仕事では、働く対価としてお金をもらうことになるため、売り上げなど成果を求められるもの。
そのため、仕事をすることでプレッシャーを感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
適度なプレッシャーは仕事をやろうという意欲にもつながるため必要なものと言えますが、過度なプレッシャーを感じることで、仕事の質が下がったり、心身に悪影響を及ぼすなどのデメリットも生じます。
そのため、プレッシャーを過度に感じてしまう場合にはその原因や対処法を学ぶことが大切と言えます。
そこで今回は、仕事でプレッシャーを感じる人の特徴とプレッシャーの乗り越え方などを徹底解説!
仕事でプレッシャーを感じるのは良い?悪い?
仕事でプレッシャーを感じる人は多い
仕事は生活のためのお金を稼ぐために必要なものであり、ただ仕事をこなせばいいというものではなく、仕事をするからにはそれなりの成果も期待されます。
営業職では契約数や売上などノルマがあったり、事務職や経理などのデスクワークであっても、1日の作業量や業務の効率化など、目標があることも多くあります。
実際に、仕事でプレッシャーを感じるという方は多くいます。
ふぅ、、今日は、仕事のプレッシャーがすごい…人相手の仕事は、自分じゃどうにもならないことが多々あるから、私にとってはかなりつらい。自分じゃどうにもならないことは、自分の手から放せるようになりたいけど、上手くいかない。。
こういうときは、動悸がしてしまう…
— さわ (@awas_asamfight) November 26, 2020
まだ四日目だから、完璧に出来なくて当たり前なんだけど、プレッシャーが半端なくてしんどい
— 高雅▷仕事覚えるまで忙しい (@koucaga) November 26, 2020
仕事として責任がある以上、売上や目標を意識することは重要です。
適度なプレッシャーがあることで、仕事を頑張らなきゃという意欲も生まれやすく、集中して仕事にも取り組めるなど、プラスの作用もあります。
仕事でプレッシャーを感じやすい人の特徴
一方で、仕事でまったくプレッシャーを感じないという方もいるなど、どんな時にどのくらいプレッシャーを感じるのかどうかは人それぞれです。
1.自信がない
仕事や自分の能力に対して自信を持てていれば、新しい仕事や重大なプロジェクトを任されても、
と臆せずに取り組むことができます。
しかし、自信がないことで、
「自分にはこの仕事はできない・・・」
「失敗したらどうしよう・・・」
と仕事をする前から過度に心配をしてしまい、プレッシャーを感じやすくなります。
そういった心配やプレッシャーは仕事にも表れてしまうもの。
プレゼンで自信のなさが出てしまい、上手く自分の思っていることを伝えられなかったり、仕事で迷いが出てしまい、仕事をこなすスピードが落ちてしまうことも考えられます。
2.周りの目を気にしてしまう
普段から周りの人の目を気にしてしまうという方は、周りが何も言っていなくても、
「成果を上げなければ上司や先輩から怒られてしまうかも・・・」
「出来ないやつだと思われたくない・・・」
と自らプレッシャーや期待を背負ってしまいがちです。
今までの仕事と並行して新しい業務をやり始めてから今日で3回目、まだまだ訳わからないしちんぷんかんぷん。
なんのためにやってるのかさえ理解出来てない。
なにもかもが不安だし早く覚えろと周りからのプレッシャーに押しつぶされそう。#仕事 #業務 #ストレス #人間関係
— メグ(社畜実質2年目) (@g2ec5jOB4or0aqz) April 10, 2020
3.頼まれたら断れない
人から頼られたりお願いされると断れないという方も多いのではないでしょうか。
引き受けた以上は責任が伴います。
「自分で引き受けたんだからやらなきゃ・・・」
「周りの期待にこたえなきゃ・・・」
と思ってしまい、仕事を一人で抱えすぎてしまうこともあるため、注意しましょう。
4.プライドが高い
仕事において、自信やプライドを持つことはもちろん大切なことです。
プライドを持って仕事を全うすることで、通常よりもパフォーマンスの質が上がり、期待以上の成果を出せることもあるでしょう。
5.責任感が強い
仕事には必要だと思われる責任感の強さも、時には足かせになってしまうことも。
学校の先生に鬱が多い?
低収入・親・子・上下関係などの悪環境があるのかもしれませんが
数字のプレッシャーもなく仕事としては良い仕事なので
単純に一般企業と比較して悪環境とは言えないかと
仕事環境が原因というより
責任感、真面目な方が就いているからなのかなと思います#うつ #うつ病
— nobu (@nobushige10) May 2, 2020
- 失敗は許されない
- 絶対に期日までに仕事を終わらせよう
などと、過度なプレッシャーを自分で自分に与えてしまいやすくなります。
仕事でプレッシャーを感じることで考えられるデメリット
中には、自分で自分にプレッシャーを与えることで、仕事へのモチベーションを上げ、期待以上の成果を上げられる人もいます。
と思っていても、知らず知らずのうちにプレッシャーを感じ、仕事やプライベートに影響を及ぼしてしまっている可能性もあるため、考えられるデメリットをおさえておきましょう。
1.ミスや失敗をしやすくなる
過度なプレッシャーが加わると、かえって集中力がなくなり、
「上手くいかなかったらどうしよう・・・」
「出来なかったら周りからどう思われるんだろう・・・」
など、別のところに意識が向いてしまうもの。
2.心身の不調を引き起こす
ストレスや疲労をすぐに解消できればいいですが、ストレスなどが解消されず、蓄積されてしまうことで、心身の不調を引き起こしてしまうことも考えられます。
仕事が完全にキャパオーバーでいつも通り自律神経にダメージ食らってる
仕事山積みなストレスとプレッシャー→心身の不調→早退→仕事溜まる→仕事山積みなストレスとプレッシャー…以下エンドレス
なんやけどどうしたらいいんやろ?
減らそうとしても眩暈と吐き気で無理なんや— もちゃら (@chocho_vvv) May 28, 2018
3.職場での評価が下がる
仕事であまりにプレッシャーを感じると、心の余裕もなくなってしまいます。
誰だっていつも怒っていたり、嫌な態度をとる人とは関わりたくないものです。
仕事で過度なプレッシャーを感じるのはNG
仕事では適度なプレッシャーが重要と言えますが、過度なプレッシャーを感じすぎることでストレスや疲労感が溜まったり、仕事の質を下げてしまうこともあります。
仕事でのプレッシャーを乗り越える方法とは?
仕事でプレッシャーを感じる原因
前述したように、プレッシャーは仕事の質や心身にも悪影響を及ぼすことがあります。
プレッシャーを乗り越えるためには、まず自分がどんなところでプレッシャーを感じてしまっているのか、その原因を探ることが必要と言えます。
1.周囲から過度に期待をされている
何も言われずに仕事を任されただけでは、そこまでプレッシャーを感じすぎるということはないでしょう。
しかし、上司や先輩から
「良い成果を期待しているからね!」
「この仕事は君にしか任せられない!」
など、期待されていることが明確に伝わるような声掛けをされることで、周囲から見られていることを意識してしまい、肩に力が入りすぎてしまうようになります。
2.重大な仕事を任されている
特に、クライアントが関わる仕事や、そのプロジェクト1つで大きな金額が動く仕事だと、自分がミスをすることで、会社に大きな損害が出てしまうことも考えられます。
そのことから、
といつも以上にプレッシャーを感じてしまい、焦りやストレスが生じてしまう恐れもあります。
3.スキルや経験に合わない仕事を任されている
仕事には向き・不向きもあり、自分の能力以上のパフォーマンスはなかなか出せないもの。
与えられる仕事はこなしたいけど向き不向きのアレでプレッシャーが云々…あと調理は無理です…大雑把だから人様に出すようなのはかなりプレッシャー。
— 皇樹 (@kouki_XABY) March 9, 2014
4.初めての仕事を任されている
初めての仕事は誰だって緊張するもの。
これまでのスキルや経験が活かせる場合もありますが、新しい仕事のやり方をつかむまでは、時間や労力がいるものです。
5.人手不足で仕事量が多い
たとえ簡単な仕事ばかりでも、仕事量が増えてしまうことで、就業時間内や期日までに終わらせられるかどうかという懸念が生じます。
結果的に、
と考え、1人で仕事を抱え込んでしまう恐れもあります。
仕事のプレッシャーを乗り越える方法
仕事でプレッシャーを感じてしまう原因が分かったら、プレッシャーをなくし、落ち着いて仕事ができる状態へと持っていく必要があります。
1.タスク整理・スケジュール管理を行う
仕事を安請け合いしてしまうという方の多くは、自分のタスクをきちんと把握できていない可能性が高いと言えます。ToDoリストを作り、タスクを可視化しましょう。
進捗が遅れていたり、トラブルが発生した場合にも、余裕をもって動いていれば、他の人に頼んだり、締め切りを遅らせてもらえるよう打診することもできます。
2.周りを頼る
仕事を1人で抱え込んでいても、時間は有限なため、仕事が終わらなかったり思ったような成果が上げられないこともあります。
自分がどんなに1人で頑張ったかで評価をされるわけではありません。
- 分からないことはすぐに確認する
- 期日までに終わらないと判断したら協力を仰ぐ
など、過度なプレッシャーを感じる前に周りを頼ることも大切なポイントなのです。
ここ数日体がだるい。
仕事やり過ぎかな。
昔からだけど、
「想定外の事態」と
「プレッシャー」
に弱い傾向がある。
不安になりやすい。
落ち着いて、出来ること
は行い、出来ないことは
出来ないと他人を頼るこ
とが大事かな。— Taket32213 (@Taket32213) October 18, 2020
3.失敗することばかりを考えすぎない
失敗するかどうかは、結果を見てみなければ分かりません。
4.適度に休息をとる
プレッシャーを感じながら仕事をしても効率が上がるわけではありません。
一呼吸置くことで頭がクリアになり、仕事の進め方が見えてくることもあります。
5.できなくても仕方ないと考える
仕事には失敗がつきものです。
特に初めての仕事や、スキルや経験に見合わない仕事などを任されている場合、最初から仕事が完璧にこなせる方はほとんどいないでしょう。
完璧を求めすぎず、できなかったとしても、
と切り替えるようにしましょう。
場合によっては転職も視野に
プレッシャーを感じるかどうかは自分次第だと思いがちですが、ノルマが厳しかったり、人手不足で仕事量が多いなど、自分ではどうにもできないところでプレッシャーを感じてしまうことも多くあります。
仕事をしていく上で人間関係や労働環境などは重要な要素です。
まとめ
仕事でプレッシャーを感じやすい人と感じにくい人がいます。
プレッシャーを感じてしまうことで、心身の不調を引き起こしたり、仕事でミスをしやすくなったりと、様々なデメリットがあるため、まずは自分がプレッシャーを感じやすいタイプかどうかを5つの項目からチェックしましょう。
- 自信がない
- 周りの目を気にしてしまう
- 頼まれたら断れない
- プライドが高い
- 責任感が強い
- タスクを整理・スケジュール管理
- 周りを頼る
- 失敗することばかりを考えすぎない
- 適度に休息をとる
- できなくても仕方ないと考える
しかし、それでもプレッシャーがなくならないという場合もあります。
その場合、職場環境や人間関係などに問題がある可能性もあるため、転職を視野に入れて動くことが大切です。