仕事でのイライラを放置するのはNG!仕事でイライラしてしまう原因とイライラを解消するための適切な対処法5つを紹介!

仕事では楽しみなことややりがいなどももちろんありますが、一方で仕事が上手くいかなかったり人間関係に疲れてしまったりすることもあります。

仕事でイライラしたり、疲れやストレスが溜まっているという方も多いのではないでしょうか。

しかし、イライラしている状態が続いているのに、

man
仕事だから仕方ない・・・

とそのままイライラを放置して無理に仕事をしてしまう方もいますが、これは実はNGです。

放置してしまうことで思わぬデメリットがあることもあります。

そのため、イライラの原因を根本的に解決し、イライラを解消することが大切と言えます。

teacher
そこで今回は、仕事でイライラしてしまう原因とイライラを解消するための適切な対処法を5つご紹介します。

仕事でのイライラを放置してはいけない理由

仕事にはストレスがつきもの

仕事では自分の好きなことばかりできるとは限らず、苦手なことや嫌なことを任されることもあります。

また、多くの仕事ではさまざまな年齢の方と関わる機会も多く、人間関係を築き、ある程度連携して行う必要があることも。

時には相性の悪い人と仕事をせざるを得ないときもあります。

そのことから、仕事でストレスやイライラを溜まっている方は多いもの。

厚生労働省の平成30年度の調査によると、仕事や職業生活に関することで強いストレスになっている事柄があると回答した方は、全体の58%という結果に。

出典:厚生労働省

実際に、ストレスやイライラが募り、

man

「仕事に行きたくない」

「仕事を辞めたい」

と考えている方も少なくありません。

しかし、

man
仕事にはストレスがつきものだし・・・

と思って無理をしてしまうことで、仕事や心身に思わぬ悪影響を及ぼすこともあります。

仕事でのイライラが続いている状態は健全とは言えません。

仕事を長く勤めるためにも、心身や仕事に与えるデメリットについてまずは知っておきましょう。

仕事でイライラすることで起こるデメリットとは?

仕事でイライラすることで起こるデメリットは4つあります。

teacher
1つでも思い当たることがあるという方は要注意です。

1.集中力がなくなり仕事でのミスが増える

仕事でイライラしてしまうと、イライラの原因となっている事柄に意識が向いてしまいがちになります。

仕事に集中できていないと、細かいミスに気付かずにそのまま仕事を完了してしまったり確認漏れが起きてしまったりと、仕事でのミスが増え思ったような成果が上げられなくなってしまう可能性があります。
teacher
イライラしてしまうこと自体が悪いのではなく、そのイライラを引きずりすぎてしまうことが問題です。

2.態度にあらわれたり八つ当たりすることで周りからの信頼が下がる

感情が表に出やすい人もいれば、ポーカーフェイスでまったく感情が表に出ない人もいます。

感情が表に出やすく、周りから分かりやすいと言われている方は特に要注意。

ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情も表に出てしまうことで、周囲からの評価を落としてしまう可能性があります。

イライラしてしまうと、つい怒ったような態度で接してしまったり、関係ない人に怒鳴ってしまうことも。

誰だっていつもイライラしているような人とは一緒に仕事はしづらいもの。

staff
〇〇さんはいつも怒ってるし、誘うのはやめよう・・・

と同僚や上司などから距離を置かれてしまうこともあるため、負の感情を表に出さないということも大切ですが、そもそもイライラやストレスを溜めないよう、都度切り替えるということもポイントです。

3.心身に悪影響を及ぼす

イライラやストレスは心身の不調の原因にもなります。

イライラやストレスが溜まっている状態は健全な状態とは言えず、心身に少なからず負荷がかかってしまっているもの。

頭痛や胃痛などの身体症状が出たり、精神的に疲れてしまい、気持ちがふさいだり落ち込みやすくなったりとうつ病などの精神病を引き起こしてしまうこともあります。

また、イライラを紛らわそうと、暴飲暴食を繰り返したり不規則な生活を送ったりしてしまうことで、さらに心身の状態を悪化させてしまうことも。

生活のために必要な仕事で、心身の状態を崩し私生活にも影響を及ぼしてしまっては意味がありません。

心身の異常がないか早い段階で気づくことが大切です。

4.不満やイライラが止まらなくなる

  • 1つ嫌なことがあると今までは感じていなかった不満が出てくる
  • イライラがおさえられず、さらに怒りが増してしまう

などの経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

イライラや不満など、負の感情は楽しい記憶よりも残りやすいもの。

イライラをすぐに解消できないことで、そのことばかりを考えてしまったり他にも嫌なことや不満が見つかったりして、イライラが増してしまいやすくなるのです。
そのため、不満やイライラは小さいうちにしっかりと解消することが大切と言えます。

仕事や心身に悪影響を及ぼす前に対処することが大切

仕事では多少のストレスやイライラはつきものとは言え、最初は小さなイライラでもそれが続くことで、仕事や心身に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

teacher
そのため、なるべくイライラしないような環境を整えたり、イライラしたら都度解消し、イライラを残さないようにするなど、早めの対処が肝心と言えます。

仕事でイライラしてしまう原因と対処法とは?

仕事でイライラした場合にはまず原因を探ることが重要

仕事でイライラしたら早めの解消が重要とお伝えしましたが、やみくもにストレス解消をしても根本的な問題が解決しない限り、イライラはなかなかなくならないもの。

そのため、対処法を試す前に、まずは原因を探ることが重要です。
そして、イライラの原因によっては、一時的なストレス解消だけでは改善されない場合もあります。
イライラの原因を探り、自分が今できることから行いましょう。

仕事でイライラしてしまう原因

仕事でイライラしてしまう原因は人それぞれですが、イライラしやすいパターンがいくつかあります。

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ここでは、仕事でイライラしてしまう原因を5つご紹介します。

1.仕事がうまくいっていない

まずは単純に仕事が上手くいっていないというケースです。
  • 仕事で思ったような成果が上げられない
  • 成果を上げたのに評価してもらえない
  • 自分の企画や要望が通らない
  • 仕事でミスや失敗をして上司などによく怒られる
  • 仕事がスケジュール通りに進まない
  • 仕事の成果物に納得がいかない

など、仕事がうまくできないことで、自分自身に苛立ったり、仕事が面白くないと感じてしまったりします。

特に責任感が強く完璧主義な人ほど、仕事がうまくいかないと感じやすく、イライラが募りやすくなってしまう傾向に。

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仕事を完璧にこなさなければ・・・

という気持ちが強くなってしまうことで、実際の仕事の成果に納得することができず、イライラやストレスが溜まる原因となってしまうのです。

2.上司や同僚などと相性が悪い

職場でのイライラやストレスの原因となりやすいのが、人間関係です。

実際に、転職サイト「doda」が20代のビジネスパーソン男女300人に調査を行ったところ、男女ともに「一番のストレスの原因が人間関係にある」と回答した方が多いという結果も出ています。

出典:まいにちdoda

  • 上司から理不尽なことで叱責される
  • 上司が仕事の手柄を自分のものにしてしまう
  • 同僚が仕事をしない
  • 部下が頼んでいた仕事をこなしていない
  • 同僚の私語や愚痴が多い

など、上司や同僚、部下などと相性が悪く、価値観がずれている場合、関わる度にイライラしてしまいやすくなります。

しかし、会社という1つの組織で仕事をしている以上、人との関わりはなかなか切れないものであり、協力して取り組むことも時には必要となります。
そのため、合わない上司や同僚と無理にかかわる方も多く、結果的にストレスやイライラを溜め込んでしまい、心身の状態を崩してしまう方も多いのです。

一方で、

man
関わりたくない!

という気持ちが強くなり、コミュニケーションをとらなくなってしまうと、周りからの評価も下がり、さらに関係が悪化してしまう可能性も。

teacher
人は変えることができないことからこそ、人間関係の問題はなかなか改善しにくいのです。

3.仕事量が多い・仕事が終わらない

  • 仕事量が多い
  • 定時までに仕事が終わらない

などもイライラの原因に。

仕事が終わらないことの不安と、何も考えずに仕事を振ってくる上司や同僚への苛立ちで、余裕がなくなってしまい、

man
なんで自分ばかりこんなに目に・・・!

と不満やイライラがたまりやすくなってしまうのです。

4.コミュニケーションがとれない

人間関係が良好でも、コミュニケーションの取り方次第ではすれ違ってしまいやすくなるもの。

  • 部下や同僚に伝えたことと違った成果物が上がってきた
  • 説明が下手で相手に上手く自分の意思を伝えらえない

など、コミュニケーションがうまくとれないことにジレンマを感じ、イライラしてしまうこともあります。

最終的には、

man
自分1人でやった方が早い!

と誰にも頼らなくなってしまい、自分の負担が増えてしまうことも。

5.仕事がスムーズに進められる環境が整っていない

仕事をスムーズに進めるためには、仕事をする環境も大切です。
  • デスク周りが片付いていない
  • 物の管理の仕方が悪く、探しているものがすぐに出てこない
  • パソコンの動作が悪く、すぐにフリーズしてしまう

など、仕事を妨げる環境になっていると、仕事に余分に時間がかかってしまい、イライラの原因になってしまいます。

また、

  • 上司や同僚などの雑談が多く騒がしい
  • 上司の話が長い

など、人的な環境によっても、仕事の妨げとなり、思い通りに仕事がいかなくなってしまうケースもあります。

仕事をスムーズに進めるためには、仕事ができるような環境になっているかどうかも大切なポイントと言えます。

イライラを解消するための適切な対処法

イライラしてしまう原因が分かったら、早めに対処することが大切です。

考え方を変えたり職場環境を整えることで、自分自身の心が穏やかになり仕事がしやすい状態を作ることができます。
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5つの対処法についてご紹介します。

1.他人に惑わされすぎない

  • 上司や同僚などと相性が悪い
  • コミュニケーションがとれない

など、人間関係に問題がありイライラしてしまうという場合には、他人に惑わされないという強い気持ちを持つことが大切です。

仕事の時間は割り切り、仕事以外では極力関わらないようにするなど、関わることを必要最低限におさえるようにしましょう。

2.完璧主義になりすぎないようにする

  • 仕事で思ったような成果が出せない
  • 仕事の成果物に納得がいかない

など、仕事がうまくいかないことで自分にイライラしてしまい、悩んでいるしまうという方は、完璧主義な性格を持つ傾向にあります。

しかし、仕事には絶対はなく、自分がどんなに頑張ったとしても、必ずその努力や成果が認められるとは限りません。

理不尽に叱責されたり、仕様変更などを求められることもあるでしょう。

そのため、完璧を求めすぎないということも仕事をしていくためには大切です。

完璧にこなそうとしても、自分にはどうにもできない問題もあります。

完璧主義になりすぎないようにし、

man
自分はここまで頑張ったからよし!

とある程度楽観的にとらえ自分を認めてあげることも、イライラを溜めないためのコツです。

3.イライラしたときには無理をせず気分転換をする

イライラしてしまったときには、そのまま仕事に取り組んでも、なかなかイライラした気持ちは消えていかないもの。
イライラしたときには、無理をせず気分転換をするということも大切です。

仕事がうまくいかないときこそ、

  • 甘いものを食べる
  • トイレ休憩をとる
  • 誰かと話す時間を作る
  • 深呼吸して一度手を止める

など、気持ちをリフレッシュしましょう。

特にデスクワークの場合、自分のデスク以外にあまり逃げ場がないもの。一度席を立ち、トイレに行ったりストレッチをしたりするなど、少し体を動かすだけでも、気持ちは楽になります。

イライラしたまま仕事をしても、良い成果を出すことはできません。

休憩をとり、落ち着いた気持ちで仕事を再開しましょう。
また、仕事でストレスや疲れが溜まり、どうしても仕事に行きたくないという時には、思い切って休みをとることも効果的です。
  • 仕事に行きたくない
  • 仕事を辞めたい

とネガティブな状態に陥ってしまっているときには、何をやっても上手くいきにくいものです。

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有給休暇などを利用し、ゆっくりと自分をいたわる時間を作るようにするとよいでしょう。

4.仕事ができる環境を整える

仕事ができる環境を整えることもイライラを軽減させるための1つの方法です。

デスクが片付いていなかったり、パソコンなどの動作が悪かったりすることで、仕事の能率が下がると、余裕もなくなってしまい、イライラしやすくなるもの。

デスクは常に整理整頓を心がけ、パソコンの調子が悪いときには修理に出すなど改善を試みましょう。

また、人的な環境が悪いという場合には、

  • イヤホンをして周りの音をシャットダウンする
  • 席の移動ができるか上司に相談する

などの工夫を行いましょう。

職種・業種、会社などによって環境は異なるため、これらの工夫ができない場合もありますが、仕事の能率を上げるために必要だと伝えれば、あっさりと許可が下りる場合もあります。

最初からあきらめてしまうのではなく、信頼できる人にまずは相談しましょう。

5.仕事や職場が合っているかどうかを確認する

  • 仕事で成果が出せない
  • 職場での人間関係がうまくいかない

など、どうしても仕事がうまくいかず、イライラしてしまうという場合、今の仕事内容や職場環境が合っていない可能性もあります。

その場合、いくら自分でストレス解消をしたり、工夫できることは工夫したとしても、根本的な解決にはなりません。
そのため、部署異動や転職などを検討してみましょう。

仕事内容がただ単純に合っていないという場合には、部署を異動することで能力を活かした仕事をできるようになるでしょう。

会社内にやりたい仕事がなかったり、会社全体の体制や環境が悪いという場合には、転職することで周りの環境を変えることが大切になります。

すぐに仕事を辞めてしまうのではなく、転職サイトに登録したり、転職に必要なスキルや経験を磨いたり、転職に向けて万全の準備を行いましょう。
また、自分に合ったより条件の良い求人を見つけるためには、転職サイトの選び方も重要。

転職サイトごとにサービスや扱っている求人も異なり、その転職サイトの特性を知った上で利用することが転職成功のカギを握るといっても過言ではありません。

teacher
転職サイトランキングを参考に、気になる転職サイトにまずは登録し、利用しやすい転職サイトを見つけましょう。

まとめ

仕事でイライラしたり、ストレスが溜まっている方も多くいます。

しかし、ストレスやイライラをそのままにして放置してしまうことで、4つのデメリットが生じることも。
  1. 集中力がなくなり仕事でのミスが増える
  2. 態度にあらわれたり八つ当たりすることで周りからの信頼が下がる
  3. 心身に悪影響を及ぼす
  4. 不満やイライラが止まらなくなる
そして、根本的な解決をするためには、やみくもに動くのではなく、原因を探った上で適切な対処を行うことが重要と言えます。
  1. 他人に惑わされすぎない
  2. 完璧主義になりすぎないようにする
  3. イライラしたときには無理をせず気分転換をする
  4. 仕事ができる環境を整える
  5. 仕事や職場が合っているかどうかを確認する
5つの対処法を実践してみましょう。

自分ではどうにもできない問題に直面したり、イライラが限界に達してしまったときには、転職を検討するのが一番です。

teacher
働く環境を変えることで仕事がやりやすくなる場合もあるため、転職を視野に入れつつ、仕事の見直しを行うことが大切と言えるでしょう。

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