と朝起きて仕事に行くのが辛いと感じ、「今日はどうしても仕事を休みたい!」と思う日は誰だってあるもの。
しかし、
と仕事を休むことを躊躇してしまい、無理して仕事に行く人もいます。
そこで今回は、「仕事を休みたい」と感じたときに仕事を休むべき理由と、精神的な疲れが溜まっているときの正しい対処法をご紹介します。
仕事を休みたいと思うからにはそれなりの原因があり、精神的な疲れやストレスが溜まっているサインである可能性も。
仕事の休み方や仕事を休む際のよくある疑問もあわせて解説するので、
- 仕事を休みたくてもなかなか休めない
- 仕事を休みたいと毎日思っている
という方必見です。
「仕事を休みたい」は悪いこと?
「仕事を休みたい」と思ったら思い切って休むことも大切
そのため、仕事を休むことが悪いことだと考え、体調が悪くても無理やり出社してしまうという方も少なくないのではないでしょうか。
冠婚葬祭やインフルエンザなど、どうしても休まなければいけない理由があれば休みやすいですが、
- なんとなく不調を感じている
- 体調的な不調はないけれど、どうしても仕事に行くのが億劫に感じてしまう
など、絶対に休まなければいけない理由でない場合、ズル休みのように感じてしまい、仕事を休むことを躊躇してしまうものです。
実際に、仕事を休みたいと思いながらも、仕事を休まずに頑張って仕事に行く方も多くいます。
起きたくない…
仕事したくない…
もう一日休みたい…— イソフラボンヌ (@agedashiumai) September 22, 2020
今日は不整脈が酷くて、胸に重りを乗せてるみたいなかんじ(T^T)
もう少しゆっくりしてから仕事行く?。本当は休みたい?— ろんぼりん (@Ikw_0083) September 23, 2020
体調不良でなくても、
と考えてしまうことは誰にだってあることであり、時には休むことも大切なのです。
仕事を休んでもいい理由とは?
そうは言っても、
という方もいますが、「仕事を休みたい」と感じてしまっている時には、実は仕事を休んだ方が会社や自分にとってメリットとなる場合もあります。
1.仕事の質が下がる
やる気がない状態で仕事をしたとしても、仕事に真剣に打ち込むことができず、かえってミスや失敗が増えたり、仕事の質が下がってしまう可能性もあります。
仕事にはスキルや経験ももちろん大切ですが、仕事をしようとするモチベーションも大切です。
2.上司や同僚にかえって迷惑がかかることもある
と思い、仕事を休めないという方も多いのではないでしょうか。
熱あった??
明日の仕事休みたいなー?
ただ今忙しいし周りに迷惑かけたくないんだよねー?
どうするよ?— ア (@Avis_sub_) January 14, 2019
また、熱や咳などがあるのに出社してしまうことで、周りの人に風邪やウイルスを移してしまう可能性も。
と思い、仕事を休まない選択をしたのに、かえって迷惑をかけてしまうことになれば元も子もありません。
3.心身の不調が悪化してしまう可能性がある
風邪などの病気にしろ、ストレスや疲れなどが原因で起こる精神的な症状にしろ、蓄積されてしまうことで大きな病気を引き起こしてしまう可能性があります。
と思っていると、どんどん悪化してしまい、仕事にもプライベートにも支障をきたしてしまうことも。
仕事を休むときのマナー
仕事を休むと決めたら、仕事を休む連絡を入れる必要があります。
無断欠席はもってのほかです。必ず連絡を入れるようにしましょう。
仕事を休むときのマナー5つをご紹介します。
1.分かった段階で早めに連絡を入れる
イベントや冠婚葬祭など事前に分かっている休みであれば有給休暇も使いやすく、そこまで問題になることもありません。特に有給休暇は労働者の権利であり、理由を問われることもないため、罪悪感なく休むことができます。
しかし、心身の不調が原因で休む場合、事前に予測することはなかなか難しく、当日の連絡となることも多いでしょう。
電話連絡の場合、確実に誰かが社内にいる時間にかける必要があるため、会社の人が出社してくる大体の時間をおさえておきましょう。24時間のシフト制の場合には、かわりの人を用意する必要もあるため、早めに電話連絡をするよう心がけましょう。
メールやチャット、アプリなどの良いところは時間を選ばないところです。チャットなどを使って早めに連絡することで、出社してからバタバタする必要もなく、シフトや仕事分担の調整もしやすくなります。
2.上司に連絡を入れる
休みの連絡をする際には、なんとなく上司や先輩には伝えづらいもの。
人員の管理などをしているのは上司であり、上司の耳に入れることで、その後の仕事の指示もスムーズに進みやすくなります。
ただし、特にシフトなどで動いている場合、直属の上司が休んでいる場合もあります。その際には、現場のリーダーや同僚など、その日出勤している人に確実に伝えることも大切です。
3.休む理由はシンプルに
特に用事や体調不良がなく、なんとなく仕事を休みたいとズル休みをする場合には、その後ろめたさから様々な言い訳を考えてしまいがち。
しかし、後ろめたいことがあればあるほど、言い訳が長くなってしまい、上司から
と疑われてしまうものです。
診断書を求められたり、何日も休みを取らされてしまう可能性もあります。
冠婚葬祭でしか仕事を休めないというところもありますが、冠婚葬祭を理由に頻繁に休みをとりすぎてしまうと、
と思われてしまい、本当に冠婚葬祭で休みたいときに休みづらくなってしまう可能性もあります。
4.引継ぎを行う
仕事を休むことを承諾されたらそれで休みの連絡が完了ではありません。
- 取引先からの依頼が明日に期限が迫っている
- 取引先の訪問の約束が〇時にある
など、会社や取引先に迷惑をかけてしまわないよう、しっかりと引き継ぎを行い、
- 誰かにかわりにその仕事をしてもらう
- スケジュールを変更してもらう
など指示や相談した上で調整しておきましょう。
早急に対応することがなく、引き継ぐことがない場合にも、自分が持っている案件を伝えた上で、
と伝えておくと、上司や同僚も安心できます。
5.復帰の目処を伝える
体調不調などの場合、状況によっては何日も休まなければいけないこともあります。
何日休むかによって、職場の体制も大きく変わってきます。
- 「風邪なので明日には出社できると思います」
- 「夕方ごろまで様子を見てから、明日以降のことは相談させてください」
など、今の状況を冷静に判断した上で、復帰の目処を伝えるようにすると、休むことでかかってしまう迷惑を最小限におさえることができます。
仕事を休んでしまうことよりもその後の行動が何よりも大切
仕事を休んでしまうと迷惑がかかると思い、なかなか仕事を休む決断ができない方もいます。
しかし、仕事を今休まないことで仕事や心身にも悪影響を与えてしまうこともあり、仕事を休むことも時には必要と言えます。
会社にきちんと連絡をし、引き継ぎを行うことももちろん大切ですが、「仕事を休みたい」と考えてしまうからには何かしらの原因があり、不調を感じているということです。
仕事を休みたいと思ってしまうときの正しい対処法
「仕事を休みたい」は精神的な疲れやストレスが溜まっているサイン?
と考えてしまうと、仕事を休むことに対する罪悪感が増し、なかなか仕事を休めなくなってしまうものです。
しかし、それでも
- 仕事にどうしても行きたくない
- 仕事に行く気力が持てない
という場合、精神的な疲れやストレスが溜まり、心身に悪影響を及ぼしてしまっている可能性もあります。
心が健常な状態であれば、多少仕事に行きたくないと思っていても、出社して仕事をこなすことができるもの。
心が弱ってしまうことで、仕事に対して前向きな気持ちを持てなくなり、次第に仕事に行くのが怖くなり、仕事を休みがちになってしまうのです。
精神的な疲れが溜まっているときの対処法
1.長期休暇をとる
疲れやストレスが溜まり仕事に行きたくないと感じるようになったら、その原因となっている仕事からまずは離れることが大切です。
肉体的な疲れの場合には、入浴や睡眠などが効果的ですが、精神的な疲れの場合には、旅行や友人と話す時間を作るなど、気持ちがリフレッシュできる時間をとることが大切です。
2.精神の状態をチェックする
放置して仕事を続けてしまうことでさらに状態が悪化してしまうこともあるため、自分のストレス状態をチェックしましょう。
厚生労働省の「5分でできる職場のストレスセルフチェック」で今のストレス状態について簡単に知ることができます。
出典:厚生労働省
3.プライベートの時間を思いっきり楽しむ
仕事が上手くいかなかったり、残業ばかりが増えてしまったりすると、仕事のことばかりを考えるようになり、ストレスや疲れが解消しづらくなってしまいます。
楽しみがあるからこそ、仕事も頑張れるのであり、仕事に行く意味にもつながります。
ただし、
- 休日出勤が多い
- サービス残業が多い
など、プライベートの時間が十分確保できない場合には、働き方自体を見直すことが必要と言えます。
4.仕事に行きたくない原因を探る
- 仕事内容
- 労働環境
- 人間関係
- 福利厚生や給与
など、考えられる原因をあげ、解決するためには何をする必要があるのかを考えましょう。
たとえば上司との関係が悪く、ストレスや疲れが溜まっているという場合には、休職や長期休暇をとっても状況はそのままです。部署異動や転職を検討することも必要となります。
「仕事を休みたい」が続く場合には転職も視野に入れる
転職をして環境を変えることで、仕事がやりやすくなり、仕事に対するネガティブなイメージを払拭できます。
転職活動をするには、
- 直接応募
- 知人などからの紹介
- ハローワークなどからの紹介
- 転職サイト・転職エージェントを利用
などの手段をとることができます。
転職サイトでは求人を直接検索できるだけでなく、企業からのスカウトを受けることができたり、自己分析ツールがあったりするなど、様々なサービスが充実しています。
また、選ぶ転職サイトも重要です。転職サイトによって取り扱っている求人や強みを持つ職種・業種が異なります。
こちらの転職サイトランキングを参考に、気になる転職サイトにまずは登録してみましょう。
仕事を休みたいときのQ&A
仕事を休みたいと思っても、なかなか仕事を休ませてもらえなかったり、評価などが気になって仕事が休めないという方もいます。
ここからは仕事を休みたいときによくある疑問2つについてお答えします。
Q1.仕事を休みたいのに休めないときには?
心身の不調や用事で仕事を休みたいと伝えても、
「仕事を突然休むなんて困る!」
「それぐらいで休むなんて・・・!」
と仕事を休ませてもらえない方もいるでしょう。
また、有給休暇を取得しそうとしても、
と言われ、私用で有給休暇をとることを却下されてしまう方もいます。
休日休みたい日に仕事バツって書いたらプライベートで休み取るのはどうかと思うと言われ、冠婚葬祭ならわかるらしい。
もう休みたいとき毎回冠婚葬祭にしてやるわ
自由な時間なんてないじゃん、これじゃあライブにも行けないわ— わ た (@ta_8kgk) November 28, 2017
そのため、
- 有給休暇を自分のタイミングで使えない
- 仕事を休みたくても休ませてもらえない
という時には、人事などに相談したり、転職することを検討しましょう。
と思う方も中にはいますが、無理して働き続けることで心身の状態が悪化し、会社に行けなくなってしまうこともあります。
Q2.仕事を休むと評価や昇進に影響する?
と思い、仕事を休まずに皆勤を目指す人もいますが、どんなに健康に気をつけていても、体調を崩すことや仕事を休みたいと思ってしまうこともあります。
ただし、頻繁に休みすぎてしまうのはNGです。
まとめ
仕事を休みたいと思っても、周りに迷惑をかけてしまうことを気にしてなかなか休めない方も多くいます。
仕事を無理して続けることで、
- 仕事の質が下がる
- 上司や同僚にかえって迷惑がかかることもある
- 心身の不調が悪化してしまう可能性がある
など、デメリットもあるため、時には思い切って仕事を休む決断をすることも大切と言えます。
その場合、早めに対処することが大切です。
- 長期休暇をとる
- 心身の状態をチェックする
- プライベートの時間を思いっきり楽しむ
- 仕事に行きたくない原因を探る
「仕事を行くのが億劫・・・」
「なんだか体の調子が悪い・・・」