などを知ることもできます。

出典:doda

また、適正年収の査定結果をもとに、dodaにある求人情報を探すことも可能。現状の適正年収を知り、キャリアアップの可能性を知ることで、転職に対するイメージも湧きやすくなり、転職をする決意をかためることができます。

こちらの年収査定のツールは、dodaの会員登録が必須。自分の年収を正しく知っておくためにも、転職活動を本格的に始める前に利用しておきたいツールと言えます。

4.適職診断などのツールが利用できる

各転職サイトでは、適職診断などのさまざまなツールを利用することができます。
登録せずに無料で利用することができるものもありますが、登録しないと利用できないツールも中にはあるため、使いたいツールにあわせて転職サイトを登録するのも1つの手と言えるでしょう。

たとえば、マイナビ転職では、会員限定サービスで適性診断を受けることができます。

出典:マイナビ転職

パーソナリティ診断、バリュー診断の2つの診断から、自分の仕事に対する適性や価値観、企業から求められる基礎的能力などを知ることができます。

診断結果を保存しておき、適性をもとにした求人検索を行うこともできるため、転職活動を本格的に始める前に受けておき、自己分析に役立てましょう。

また、dodaでは診断ツール以外に、職務経歴書作成ツール「レジュメビルダー」を利用できます。

出典:doda

職務経歴書を書くことに苦手意識がある方も多いと思いますが、こちらのレジュメビルダーでガイドに沿って入力していくだけで職務経歴書を完成させることができるため、とても便利です。

また、面接などで職務経歴書を紙で提出することが求められた場合でも、レジュメビルダーで作成した職務経歴書をWordやPDF形式でダウンロードすることもできるため、あらためて作成する必要がありません。

時間をかけずに焦らず簡単に作成することができるため、忙しい方の利用もおすすめです。

他にも、各転職サイトでさまざまなツールを利用することができます。以下の表を参考に、利用したいツールを確認しましょう。

転職サイト ツール
リクナビNEXT グッドポイント診断
type 転職力診断テスト
doda 年収査定、転職タイプ診断、キャリアタイプ診断、レジュメビルダー
マイナビ転職 パーソナリティ診断、バリュー診断

5.現職の企業について見直すことができる

在籍年数が長くなると、自分が勤めている企業の体制や給与、福利厚生などが基準になってしまいがちです。

今の企業に何も不満がないという方であれば、転職をせずにそのまま在籍しても問題はありませんが、他の企業を見ることで、現在勤めている企業の良い点や悪い点に気づくことができます。

よく調べずに転職して、

man
今までの方が待遇がよかった・・・

となってしまっては意味がありません。

同じ職種・業種の企業の求人を見ることで、かえって現在の企業の魅力に気づくこともあるため、客観的に現在の企業を見直すために転職サイトを登録して情報収集を行うことも大切と言えるでしょう。

転職サイトの種類とは

そして、転職サイトを登録するためには、転職サイトの種類について知ることもポイントです。

転職サイトは大きく分けて4つの種類があります。

  1. 総合
  2. 専門特化型
  3. ハイクラス専門
  4. エージェント型・スカウト型

1.総合転職サイト

総合転職サイトとは、総合的にさまざまな職種や業種の求人を掲載しているサイトのことです。

リクナビNEXTやマイナビ転職といった転職サイトが有名です。

求人数も多く、転職ノウハウや転職ツールも充実しているため、初めて転職活動を行う方やとりあえず転職サイトに登録しておきたい方にもおすすめです。

2.専門特化型転職サイト

専門特化型転職サイトは、業界を絞った転職サイトのことで、専門知識や性別、能力を活かした転職に向いています。

など、それぞれの業界に特化した求人に限定しているため、他の転職サイトには掲載されていないような求人を見つけられる点がメリットと言えます。

現在具体的に目指す業界が決まっている方は専門特化型転職サイトがおすすめです。
また、その職種ならではの専門知識やコラムなども掲載されているため、転職したい方だけでなく、現職の方にも利用がおすすめできる転職サイトです。

3.ハイクラス専門転職サイト

ハイクラス専門転職サイトとは、今よりもキャリアアップを目指す方や高年収求人を狙う方におすすめの転職サイトです。

ビズリーチ転機といった転職サイトが代表として挙げられます。

年収600万円以上の高年収求人が多く、求人の質も高いため、ハイキャリアを目指す方はこちらのサイトを利用するのがおすすめです。

4.エージェント型・スカウト型転職サイト

エージェント型・スカウト型転職サイトは、ヘッドハンターからのスカウトを受けたり、コンサルタントから求人の紹介を受けたりすることができる転職サイトのことを指します。

などが有名です。

ヘッドハンターやコンサルタントから求人の紹介を受けられるため、自分で求人を検索しなくても転職活動が進められるところがポイントと言えます。

  • 自分の市場価値を知りたい方
  • すぐの転職を考えていない方

はこちらのサイトを利用して、良い求人を見つけるのに活用しましょう。

このように、転職サイトには4つの種類があります。

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自分が希望する職種や業種、条件などに合わせて登録する転職サイトを検討しましょう。

転職サイトは複数登録がおすすめ

man
転職サイトはとりあえず1つだけ登録しておこう

という方もいますが、転職サイトにはさまざまな種類があり、利用できるツールや扱っている求人数も異なります。

そのため、1つだけ登録するのではなく、複数のサイトをまとめて登録することがおすすめです。

転職サイトに登録したら、スカウト機能メール通知設定を忘れずに。

特に積極的に転職サイトで求人検索や応募などを行わない場合、スカウト機能を利用したり希望条件を登録しておくと、自分で検索しなくても求人を見つけることができます。
teacher
転職サイトは複数登録しておき、情報収集や求人検索に役立てましょう。

→こちらの「【2020年】おすすめ転職サイト!転職5回全て年収アップの転職のプロが「絶対」におすすめしたい転職サイト比較ランキング」で登録におすすめの転職サイトをチェック!

登録だけでも要注意!転職サイトの登録の際の注意点

転職サイトの登録だけでも会社バレる?

転職サイトを登録する際に、

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転職サイトに登録するだけで会社バレしてしまうのでは?

という不安の声を上げる方もいます。

結論から言えば、登録するだけでは会社バレをする危険性はほぼありません

転職サイトでは個人情報保護の観点から、転職サイト側から企業に対し、転職者の情報を漏らすことはないからです。

ですが、スカウト機能を利用していると、転職者の名前などの個人情報が公開されることはありませんが、職務経歴や自己PRの内容から、転職者自身を特定されてしまう可能性があります。

また、

man
登録だけしておこう

と思っていても、転職サイトや企業からの連絡量が増えることで、不要な情報を受け取るストレスを感じることも。

登録の際には設定や機能、記入する内容に注意して登録する必要があります。

転職サイトの登録の際の注意点

転職サイトの登録の際の注意点は6つあります。登録は慎重に行いましょう。

1.ブロック企業の設定を行う

転職サイトでは、スカウト機能を利用していると、特に設定を行わない限り、掲載を行っているすべての企業が転職者のプロフィールを閲覧することができます。

そのため、転職サイトの各種設定から、

  • 非公開設定(ブロック企業設定)

を行うことが大切です。

出典:マイナビ転職

非公開企業の設定では、キーワードや具体的な社名を登録することで、特定の企業からプロフィールを閲覧できないよう、プロフィールを非公開にすることができます。

この設定をしておくことで、自分の会社や関連会社からのプロフィール閲覧の可能性をなくし、会社バレを防ぐことができます。

2.通知メールは必要なものだけに絞る

転職サイトでは

  • 新着求人メール
  • 希望条件マッチメール
  • スカウトメール

などさまざまなメールが届きます。

転職活動を本格的にしている場合には、こういった通知が役立つこともありますが、昼夜問わずメールがバンバン来てしまうことで、ストレスになってしまうことも。
こういった場合には、メールの受信設定を見直し、必要な通知メールだけに絞ることが重要です。

出典:マイナビ転職

転職サイトによって、通知メールの種類や量も異なるため、登録と同時にメール設定を確認しておくと良いでしょう。

3.仕事やプライベートのメールアドレスを避ける

仕事やプライベートのメールアドレスの登録はなるべく避けた方が良いでしょう。

仕事やよく利用するメールアドレスを使用してしまうと、転職サイトの通知メールで重要な連絡が埋もれてしまう可能性もあります。

転職活動用にフリーメールを取得しておくと、他のメールと分けることができるためおすすめです。

4.スカウト機能の設定を見直す

転職サイトの登録の悩みとして

  • スカウトが多い
  • 希望に合わないスカウトが届く

などが挙げられます。

スカウトには

  1. 企業から直接届くスカウト
  2. 転職エージェントからのスカウト
  3. 転職サイト側が自動で送っているスカウト

の3つの種類があり、スカウトメールが多くなるというデメリットがあります。

スカウト設定画面でスカウトの種類によって「利用・停止」が選べる場合もあるため、スカウト機能の設定は初めに見直しておくようにしましょう。

出典:マイナビ転職

また、あまりにも連絡量が多いという場合には、スカウト機能を一度切っておくことも1つの手です。
転職活動の進め方によって、スカウト機能の設定を適宜見直すと良いでしょう。

5.会社での閲覧は避ける

会社バレしやすい原因として一番考えられるのが、会社での閲覧です。

会社のパソコンやメールを使って転職サイトを利用すると、自分の勤めている会社によっては、パソコンの閲覧履歴から転職活動がバレてしまうケースがあります。

会社のパソコンでの閲覧は避けるべきだと言えます。

また、休憩時間に自分のスマホなどを使っての閲覧も注意が必要です。

会社で閲覧していたり、転職先の企業と連絡をとっていたりすると、会社の上司や同僚に見られてしまう危険性もあります。
転職サイトから連絡が来ているとついつい会社で開きたくなりますが、会社内では閲覧しない方が良いでしょう。

6.WEB履歴書に個人を特定する情報は書かない

スカウトでは、転職者の名前や現住所、現在の職場など、個人を特定できるような情報は公開されません。

ですが、WEB履歴書に書かれている職務内容などによって、会社や取引先企業にバレてしまうケースも十分考えられます。

特に専門用語や具体的な商品名、取引先などを書くのはNG。

自分の企業をブロックしていたとしても、取引先企業にバレてしまう可能性もあります。

自己PRや職務経歴は具体的に記入したくなりますが、なるべく個人を特定するような情報はぼかして書くようにしましょう。

転職エージェントの登録は慎重に

転職サイトに登録する注意点について解説してきましたが、転職サイトは基本的に注意点さえ守っていれば情報収集や求人検索に利用できるため、登録だけでもしておくことをおすすめします。

しかし、転職エージェントに登録する際には注意が必要です。

転職エージェントでは専任のコンサルタントとの面談などを通して求人の紹介を受けることができます。そのため、登録してすぐにコンサルタントから電話連絡があったり、求人の紹介や面談日の調整を持ちかけられる可能性があります。

特に在職中の場合、コンサルタントからの電話連絡で転職活動がバレてしまうこともあるため、登録のタイミングには注意が必要です。

ですが、転職エージェントは企業の情報や業界の転職動向などを詳しく知ることができたり、書類選考対策など転職サポートが受けられたりと、転職サイトにはないメリットがあります。

転職エージェントを登録だけ行い、情報収集のために活用したいという場合には、コンサルタントにその旨をきちんと伝えた上で、連絡頻度や連絡時間などを交渉しておくと良いでしょう。

まとめ

転職サイトは登録だけでもしておくと、さまざまなメリットがあります。

  1. 情報収集に使える
  2. レアな求人に出会える可能性がある
  3. 自分の市場価値がわかる
  4. 適職診断などのツールが利用できる
  5. 現在の企業について見直すことができる
情報収集に使えたり、在職中の企業を見直したりすることもできるため、今すぐ転職を考えていない場合にも、とりあえず登録だけしておくことをおすすめします。

ただし、転職サイトを登録することで、

  • 会社にバレてしまう可能性がある
  • 連絡が多くなる

などの懸念点もあります。

  1. ブロック企業の設定を行う
  2. 通知メールは必要なものだけに絞る
  3. 仕事やプライベートのメールアドレスを避ける
  4. スカウト機能の設定を見直す
  5. 会社での閲覧は避ける
  6. WEB履歴書に個人を特定する情報は書かない
転職サイトに登録する際の6つの注意点をおさえ、メール設定やスカウト機能設定などを見直すことで、安心して転職サイトを利用することができます。
teacher
転職サイトに登録することで思わぬ求人に出会うこともあります。自分の仕事を見直すためにも、まずは転職サイトを複数登録し、転職サイトを使いこなしましょう。

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