- 仕事でどうしてもやる気が出ない・・・
- 仕事に行く気力がない・・・
と仕事に対するやる気が低下してしまっている方も多いのではないでしょうか。
仕事はお金を稼ぐための手段でもありますが、やりがいや人間関係など、仕事に求める条件も人それぞれで、仕事でのやる気が出ない原因もさまざまです。
そのため、まずは原因を突き止めた上で、原因に合わせたアプローチをする必要があります。
そこで今回は、仕事でやる気が出ない原因とやる気を出すための8つの方法を解説します。
原因によっては転職することも1つの解決策です。
仕事でやる気が出ないのはなぜ?
仕事でやる気が出ないという人は多い
仕事は生活を維持していくためのお金を稼ぐために欠かせないものです。
そのため、仕事を毎日行くのは当たり前と仕事を頑張っている方も多くいますが、その一方で
「仕事に対してやる気が出ない」
「仕事に行きたくない」
と考える方も多くいます。
と驚く方も多いと思いますが、実際に「仕事でやる気が持てない」「仕事を辞めたい」など、今の仕事や働き方に対してネガティブな感情を持っている方は多くいます。
待遇や職場環境に不満があるのだけれど、何よりこの仕事そのものに心の底から飽きていることに気が付いた。これじゃ、やる気も出るわけないよね。
— ほうじ茶 (@pmdwcclo) September 8, 2020
すごく仕事にやる気でない
急募やる気
やる気出そうと頑張るが空回りいい加減どうにかしたい
コロコロが流行り始めてからまじでやる気がどっかに消えた
— よろ (@haiyo_0814) September 8, 2020
仕事を好きでやっているという方もいれば、仕事は生活のためと割り切ってやっている方もいることから、やる気に差があるのは当然の結果のようにも思えますが、仕事に一生懸命打ち込んでいればそれなりにやる気や興味もわいてくるもの。
仕事でやる気が出ない原因
仕事でやる気を出そうと思っても、原因がなくならない限りは、なかなか改善しないもの。
1.仕事をする目標や目的がない
と割り切っている方もいますが、仕事にやりがいを求めている方も多くいます。
- 尊敬している人に少しでも近づきたい
- スキルを磨いて独立したい
- 仕事をすることで誰かの力になりたい
など、ある程度の目標や目的があることで、今自分が抱えている仕事を精一杯頑張れるのであり、仕事を続けるモチベーションを持つことができます。
しかし、
- 今の仕事を続けている意味が感じられない
- 将来のキャリアプランが描けていない
- 目標となる人物がいない
など、仕事での目標や目的がないことで、仕事がただお金を稼ぐためだけの手段でしかなく、仕事をただ淡々とこなすだけになってしまいます。
最近仕事に対するメンタルが不健康なのは、多分将来こうなりたい!みたいな目標がない不安からなんだろうな、だからやる気も出ない
— 年金未納 (@mamasomaso) September 5, 2020
2.人間関係で悩んでいる
仕事は一人でコツコツとこなすこともありますが、会社という組織で一体となって進めるものであり、少なからず人間関係を築く必要があります。
そのため、人間関係が上手くいっていると、連帯感も生まれ、
- この人の力になりたい
- 上司から評価されたい
と思うようになり、仕事へのやる気にもつながります。
一方で、人間関係が上手くいってなかったり、嫌いな上司や同僚がいたりすると、
と感じてしまい、人間関係をよく保とうという意識が薄れることで、仕事への責任やモチベーションが損なわれてしまうことも。
もう辞めるから、上司に注意されても響かないし、
人間関係を良く保とうという意識も起きない。
そうなることでよく休むようになり、
仕事に対しての責任も薄くなることに比例して、
やる気がなくなってしまうことに繋がるようです。— えな (@ena_tensyoku) September 9, 2020
また、エン・ジャパン株式会社が運営する「エン転職」が行った調査によると、「社員満足度が高い会社に共通する特徴はなんだと思いますか?」という質問に対し、「社内の人間関係」と回答した人が70%と最多に。
出典:エン・ジャパン株式会社
3.残業や仕事量の多さで肉体的に疲労が溜まっている
結果的に
と自信の喪失にもつながり、やる気がなくなってしまいます。
4.仕事で評価されていない
仕事を頑張ったからには、その分誰かから評価されたいもの。
実際に、マイナビ転職が行った若手ビジネスパーソンへの調査によると、「仕事へのモチベーションが最も上がる瞬間はいつですか?」という質問に対して、「誰かに褒められた時」という回答が1位という結果に。
出典:マイナビ転職
そのため、
- 仕事で怒られてばかりいる
- 上司や同僚から仕事の成果を認めてもらえない
など、仕事で評価されていないと感じることで、やる気が低下してしまう原因となってしまうのです。
5.昇給や昇格の見込みがない
仕事を頑張れば頑張るほど、昇給や昇格ができるのであれば、頑張る目的にもつながりやすく、やる気がアップします。
仕事のやる気が出ない場合は自分から行動に移す必要がある
上記で紹介したとおり、仕事でやる気が出ない原因はさまざまです。
と思ってしまう方もいますが、自分の意識や仕事のやり方をちょっと変えるだけでも、仕事の目的を持てたり待遇を改善したりできる可能性もあります。
と思ってしまいがちですが、仕事へのやる気が低下することで、だんだん仕事を取り組むことが苦痛になってしまい、適当に仕事を終わらせてしまったり、集中力が持てず仕事でのミスが増えてしまったりと、仕事の質や内容にも支障をきたしてしまう可能性もあります。
転職も視野に!仕事でやる気を出す8つの方法とは?
仕事でやる気を出す方法は原因によっても異なる
では実際に仕事をでやる気を出す方法について見ていきましょう。
今回、仕事でやる気が出ない原因を5つ紹介してきましたが、その原因が
- 労働環境や仕事内容に問題がある場合
- 心身の疲れや性格など自分の心身に原因がある場合
のどちらかで対処法は異なります。
労働環境や仕事内容に問題がある場合
労働環境や仕事内容に問題がある場合には、どうすれば今の仕事内容や環境、仕事への取組み方を変えられるのかを考える必要があります。
1.目標を定める
仕事をする目的は人それぞれで、強制されるものではありません。
そして、目標はなるべく小さな目標から大きな目標を設定することが大切です。
- 今週は〇件営業の約束を取り付ける
- 企画案を最低でも2つ提出し、企画採用を目指す
など、今の自分よりも少しでも成長していけるよう、細かい目標を設定し、仕事にメリハリをつけるようにするのベター。
- スキルアップのために〇月に資格をとる
- 提携先企業を1年間で〇社増やす
など、高い目標を立てておくと、日々の業務にも意味が感じられやすくなります。
自分で目標を立てることで、自主的に仕事をやろうという意識が芽生え、成長にもつながるのです。
仕事が辛い人と楽しい人の違い
仕事が辛い人は毎日ノルマに追われ、仕事を楽しんでいる人は目標を自分で追ってます
自分もライターのアルバイトでノルマに追われながらやっていて、やる気が出ない状態が続きました
しかし自分で目標を立て、それを追うようにしたらモチベ高くやれるようになりました
— ペンギン@プログラミング×webマーケ (@NdYRk2ROmoBIpBm) September 13, 2020
2.周囲とのコミュニケーションをとる
コミュニケーションがとれていないことで相手の考えが分からなくなり、
- 仕事で上司から評価されていない
- 自分ばかりが辛い仕事にあたっている
という不満が溜まりやすくなってしまいます。
コミュニケーションをとることで、相手の考えを知る機会も増え、
「君には〇〇の仕事を任せたい」
「今後の新人教育を任させたいから〇〇という仕事を今はやってもらっている」
など、周りからの評価や、今の仕事が与えられている理由を知るきっかけとなることも。
3.仕事量や仕事内容などの分担を相談する
- 仕事量が多い
- 今受け持っている仕事に興味がない
という場合には、仕事の分担が適切ではない可能性も。
また、上司に相談する際には、
とネガティブな理由で分担の変更を打診するよりも、
と伝えた方が仕事への前向きな姿勢が伝わりやすくなり、上司からの評価も上げられる可能性もあります。
4.部署異動をする
同じ会社内でも部署ごとに対応している仕事は異なります。
など、今の仕事の知識やスキルを活かしつつ、他部署で活躍できそうであれば、部署異動を人事や上司に相談してみるようにしましょう。
心身に原因がある場合
労働環境や仕事内容の問題は、仕事内容や仕事への取り組み方を少し変えるだけで改善できる可能性が高いと言えます。
1.休息をとる
- 残業や仕事量の多さで疲れてしまっている
- 仕事でストレスが溜まっている
など心身の疲れが原因でやる気が低下している場合には、まずゆっくりと休息をとり、心身を回復させることが大切です。
2.趣味や好きなことを思いっきり楽しむ
仕事で忙しいとなかなかプライベートの時間を持てないもの。
- 仕事でお金を貯めて週末はライブに行こう
- 仕事で頑張ったご褒美として好きなものを買おう
と、趣味や好きなものなどプライベートのために仕事を頑張るという目的を持つことができ、メリハリをつけて仕事に臨むことができるようになります。
という場合には、仕事でのストレスが原因で、気持ちに余裕がなくなってしまっている証拠と言えます。
3.友人や家族に相談する
仕事へのやる気が出ないという場合、意欲を持てない自分を責めてしまいがちになります。
4.自分の市場価値を知る
たとえば転職サイト・転職エージェントとして知られるdodaではプロフィールや職務経歴を入力することで適正年収やキャリアの可能性を知ることができる「年収査定」という診断ツールを利用することができます。
出典:doda
原因が職場にある場合には転職を
仕事内容が合っていても職場環境が悪かったり、心身ともにストレスや疲れが溜まってしまっては意味がありません。
転職をすることで仕事内容や待遇の改善がはかれたり、周りの環境を変えたりすることができ、気持ちをリフレッシュして一から仕事に取り組めるようになります。
おすすめの転職サイトはこちらからチェックできます。ぜひこちらも参考にして、自分に合った転職サイトを見つけてみましょう。
まとめ
とも思ってしまいがちですが、仕事に限らず、一生懸命打ち込んでいればそれなりにやる気や興味もわいてくるもの。
仕事へのやる気が低下した状態で続けてしまうと、仕事の質が下がったり、ミスが増えてしまう可能性もあるため、まずは仕事の原因について探り、やる気をアップさせるために行動をすることが大切です。
自分がどちらに当てはまるのかをチェックした上で、
- 目標を定める
- 周囲とのコミュニケーションをとる
- 仕事量や仕事内容などの分担を相談する
- 部署異動をする
- 休息をとる
- 趣味や好きなことを思いっきり楽しむ
- 友人や家族に相談する
- 自分の市場価値を知る
という8つの対処法を参考に、やる気アップをはかりましょう。
しかし、それでもやる気が出ない、原因が改善されないという場合には、そもそも今の会社に合っていない可能性もあります。