仕事が原因でうつ症状が出たら早めの対処が重要!見逃してはいけない不調のサインと仕事でうつ病になる前にやるべき対処法

仕事ではオーバーワークが続いたり、様々な年齢、立場の方と連携をとる必要があったりすることで、ストレスや疲れが溜まってしまいがち。

時には、ストレスや疲れを上手く発散できず、気持ちが塞ぎ込んでしまったり、体の不調が続き、

man
もしかしてうつ病?

と、原因不明の不調によって悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

仕事が原因でうつ症状が出た場合、悪化してしまう前に早めに対処することが大切です。

そこで今回は、見逃してはいけない不調のサインと、うつ病になる前にやるべき対処法をご紹介します。

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  • 仕事に行きたくないと常に思う
  • 以前と比べて何に対しても楽しめなくなった

など、うつ症状を疑うような症状がある方は要注意です。

仕事が原因でうつ症状を感じたら?

仕事でストレスや疲れを感じる方は多い

仕事は生活を過ごすためには欠かせないもの。

やりがいや楽しみのある仕事をすることができればいいですが、生活のためにやむを得ず、やりたくない仕事をしているという方も多いのではないでしょうか。

仕事では、様々な年齢・性別・役職の方と関わる必要があったり、時にはノルマなどが発生したりすることもあります。

そのため、仕事が原因でストレスや疲れを感じているという方は多くいます。

厚生労働省が行った調査によると、現在の仕事や職業生活に関することで強いストレスになっている事柄がある、と回答した労働者は平成30年度時点で58.0%という結果に。

出典:厚生労働省/労働安全衛生調査

労働者全体の6割の方が仕事でストレスを感じているという実態が分かります。

ストレスの原因も人によってさまざまです。

転職サイト「doda」が行った調査によると、仕事で一番ストレスを感じていることは「人間関係」がダントツで、次いで「仕事内容」という結果が出ています。

出典:doda

仕事への向き合い方や考え方など、自分の努力次第でなんとかなる問題であればいいですが、人間関係や仕事内容はなかなか自分では変えられないことも多々あります。

そのため、自分の状態にいち早く気づき、もし仕事が原因でストレスや疲れを感じ、うつ症状を引き起こしている場合には、仕事の見直しをはかったり、心身の調子を整えたりと、早めに対処することが重要と言えます。

見逃してはいけない心身の不調のサイン

もしうつ症状が出始めているという場合には、悪化しないよう対策を講じなければいけません。

そのため、早めに対処するために、自分の状態を知っておくことも必要だと言えます。
teacher
見逃してはいけない心身の不調をチェックしていきましょう。

1.夜眠れない・朝起きられないなどの睡眠障害

  • 夜眠れない
  • 寝つきが悪くなった
  • 途中で目が覚めてしまう
  • 朝起きられない

など、睡眠障害が起きている場合、うつ状態に陥っている可能性が高いと言えます。

心身の回復のために睡眠は欠かせないものです。

しかし、不安やストレスが蓄積されてしまうことで、かえって脳が休まらずに、睡眠を妨げてしまうこともあります。
  • 以前に比べて寝つきが悪くなった
  • 十分な睡眠時間を確保できない

などの症状が出ている場合には、早めに病院の受診するなど、適切な対処を行う必要があります。

また、睡眠障害というと「不眠」をイメージする方も多いと思いますが、人によっては寝ても寝ても眠ってしまう「過眠」の症状が出ることもあります。
十分な睡眠をとっていても仕事中に居眠りをしてしまうという方は、怠けているのではなく、睡眠障害の疑いがあります。

2.頭痛や肩こりなどの体の不調

特にデスクワークの方は、慢性的な頭痛や肩こりに悩まされるという方も多いのではないでしょうか。

もちろん休息をとることで治ることもありますが、どんなに休息をとっても体のだるさや肩こり、頭痛などの体の不調が治らないという場合、ストレスや疲れなど精神面での問題が体に症状として出てしまっている恐れがあります。

3.食欲がわかない

うつ症状になると食欲も低下してしまいがちになります。
  • 食事をする気が起きない
  • 食事をしてもすぐに吐いてしまう
  • 食べ物の味が感じられない

など食欲の不振や味覚などに異変があるようであれば、うつ病が悪化してしまう危険性も。

睡眠と同じく、食事も健康維持には欠かせないものです。

睡眠や食事などの生活の基盤となる機能が落ちてきてしまっている場合には、要注意です。

4.喜怒哀楽などの感情がわかない

うつ状態になると、精神面に多大な影響を与えます。

  • 趣味を楽しめなくなった
  • 笑顔を作ることができない
  • 誰かに何を言われても何も感じなくなった

など、喜怒哀楽の感情がなく、無感情に陥ってしまっていないかチェックしましょう。

5.不安や焦燥感が強い

うつ状態に陥ると、自分を責めてしまったり、不安に襲われたりと、ネガティブな感情に陥りやすくなります。

そのため、仕事でのミスや失敗を過剰に恐れたり、将来のことが不安になってしまい、

man
自分はダメな人間なんだ・・・

と絶望感を覚えてしまうことも。

自分自身に対して攻撃的になることで、さらなるストレスや不安の原因になってしまう恐れもあるため、不安や焦燥感が強い場合には、うつ症状を疑いましょう。

6.仕事やプライベートでの意欲の低下

うつ症状に陥ると、意欲が低下しやすくなります。

仕事に積極的に取り組めなくなったり、プライベートで人と会うのを極端に避け、引きこもりのような状態になる場合も。

以前よりも活動量が減っていないか、よく確認しましょう。

7.片付けができない

実は、片付けができないということも、うつ症状の1つである可能性も。

うつ状態に陥ると、無気力になったり、疲労感や倦怠感を感じてしまいやすくなります。

そのため、

man
片付けをしよう!

という気力が持てず、結果的に部屋が散らかりやすくなってしまうのです。

仕事でのデスク周りの整理ができているか、自分の家のゴミが溜まっていないか、などをチェックしましょう。

8.遅刻や休むことが増える

うつ状態になると、活動力が低下し、無気力状態に陥ってしまいやすくなります。

そのため、いつもより準備に時間がかかったり、仕事に行くのが面倒だと感じてしまい、遅刻をしたり欠勤したりすることも増える傾向にあります。

9.仕事を辞めたいと毎日考えてしまう

時には仕事に行きたくない日や仕事を辞めたいと感じることもあります。

大抵の場合、休息をとることで、仕事へのネガティブな感情は解消されます。

しかし、休息をとっても、毎日のように仕事を辞めたいと考えてしまう場合、うつ状態に陥り、仕事に行くことを心が拒否してしまっている状態と言えます。

10.人と関わるのが億劫に感じる

人と関わるためにはそれなりのエネルギーがいるものです。

言葉を交わしたり、時には相手の考えを読み取ったりと、人間関係にかかるエネルギーは多く、悩みの原因となりやすいのも人間関係が圧倒的です。

そのため、人と関わることを億劫に感じ、人を避けて過ごすようになってしまいやすくなります。

また、言葉が出てこない、人と話すだけで冷や汗が出る、など人と関わることで心身に異常が出てしまうという場合は要注意。
teacher
うつ症状とあわせて、社会不安症や全般不安症などの精神障害が起きてしまっている場合もあります。

うつ症状が出たら放置してはダメ!

うつ症状が出ても、

man

「自分が心が弱いのが悪いんだ・・・」

「うつ病なんて甘えだ・・・」

と感じ、そのまま放置して仕事を続けてしまう方もいます。

しかし、うつ症状や精神障害などは、決して心が弱いから起こることではなく、ストレスや疲れなど過度の負担が心にかかることで、誰にだって起こり得ることです。

そういったうつ症状などを放置してしまうことで、うつ病が重度化し、仕事や生活にも支障をきたしてしまう可能性もあります。

心の病気はすぐに治るものではなく、心療内科などを定期的に通う必要性が出てくることもあるため、うつ病の症状が深刻化する前に対処を行うべきと言えます。

仕事でうつ病になってしまう前にやるべき対処法

うつ病や適応障害を引き起こす前に対処を

うつ病などになってしまうと、心身の回復までに時間がかかります。

特に、症状が悪化してしまうことで、睡眠や食事などがしっかりととれなくなってしまい、仕事や生活をするためのエネルギーが失われてしまうこともあります。

そのことで仕事を休みがちになると、今の仕事での立場も危うくなってしまい、次の仕事を見つけることも難しくなってしまう恐れもあります。

そのため、うつ病になってしまう前に、うつ症状を改善させる必要があると言えます。

また、うつ病と似たような障害に、適応障害というものがあります。

適応障害とは、特定の状況や環境が原因で強いストレスを感じ、気分や行動などに症状が現れる障害のことを指します。

うつ病はストレスや疲れの原因から離れてもうつ状態が続き、なかなか回復へと向かいづらいのが特徴ですが、適応障害の場合、ストレスの原因から離れることで、症状が落ち着きやすい傾向にあります。

そのため、いち早くストレスの原因を対処することでその分症状が早く改善され、働けるような状態になりやすくなるのです。
症状が軽いからと無理をしてしまうのではなく、自分の心身のサインに気が付いたら、早めの対処を心がけましょう。

うつ病になってしまう前にやるべき対処法

teacher
それでは、仕事が原因でうつ病になってしまう前にやるべき対処法をご紹介します。

1.ストレスチェックを行う

仕事ではストレスや疲れが蓄積されることで、心身の不調を引き起こしてしまいがち。

自覚症状がない場合、ストレスを上手く発散できず、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまう可能性もあるのです。

そのため、適宜ストレスチェックを行うことが大切です。

厚生労働省が制作した「5分でできる職場のストレスセルフチェック」などで、自分のストレスレベルを確認しましょう。

出典:厚生労働省「こころの耳」

ストレスはまず溜め込みすぎないことが第一。

自分の心の限界のサインにいち早く気づけるよう、セルフチェックしましょう。

2.ストレスや疲れの原因を特定する

ストレスや疲れが溜まっている場合には、その原因を特定することも重要なポイントです。

ストレスの原因を断つためには、ストレスになっているもとから離れるのが一番。そのため、原因を特定することで適切な対処法も見えてくるようになります。

また、原因によっては、自分自身の努力では解決できないこともあります。

たとえば、

  • 仕事を上手くこなすコツがつかめない
  • 仕事の進め方が分からない

など、自分自身の仕事のやり方に問題がある場合、目標を立てたり、時間を意識して仕事に取り組むなど、自分自身の仕事のやり方を変えることで改善できる可能性があります。

しかし、

  • 職場でパワハラやいじめを受けている
  • 会社の将来性がなく、昇給や昇格などが期待できない

など、労働環境や待遇に問題がある場合、職場を変えないことには、ストレスの原因がなくならない恐れも十分あり得ます。

次にどう行動すべきかが明確になりやすくなるため、ストレスや疲れの原因を探りましょう。

3.休息をとる

ストレスが蓄積され、うつ症状が出始めているという場合には、まずしっかりと休息の時間をとることが大切です。

心身を休めることで、ストレスや疲れが軽減され、前向きな気持ちになりやすくなります。

休日だけでは休息が足りないという場合には、有給休暇を取得してしっかりと休む時間を作ることも有効です。

また、休息をとるというと、体を休めることを考えてしまいがちですが、心の状態が弱っている場合、休むだけでなく気分転換をすることも大切です。

親しい友人と話したり、旅行に行ったりと、自分が楽しいと思えることを行い、気持ちをリフレッシュさせましょう。

4.周りの人に相談する

自分一人で悩みや問題を抱え込みすぎてしまうと、後ろ向きになってしまいがち。

たとえ、会社側が悪くても、

man
自分が悪いんだ・・・

と自責の念に駆られ、自分を追い込んでしまうこともあります。

そのため、周りの人に相談するということも大切です。

自分の悩みや愚痴を聞いてもらうことで、頭の中も整理しやすく、気持ちが少し楽になります。

また、第三者から客観的に今の状況を見てもらうということも大切です。

周りの人から指摘されて初めてうつ状態に気づくこともあります。

5.プライベートを充実させる

仕事ばかりになりすぎてしまうと、心が休まるときがなく、ストレスに感じてしまいがち。

仕事が人生のすべてではありません。

プライベートが充実しているからこそ、仕事への活力にもつながります。

したがって、プライベートでの楽しみを見つけることも、心身の回復のために欠かせないポイントと言えます。
  • 休日は友人や恋人、家族と過ごす時間を作る
  • 趣味に没頭する
  • マッサージやエステなどで自分を労わる

など、プライベートの時間を充実させましょう。

6.頑張りすぎずに心に余裕を持つ

うつ病などになってしまう方は、

  • 責任感が強い
  • 真面目
  • 完璧主義
  • 努力家

などの性格が多い傾向にあります。

真面目に仕事に取り組もうとするからこそ、妥協やミスなどが許されないと思ってしまい、自分を追い込んでしまいやすくなってしまうのです。

そのため、頑張りすぎないということも、仕事を長く続けるためのコツです。

多少失敗したとしてもすぐに切り替え、心に余裕を持つことで、仕事への向き合い方も楽に考えられるようになります。

7.休職する

うつ症状が悪化しているという場合には、休職することも1つの方法です。

そのまま頑張って仕事を続けてしまうことで、心身の状態が悪化してしまうことも考えられます。

心身の状態が万全でないと、冷静な判断もできなくなってしまうもの。

うつ症状を抱えつつ転職をしようと思っても、自分の本来の力を発揮できず、転職に失敗をしてしまう可能性もあります。
teacher
次の仕事につなげるためにも、休職して心身の調子を整えるということも大切です。

8.転職する

人間関係や労働環境など、今の仕事自体がストレスになっている場合、ストレスや疲れが一時的に解消されたとしても、原因がなくならない限り、ずっとストレスと戦い続けることになります。

そのため、

  • 今の仕事や職場が合っていない
  • 仕事を辞めたいと頻繁に考えてしまう

など、仕事や職場そのものがストレスになってしまっている場合には、転職を検討するのが一番と言えます。

うつ症状など心身の不調が悪化する前に、転職活動を始めましょう。

転職活動を効率的に行うためには、情報収集を行い、なるべく多くの求人を比較した上で、自分の希望に合った求人を見つけることが重要。

1つの転職サイトで転職活動を進めるという方も多くいますが、転職サイトによって強みを持つ職種・業種や独占求人数なども異なるため、複数の転職サイトを登録することがおすすめです。

うつ病になる前にストレスのもとから離れることが大切

仕事と真面目に向き合う人ほど、

man
仕事を途中で投げ出すなんてもってのほか!

と気力でどうにかしようとしてしまう方も多くいます。

しかし、ストレスの原因を絶たない限りは、なかなか心身の状態は良くならないものです。

仕事をそのまま続けてしまうことで、うつ症状が悪化したり、仕事で重大なミスを引き起こしてしまうことにつながる恐れもあります。

したがって、うつ病になる前にストレスのもとから離れることが何よりも大切なポイント。

休職をしたり、転職をしたりすることで、自分の心の逃げ道を確保しましょう。

まとめ

仕事が原因でうつ状態になり、仕事を辞めたいと考えたり、体調不良が続く方も多くいます。

うつ状態を放置してしまうことで、よりうつ病が重度化し、仕事や生活にも支障をきたしてしまう可能性もあります。

そのため、心身の不調にいち早く気づき、対処を行うことが大切と言えます。

  1. 夜眠れない・朝起きられないなどの睡眠障害
  2. 頭痛や肩こりなどの体の不調
  3. 食欲がわかない
  4. 喜怒哀楽などの感情がわかない
  5. 不安や焦燥感が強い
  6. 仕事やプライベートでの意欲の低下
  7. 片付けができない
  8. 遅刻や休むことが増える
  9. 仕事を辞めたいと毎日考えてしまう
  10. 人と関わるのが億劫に感じる
10個の心身の不調のサインを見逃さないようにしましょう。

そして、うつ病を患ってしまうと、心身の回復にも時間がかかり、仕事や生活にも支障をきたしてしまうことも。

うつ病になる前にストレスや疲れなどの原因を断つことが大切と言えます。
  1. ストレスチェックを行う
  2. ストレスや疲れの原因を特定する
  3. 休息をとる
  4. 周りの人に相談する
  5. プライベートを充実させる
  6. 頑張りすぎずに心に余裕を持つ
  7. 休職する
  8. 転職する
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8つの対処法を参考に、ストレスのもとから離れることを優先しましょう。

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